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山形県立山形東高等学校,NTTコミュニケーションズ株式会社

2022年12月15日

山形県立山形東高等学校
NTTコミュニケーションズ株式会社

山形東高等学校とNTT Com、模擬国連をメタバース上で開催!

~オンラインでもリアルに近い体験を提供し、学びの質を向上~

山形東高等学校(以下 山形東高校)とNTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)は、生徒がオンライン上において議論・交渉・決議採択のインタラクティブ・コミュニケーションをリアルと同様に行える環境を創ることを目的に、模擬国連※1活動をメタバースプラットフォーム「NTT XR Space WEB(DOOR)※2」上で2022年12月15日から開催します。

メタバース上で模擬国連をする様子

1.背景

模擬国連は実際の国連会議と同様に生徒が議論・交渉・決議採択をする過程を体験することで、国際問題への理解や交渉術の深化を図る効果が期待できることから、世界中の大学や高校で採用されており、山形東高校でも授業の一環として取り入れています。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、既存のWeb会議システムを用いてオンラインでの模擬国連を行う際、システム上の制約により多対多の交渉時のディスカッションを満足に深められないといった課題がありました。

そこで今回、山形東高校とNTT Comは、レノボ・ジャパン合同会社(以下 レノボ)と連携し、メタバース上に模擬国連を再現しました。遠近感のあるメタバース空間でアバターを活用した交渉・発表などを通じてリアルに近い体験を提供します。また、場所・人数の制約を無くし、より多くの生徒の参加機会を創出することで、他者との協働を通じて社会問題の解決に主体的に貢献する人材の育成と、将来の国際社会におけるリーダーの輩出に寄与することをめざします。

2.概要

(1)実施期間

2022年12月15日~2023年3月31日(予定)

(2)内容

以下①~④の空間をメタバース上に構築します。

①模擬国連メイン会場    :学生が模擬国連をメインで実施する空間

②展示ルーム        :検討資料などを展示しながら個別ディスカッション可能な空間

③個別検討ルーム      :会議中や会議期間外に個別に作戦会議を行うことが可能な空間

④休憩・カフェテリア    :会議中の休憩、リフレッシュなどを行うことができる空間

①模擬国連メイン会場

②展示ルーム

③個別検討ルーム

④休憩・カフェテリア

参加者はアバター(分身)の姿で、メタバース空間内の回遊や他のアバターとのチャットや音声によるコミュニケーションを自由に体験することができます。さらに、アバター同士の距離に応じて声の大きさが変化するため、他の参加者との「距離感」をより感じることができ、オンライン上でもリアルで実施しているような体験が可能となります。

Web会議ツールを活用した従来のオンライン開催では、全体会議から個別のディスカッションへ移る際に、あらかじめ決めたメンバーで集合する必要があり、状況に応じた柔軟なディスカッションが難しいという課題がありました。メタバース空間で実施することでディスカッションの流れに応じて、同じ意見の人と次の会話を行うなど、話す相手・人数を自由に変えながらディスカッションをすることが可能になります。

(3)各者の役割

①山形東高校   :メタバース空間を活用した模擬国連の実施

②NTT Com    :メタバースプラットフォームの提供、メタバース空間の企画・構築支援

(参考)レノボ    :メタバース空間の企画・構築・運用支援

4.今後の展開

山形東高校は、山形県内さらには国内外の学校との連携を模索しながら、リアルまたはオンラインにおける模擬国連活動のさらなる普及に貢献します。また、NTT ComはXRを活用し、時間と空間を超えた新たな学校体験の提供をめざします。

※1:模擬国連(もぎこくれん、英語: Model United Nations; MUN)とは、国連会議などの国際会議を主に中・高・大学生などが運営も含めてシミュレーションする教育・サークル活動の一つで、1923年にアメリカのハーバード大学にて開催された「模擬国際連盟(Model League of Nations)」が祖とされています。国際政治の仕組みを理解し、国際問題の解決策を考える過程を体験できることから、教育プログラムとしても高い評価を受け、現在では世界中の大学・高校において授業に採用されるほか、学生の課外活動としても親しまれています。

※2:NTT XR Space WEB(DOOR)は、株式会社NTT QONOQ(コノキュー)が運営する、バーチャル空間でイベントの開催やコンテンツの展示などに活用できるXRプラットフォームです。自分好みのアバターで3D空間内を自由に動き回れることでその場の臨場感を味わえるほか、多人数でも現実空間のようにスムーズなやり取りが行えるなど、Web会議とは違ったコミュニケーションを体験することができます。

関連リンク

本件に関するお問い合わせ先

山形県立 山形東高等学校

release_yamagatahigashi-h@ml.ntt.com


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