2017年3月15日
亀田製菓「グローバル・フード・カンパニー」の実現に向けてグローバルICT基盤の拡張性やガバナンス強化を推進
〜「Enterprise Cloud」や「Office 365」などを組み合わせ、グローバルICT基盤を構築〜
NTTコミュニケーションズ(以下「NTT Com」)は、2017年3月15日より、亀田製菓株式会社(本社:新潟県新潟市、以下「亀田製菓」)のグローバルICTパートナーとして、企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」や「Office 365※1」などを組み合わせ、亀田製菓の国内外40拠点/従業員約1,500名が利用するグローバルICT基盤を一元的に提供します。
本クラウド化により、ICTリソースの最適化だけではなく、加速するグローバル展開に対応可能な拡張性やグローバルガバナンスの強化などを実現しています。
1.背景
亀田製菓は、国内米菓市場においてトップシェアを誇る米菓メーカーとして、「亀田の柿の種」や「ハッピーターン」などの人気商品を50年以上製造、販売しています。2017年に設立60周年を迎える同社では、2020年度を見据えた戦略「グローバル・フード・カンパニー」の実現に向け、北米やアジア地域での市場開拓を推進するにあたり、柔軟かつセキュアなグローバル共通の事業基盤が必要であると判断し、NTT Comの提供するマルチクラウドソリューションを選定しました。
2.概要
グローバル共通のクラウド型コミュニケーションツールとして、メール、スケジュール管理やWeb会議などの様々な機能を、亀田製菓の従業員が世界中どこからでもセキュアに利用できる環境を提供します。これにより、社内外で活動する従業員がデバイスや場所にとらわれない、効率的なコミュニケーションを通じた生産性の向上を実現します。
NTT Comの企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」とVPNサービス「Arcstar Universal One」の接続オプションサービス「Multi-Cloud Connect」や、リモートアクセス基盤「Workspace Mobility」と「Office 365」、これらを組み合わせたマルチクラウド環境により、事業拡大に迅速に対応できる柔軟性と信頼性を両立したグローバルICT基盤を実現しています。
<亀田製菓 グローバルICT基盤イメージ>
3.亀田製菓 システム開発部長 横田 義博氏のコメント
サービス選定では、既存ネットワークとの親和性や海外サポートの充実などの観点からNTT Comを採用しました。現在、メールは止められない重要なビジネスツールになっている中で、安全性・将来性に優れたご提案をいただきました。今後、Web会議などの有効活用により、社内コミュニケーションが更に活性化されることを期待しています。
亀田製菓グループは、グローバル・フード・カンパニーを目指しており、世界中にいる当社グループのメンバーが相互に円滑なコミュニケーションが取れる環境が必要となります。今後、更なる生産性向上を目指し、海外子会社でのグループウェアなどの展開を予定しております。
(参考)※2016年3月末現在
亀田製菓株式会社:https://www.kamedaseika.co.jp/
本社所在地:〒950-0198 新潟県新潟市江南区亀田工業団地3丁目1番1号
代表取締役会長CEO:田中 通泰
代表取締役社長COO:佐藤 勇
資本金:19億4,613万円
設立:1957年8月
<記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。>
※1:Office 365を閉域接続で利用する場合は、マイクロソフトによる事前確認が必要です。
本件に関するお問い合わせ先
2017-R021