お客さま各位

日頃よりワイドスターサービスをご愛用いただき、誠にありがとうございます。

衛星電話サービス(ワイドスターⅡ)の衛星設備におけるソーラーパネルの発電電力の低下に伴い、今後のサービスの中断などの可能性につきまして、ホームページなどを通じてお客さまへお知らせしておりますが、代替方法やサービス継続の方策につきましても、現在様々な取り組みを進めており、その状況についてお知らせいたします。

【衛星の状況について】

ソーラーパネルの発電状況につきましては、現時点ではその後の大きな電力低下は見られておりません。現在の状況に変化がなければ、近々のサービス中断の可能性は低いと思われますが、万が一の状況に備えて監視を継続しております。今後、状況の変化がある場合は、速やかにホームページなどでお知らせいたします。

弊社といたしましては、サービス継続のための方策や代替方法について以下対策を進めております。

【新しい衛星の活用の展望】

既に打ち上げを完了している次期衛星電話サービス「ワイドスターⅢ」用の通信衛星を活用し、ワイドスターⅡをご利用できるようにするための検討を実施しています。早期の実現に向けて取り組んでおりますが、この対策の見通しが得られた場合は現在ご利用のワイドスターⅡの端末や設備は当面継続してご利用いただくことができると考えております。詳細についてはこちらをご覧ください。

【代替端末について】

一部船舶にてご利用のお客さまで、ワイドスターⅡ以外の他の通信設備を装備されていないことなどにより、船舶の運行に支障のあるお客さまに、数に限りはございますが、当社より予備としてお使いいただくための代替端末をご準備させていただく予定です。該当のお客さまには別途お知らせいたします。

次期衛星電話サービス「ワイドスターⅢ」につきましては、2023年度初頭のサービス提供開始を目標に開発を進めております。正式な開始時期が決まり次第、あらためてお知らせいたします。

サービスの運用状況につきましては、下記ワイドスターⅡサポートサイトにてご案内しております。FAQも準備でき次第ご案内いたしますので、ご覧頂ければ幸いです。https://support.ntt.com/widestar/

本件につきまして、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後も一層のサービス向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

<別紙>