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企業向けクラウド型PC管理サービス
「Bizセキュリティ PCマネジメント」の提供について
~「BizCITY」コンセプトのもと、企業の新たなPC管理を提案~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、いつでもどこでも、安心便利に業務ができるICT環境を提供する「BizCITY」コンセプトを実現する新サービスとして、ビジネスに欠かせないツールであるPCのセキュリティ対策と資産管理業務を統合し、クラウド型で低コストの運用を可能とする「Bizセキュリティ PCマネジメント(以下、PCマネジメント)」の申込受付を2010年4月1日より開始します。
1.提供背景
企業経営において大きな脅威となりうる情報漏えいは、自社で利用しているPCに対して「最新のパッチファイル適用」や「外部媒体への書き出し制限」などのセキュリティ対策が実施されていないことが主な要因となっています。対策を確実に実施するためには、対象となるPCの資産管理(ハードウェアやソフトウェアのライセンス数の把握)の徹底が必須です。しかし、これまではPCの資産管理と各種セキュリティ対策を統合的に実現するために、企業の情報システム管理者が複数の異なるシステムやサービスを導入・運用・管理する手間やコストがかかりました。また、企業の海外進出が活性化するにともない、海外拠点においても国内と同様のセキュリティポリシーの運用が求められるようになっています。
NTT Comはそのような課題を「Bizセキュリティ PCマネジメント」で解決します。
2.サービス概要 (別紙)
(1) 資産管理とセキュリティ対策を統合したメニューを提供
〔1〕 社内ネットワークに接続されているだけで、把握していないPCも自動検出できるため、PCの資産管理が漏らさず可能です。
〔2〕 資産情報をベースにした端末ごとのセキュリティ対策を網羅的に実現します。
- パッチファイル適用が必要な端末の一覧表示やパッチの一斉適用
- 外部媒体への書き出し制限、アプリケーションの起動制限、履歴の記録など情報漏えい対策に対応
〔3〕 資産管理の副次的効果
- ライセンス違反の予防、払いすぎライセンスの適正化(コンプライアンス対策、コスト削減)
- 管理下PCの電源設定状況の見える化や設定管理(グリーン化対策)
(2) リモートからリアルタイムでPCの一元管理を実現、海外拠点も自在に管理
- 国内はもちろん、海外拠点など目の届きにくい拠点のPCの利用状況もリアルタイムに把握
- 各種設定変更もリモートで実行可能なため、本社から一括で各拠点の管理が可能
- 多言語OS対応(日英中仏独)を提供。英語対応可能なヘルプデスクをオプションで提供し、海外拠点サポートも充実
(3) クラウド型で提供し、低コストでの運用が可能
- 基本プラン+オプションサービスで、簡単に必要な機能だけを無駄なく導入
- クラウド型のため、システムの導入稼動、保守運用稼動を大幅に軽減
3.提供プラン・料金
■初期料金(税込)
105,000円~
(サービス登録作業費、設定作業費、管理者向けマニュアルなどの提供が含まれます。)
■月額料金(税込)
(1) セキュアバリュープラン: 1,050円/ID~(お得な推奨プラン)
資産情報の収集、パッチ管理、ウイルス定義ファイル管理、
セキュリティ構成設定情報確認/変更、アプリケーション制御、
外部デバイスへの書き出し制御、月次レポート
(2) ベーシックプラン: 525円/ID~(導入プラン)
資産情報の収集、パッチ管理、ウイルス定義ファイル管理、月次レポート
※その他オプションサービス
- ファイル配布(アプリケーション配布/導入、顧客指定ファイルの配布)
- 電源設定(グリーン対策:電源設定確認/変更、消費電力レポート)
- 非管理PC検出(非管理PCの検出、レポート)
- 海外向けヘルプデスク(英語対応)
4.申込受付開始日
2010年4月1日
5.今後の展開
今後、管理対象端末としてスマートフォンにも対応予定です。