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2017年6月14日

スムーズなAPI連携でデジタルビジネスを推進する「API Gateway as a Service」の提供を開始

〜外部とのAPI接続を容易にし、xTechビジネス連携を加速〜

2023年10月1日追記
「API Gateway as a Service」は2023年9月30日をもって新規販売を終了しました。
また、2026年度末をもってサービスの提供を終了します。

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)は、複数のシステムで利用するAPIを統合管理し、外部との接続を支援する「API Gateway as a Service」を、2017年7月より提供開始します。

本サービスは、APIの認証や権限管理を一括で行うことができ、多数のAPIが存在する場合にも、その管理を効率化します。また、外部連携機能(APIマッシュアップ)を標準で備えているため、他のサービスとのAPI連携をスピーディーかつ容易に実現することができ、お客さまの新たなデジタルビジネスの創出を加速させます。

また本サービスは、運用自体をお任せいただく保守運用プランがセットになっているほか、API公開に向けてのコンサルティングや導入支援プログラムなどもオプションとして提供します。

<サービス概要イメージ>

イメージ

1.背景

近年、金融や流通、農業や教育分野など、多種多様な業界でxTech (FinTech/RetailTech/AgriTech/EdTechなど)と呼ばれる動きが注目されています。xTechとは、企業が内部に有していたビッグデータやシステムをAPI化することによって外部に公開し、パートナーやエンドユーザーと共に新たなデジタルビジネスを創出する取り組みのことです。しかし企業経営において、xTechを推進するためには、 煩雑なAPIの認証や権限管理などへの対処が必須となります。

NTT Comは、2014年より、企業のお客さま向けに「NTTコミュニケーションズ APIゲートウェイ(以下、API Gateway)」基盤を整備し、NTT Comが提供するサービスのAPIマネジメントや保守運用を行い、ノウハウを蓄積してきました。

NTT Comは、「API Gateway」の運用ノウハウを活用し、「API Gateway as a Service」の提供を開始します。

2.特長

(1) ニーズの高い、きめ細かなマネジメント機能を網羅したAPIゲートウェイ

異なるインターフェースのAPIを統一された仕様に変換したり、一括して認証したりといったベーシックな機能に加え、グループ単位でアクセス制御が可能な権限管理機能[別紙1]、またDDoS対策やマネジメントセキュリティサービスによる高度なセキュリティ対策機能を利用することができます。

提供機能の一覧については[別紙2]を参照ください。

(2) 選べるIaaS基盤と高品質な保守運用プランのセット提供で、お客さまの運用稼働を削減

IaaS基盤はNTT Comの「Enterprise Cloud」および、「Hybrid Cloud with Microsoft Azure」に対応しており(対応IaaSは今後順次追加予定)、お客さまの既存環境と親和性の高いIaaSを選んでいただけます。また、「API Gateway」におけるノウハウを生かした、高品質な保守運用サポートがセットになっているため、お客さまはAPIマネジメント基盤の導入や環境整備・保守運用に稼働をかけることなく、デジタルビジネスの推進に専念することができます。

3. 提供メニューと料金

提供メニューについては[別紙3]参照。

料金については、NTT Com営業担当者までお問い合わせください。

4.提供開始日

2017年7月中旬

なお、2017年6月14日・15日に東京で開催される「Google Cloud Next ‘17 in Tokyo」において、NTT Com担当者より本サービスの概要とロードマップについて講演します。

5.今後の展開

NTT Comは、今後国内外のSaaSプロバイダーとの連携を強化し、課金機能や決済機能など、お客さまのデジタルビジネスに求められるバックエンド機能を、本サービスのオプションとしてご利用いただけるよう機能を拡充していきます。

加えて、お客さまが既にお使いのクラウド環境でもご利用いただけるよう、「API Gateway as a Service」の対象クラウドを順次追加していきます。第一弾として、株式会社エヌ・ティ・ティ・データのクラウドサービスにおける利用に対応する予定です。

本件に関するお問い合わせ先

経営企画部

統合カスタマポータル開発タスクフォース

加藤、緒方、田中、中島

2017-R056

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