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2024年3月27日

法人向け5G総合コンサルティングサービス
「docomo business プライベート5G」の提供を開始

~混雑エリアでも安定した通信を実現する「5Gワイド」をラインナップ~

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、法人のお客さま向けに5G(第5世代移動通信システム)の総合コンサルティングサービス「docomo business プライベート5G」(以下 本サービス)の提供を2024年4月22日より開始します。

また、本サービスのメニューとして新たに「5Gワイド」を提供します。「5Gワイド」は、スライシング※1にも活用可能な無線ネットワークのパケット優先制御機能を用いて、混雑エリアや時間帯においても通信の安定化・速度向上に貢献するもので、5Gエリアに限らずLTE(PREMIUM 4G)エリア※2を含む広範囲でご利用いただけます。

1.背景

5Gは、その普及が進む中、映像中継や遠隔医療、ARを活用した遠隔作業支援など、さまざまなユースケースでの活用が広がっています。特に産業分野においては、 交通管制や救急搬送などの用途に加え、駅・ターミナルなどにおける業務用通信での活用も進んでおり、混雑エリアや時間帯においても安定した通信を実現したいというニーズが高まっています。

これらのニーズに応えるため、ローカル5G※3やMEC※4、スライシングなど、さまざまな機能の開発が進んでいますが、お客さま自身が自らの用途や環境に対する最適な手段の検討が難しいという課題があります。

2.本サービスの概要と特長

本サービスは5Gをはじめとしたモバイルネットワークをお客さまのご要望に合わせ、エリア調査から設計・構築・導入支援まで幅広くサポートする総合コンサルティングサービスです。主な特長は以下の通りです。

(1)お客さまの用途・環境に合わせ最適な5Gネットワークをご提供

本サービスは「エリア構築」※5や「キャリー5G」※6、「ローカル5G」、「5Gワイド」といったメニューの中から、お客さまの用途や環境をヒアリングし適切な通信環境の提案と構築を支援します。 

(2)閉域接続メニューで安心かつ柔軟なネットワーク提供が可能

本サービスは、「docomo MEC」※7や「アクセスプレミアム」※8など、閉域接続メニューを準備しており、モバイルネットワークと組み合わせることでセキュアかつ柔軟な通信環境を提供します。例えば、「docomo MEC」と「5Gワイド」を組み合わせることで、ライブ映像伝送や遠隔制御、危険感知といったリアルタイムかつ安定した通信が求められる要件にも幅広く対応することができます。

3.「5Gワイド」の概要と特長

「5Gワイド」は混雑エリアや時間帯においても安定した通信を実現するモバイルネットワークサービスです。主な特長は以下の通りです。

(1)ワイドな通信帯域

「5Gワイド」は、一般ユーザーと比べ優先的にパケットを割り当てることで、混雑エリアや時間帯においても安定した通信※9の維持および、通信速度の向上に貢献します。

(2)ワイドな利用可能エリアと、幅広いご利用端末

通信の安定化・速度向上に寄与する「5Gワイド」は、全国の5GエリアだけではなくLTE(PREMIUM 4G)エリアでも利用が可能です。また、ドコモが提供する5G契約のSIMに対応する5G/LTE端末であれば利用可能です。

4.提供開始日

2024年4月22日

5.お申し込み方法

NTT Com営業担当者にお問い合わせいただくか、docomo business プライベート5Gポータルサイト(4月22日公開予定)からお問い合わせください。

6.今後の展開

今後は、5G SA※10のスライシング機能を活かし、用途に応じて最適なネットワークリソースを割り振るなど、さらに幅広いご要望にお応えできるよう本サービスのメニューの高度化・充実化につとめます。また、これまで5Gの各種サービスをご活用いただいているお客さまやパートナー企業と連携しながら新しい価値の創出や社会課題の解決に貢献します。


NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。

NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X®」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。

※1:スライシングは端末種別やサービスごとに最適化されたネットワークを複数作成し管理する技術です。

※2:LTE(PREMIUM 4G)エリアはこちらからご確認ください。
https://www.docomo.ne.jp/area/servicearea/?rgcd=03&cmcd=LTE&scale=2048000&lat=35.690767&lot=139.756853&icid=CRP_AREA_premium_4g_txt01_to_CRP_AREA_servicearea

※3:ローカル5Gは企業などが通信事業者に頼らず自社の建物や土地において独自の5Gネットワークを構築することができるサービスです。

※4:MECはモバイル機器からのアクセスに特化し、端末本体や端末の近くに分散配置されたエッジサーバーでデータを処理・分析する技術です。

※5:「エリア構築」は自社ビルや工場など、お客さまのご要望に合わせて恒久的に5Gエリアを構築するサービスです。

※6:「キャリー5G」は期間限定で、ご要望の場所に5Gエリアを構築するサービスです。

※7:「docomo MEC」はMEC技術を活用した株式会社NTTドコモのサービスです。詳しくは下記をご参照ください。https://www.mec.docomo.ne.jp/

※8:「アクセスプレミアム」はお客さまのネットワーク環境とモバイルネットワークをダイレクトに接続することで、インターネットを経由しない、セキュアな通信環境を提供するサービスです。

※9:優先制御機能のため、サービス品質を保証するものではありません。

※10:SAは5G専用のコアネットワーク設備である5GC(5G-Core)と、5G基地局を組み合わせて通信を行う方式です。将来的にはスライシング機能に対応し、多様なニーズに柔軟に対応する最適なネットワークが提供可能となります。

*「docomo MEC」、「アクセスプレミアム」、「PREMIUM 4G」、「キャリー5G」は、株式会社NTTドコモの商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

プラットフォームサービス本部

5G&IoT部 5Gサービス部門


本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

経営企画部 広報室


<別紙>(パートナー企業からのコメント)

株式会社TBSテレビ
メディアテクノロジー局未来技術設計部長 平林雅之

弊社では日々の生中継や放送サービス、映像伝送において衛星伝送やマイクロ波伝送などの無線伝送を多用しています。近年ではLTE、5Gネットワークの普及により公衆無線ネットワークを利用した伝送も増えています。しかし、公衆無線ネットワークを利用する場合、混雑時など、ネットワーク状況によっては伝送品質確保が困難な時もあります。そこで、伝送の安定化が望める「5Gワイド」サービスは報道・情報番組に限らず広い番組制作シーンで、より機動的かつ柔軟な番組制作を可能にすると思っています。

また、弊社は「5Gワイド」からさらに進んだ「スライシング」技術にも大きな期待を寄せています。今後もNTTコミュニケーションズ様とともに、新しいテクノロジーを活用したエンターテインメント価値向上を目指していきたいと思います。

国立大学法人 神戸大学
医学部附属病院国際がん医療研究センター 副センター長 山口雷藏

我々はNTTドコモ様、メディカロイド様とともに内閣府・神戸市による交付金事業として、「商用5G網を介した遠隔ロボット手術支援の社会実装を目指した開発プロジェクト」を実施しています。

外科医のなり手不足に加え、この4月から始まる医師の働き方改革によって、ますます増大する外科医療の地域格差を改善し日本の外科医療の均てん化・ボトムアップを図るこのプロジェクトへの期待は大きなものがあります。

手術ロボットが行う微小で繊細な操作を遠隔から確実に行い指導するためには、低遅延で揺らぎの少ない安定した通信が必須です。商用通信網におけるこの「5Gワイド」の実装はその大きな力になるものと期待しております。

2024-R033

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