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「Bizホスティング グローバル」の提供開始について
~「BizCITY」コンセプトに基づく高品質でグローバルなクラウド基盤の拡充~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトのもと、平成22年1月より米国・欧州・アジアの3地域に所在するNTT Comプレミアムデータセンターにて、高品質且つグローバルで仕様を統一した仮想ホスティングサービス「Bizホスティング グローバル」を提供開始します。
これにより、NTT Comはネットワーク一体型で安価な「Bizホスティング ベーシック」、高品質で保守・運用面も充実した「Bizホスティング エンタープライズ」を国内で提供すると共に、グローバルでも高品質なクラウド型仮想ホスティングサービスを提供することで、あらゆる企業のお客さまニーズに対応してまいります。(別紙1)
1.提供背景
IT資産の有効活用や運用効率化によるTCO(Total Cost of Ownership)削減や環境負荷削減のために、1台のサーバー上でWebサーバーやメールサーバーなど複数の機能を共存可能にする仮想化技術を利用したホスティングサービスを活用する企業が増えています。
特にグローバルにビジネスを展開する企業においては各国に点在するサーバーを集約する際、地域ごとの集約によって通信遅延を回避したい一方、環境・仕様の統一や一元的な運用管理・サポート、契約窓口の一元化といったワンストップ対応のニーズが高まっています。
これまで海外では、仮想化技術を利用したホスティングサービスを個別仕様で提供してまいりましたが、そのような仕様の統一化や一元管理のニーズに対応するため本サービスを提供します。
2.サービスの特長
(1) 初期投資の最小化と迅速なサービス導入
お客さま自身で新規にサーバーを立ち上げる際に必要な設計、構築、運用をNTT Comにアウトソーシングすることにより、複数の海外拠点においても迅速なサービス導入を実現します。また、資産取得は不要であるため、初期投資を最小化します
(2) リソースの効率利用と柔軟な増減
高品質なグローバルネットワークへ接続しているプレミアムデータセンターへホスティングされた仮想化サーバーへアクセスすることで、サーバーリソースの効率利用、利用状況に応じた柔軟なリソース増減、それらに伴うコスト削減など、仮想化のメリットを最大限に活かすことができます。
(3) 一元監視・運用
お客さま専用のカスタマポータルにより、グローバルに分散した各拠点における仮想サーバーの状況確認、起動・停止などの操作が一元的に可能となるため、運用の効率化および管理コストの削減も実現できます。
(4) オプションサービス
仮想化のメリットを最大限に活かしながら、メールやWeb、各種グループウェアといった任意の業務アプリケーションを統合した形で利用することが可能となります。
<サービスイメージ>3.サービスメニュー(詳細:別紙2参照)
*1: CPU コア : CPU内に格納されている実際に処理を行う演算素子
*2:外部ストレージ : ストレージエリアネットワーク (SAN) を介してアクセス可能な大容量ストレージ
4.システム構成例と概算料金
別紙3参照
5.提供エリア
米国、欧州、香港
(シンガポールも次フェーズで提供開始予定)
6.提供開始時期
平成22年1月(予定)
7.その他
「Bizホスティング グローバル」について下記のイベントにて展示します。イベントの詳細や参加申込みについては公式Webサイトをご覧ください。
NTT Communications Forum 2009 (会場:帝国ホテル東京)
URL:http://www.ntt.com/forum/ ...事前登録制(無料)