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SaaS型グループウェアサービス「グローバルメッセージング」の提供について
~ユビキタスなICT環境を実現する「BizCITY」コンセプトに基づく新サービス~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトを実現する新サービスとして、ビジネスの中核をなすメール機能や業務に欠かせないグループウェアの管理・運用をアウトソースし、SaaS型サービスとしてご利用いただける「グローバルメッセージング」を、平成21年4月1日より提供開始します。
1.提供背景
企業活動のグローバル化に伴い展開してきた海外オフィスやデータセンターを集約するといった、グローバル規模でのICTを活用したTCO (Total Cost Ownership) 削減が一層重要になってきています。中でも、重要なビジネスコミュニケーションツールであるメール機能は、安定した運用が求められるのみならず、SOX法などの法令に対する企業コンプライアンス対策として、メールサーバーの統合のニーズが高まっています。
2.サービス概要(別紙1)
重要なビジネスコミュニケーションツールであるメール機能について、NTT Comのデータセンターでホスティングすることにより、アジア各国や各オフィスに散在するお客さまメールサーバーを統合することが可能です。通常のメール機能に加えて、SaaS型Webメールとしてもご利用頂けます。また、スケジューラ、ファイル管理、社内施設予約などの各種グループウェア機能も提供します。これら機能をSaaS型でご利用いただくことにより、ICT管理コストを削減するとともに、初期導入にかかるコストを押さえつつ、高信頼で安定したサービスの利用が可能になります。「仮想オフィスホスティング」と組み合わせてもご利用できます。
基本的なメッセージングサービスはもちろん、ファイアウォールやインターネット接続などのネットワークサービス、携帯端末からのリモートアクセスサービスなど、データセンターにおけるホスティング環境を柔軟に構築することが可能です。
3.提供グループウェア(別紙2)
(1) Hosted Exchange「Hosted Exchange」は、メール管理に関わる負担を軽減し、メールをビジネスの強力な武器としてご活用いただけるメッセージ統合管理サービスです。お客さま専用エクスチェンジサーバー(Microsoft® Exchange 2007)により提供します。専用型であるため、個別のお客さまのニーズに合わせたカスタマイズが容易です。
※利用イメージ(別紙3)
(2) TeamWorks™「TeamWorks™」は、通常のメーラーによる利用に加えて、ウェブブラウザ環境だけでもWebメールとして簡易にご利用可能な、共用型のグループウェアです。基本的なメッセージングサービスはもちろん、スケジューリングやファイル管理機能も備えています。共用型である為、導入時の初期投資を最小限に抑え、迅速にサービスのご利用開始が可能です。
※利用イメージ(別紙4)
4.提供料金
(1) Hosted Exchange (算定モデル:利用ID数500の場合)- 初期料金: 135万円(税抜き)
- 月額料金: 135万円(税抜き)
※導入に際し、別途コンサルティングおよび設計費が必要となります。
(2) TeamWorks™ (算定モデル:利用ID数200の場合)
- 初期料金:40万円(税抜き)
- 月額料金:40万円(税抜き)
5.運用サポート
日本語: 平日9時~18時
英語・中国語: 24時間365日
6.提供エリア
香港のデータセンターでホスティングをし、アジア地域(香港、中国本土、台湾、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナム、タイ、インド)を対象にサービスを提供します。今後他の地域へ順次拡大予定です。
7.サービス開始予定日
平成21年4月1日