2013年12月16日
米ガートナー社のクラウドリカバリーサービス事業者評価レポートで
NTTコミュニケーションズが最高評価を獲得
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、米大手ITアドバイザリ会社ガートナー社が2013年11月に発行した、クラウドを活用したバックアップやリカバリーサービスをグローバルに提供する事業者の提供能力を評価するレポート「Critical Capabilities for Recovery as a Service (RaaS) 2013」において、評価対象となった11事業者中、最高評価を獲得しました。
本レポートは、ガートナー社が、各社が提供するクラウド型のバックアップ、リカバリーサービスを、品質と実現性に関する6つの評価軸それぞれにつき、5段階で評価するものです。今回の“RaaS”における6つの評価軸は、[1]サービスの総合評価*1, 4つの利用ケース([2]アプリケーションデータの復旧、[3]基幹系システムの復旧、[4]障害時のアプリケーション復旧運用、[5]アプリケーション切換)における適応性の個別評価、[6]4つのケース総合評価、で構成されます。
また、本レポート評価対象の11社は、クラウドを活用したバックアップ、リカバリーサービス(RaaS)の提供能力や提供実績など、ガートナー社が設定した基準*2に合致する、通信事業者、SI事業者、ハードウェアベンダー、クラウドサービス事業者などです。
NTT Com のバックアップ・リカバリーサービスは、6つの評価軸のうち、5つの軸*3において評価対象11事業者のうち最高評価を獲得しています。
”Critical Capabilities for Recovery as a Service (RaaS) 2013”の詳細は以下ガートナー社公式サイトよりご覧ください。(英語のみ)
http://www.gartner.com/reprints/ntt-com?id=1-1NE41A6&ct=131125&st=sb
NTT Comは、「Bizホスティング Enterprise Cloud」などのクラウドサービスにより、お客さまのシステムやデータのバックアップやリカバリー機能をもつICT基盤をグローバルで提供中です。また本レポートの評価対象サービス「Cloud Recovery」は、現在米国のお客さまを中心に提供中です。ご利用のお客さまは、対策が必要なアプリケーションサーバに対して、ポータルサイトから、復旧用リソース追加、切替テスト実施、障害時の本番環境から復旧用リソースへの切替が実現でき、これらは分単位の従量課金により提供されます。「Cloud Recovery」と「BizホスティングEnterprise Cloud」、コロケーションエリアの物理サーバとの連携(ハイブリッド提供)も予定しています。
(参考)ガートナー社について
1979年に創設されたガートナーは、米国コネチカット州スタンフォードに本拠を置く業界最大規模のITアドバイザリ企業です。世界に85の拠点を持ち、約1,390人のリサーチ・アナリストおよびコンサルタントを含む5,300人以上のアソシエイツで構成されています。
関連リンク
*1:物理および仮想サーバ双方へのサポート、低価格でのテスト環境の提供、復旧期間および復旧ポイントの保証オプション、明確な課金体系、柔軟なレポーティングサービス、セキュリティおよびコンプライアンス、特定業界における規制対応、などの項目による評価
*2:1年以上のサービス提供実績、50以上の仮想的システムサポート、25社以上の顧客実績、IaaSの補完サービスとしての提供、SLAの提供、ネットワークの耐障害性、従量課金というなどの基準
*3:[1]サービス総合評価、4つの利用ケースのうち3ケース ([3]基幹系システムの復旧、[4]障害時のアプリケーション復旧運用、[5]アプリケーション切換)、[6]ケース総合評価、で最高評価を獲得