2014年3月24日
企業向けクラウドメールサービス
「Bizメール」のグローバル展開について
~アジア地域から販売開始~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、日本国内で豊富な導入実績を誇るクラウドメールサービス「Bizメール」について、海外での販売を開始*1します。
まずアジア地域において、2014年3月24日に台湾で販売を開始し、7月にはシンガポールおよびベトナムでの販売を予定しています。その後は、他のアジア・オセアニア地域や、米国への展開を検討していきます。
1.背景
日本企業の海外市場への進出が増え続ける中*2、現地での拠点開設時に、メールやファイル共有サービスなどのコミュニケーション基盤を、安価かつスピーディーに立ち上げたいというニーズが高まっています。またその際に、ビジネスでの利用であるため、フリーメールなどではなく信頼性が担保されたサービスであることも求められています。
このような状況を踏まえ、NTT Comでは、日本国内で20万ID以上の導入実績を誇る「Bizメール」を、日本国内と同等の品質かつ安価な価格でグローバルに展開します。
2.グローバル展開の予定
更なる経済活動の発展が見込まれるアジア市場をはじめとして、グローバルシームレスにサービスを展開する予定です。
まず2014年3月24日から、台湾においてサービスの販売を開始。 2014年7月には、アジア・オセアニア地域に「Bizメール」のサービス基盤を新設し、シンガポール、ベトナムでの販売を予定しています。その後は、他のアジア・オセアニア地域や、米国へ展開いたします。
3.「Bizメール」の概要と特長
(1) グローバルキャリアならではの信頼性と、ワンストップのオペレーション
<信頼性>
9ヶ国・地域、11拠点で展開しているNTT Comのクラウド基盤を利用し、順次「Biz メール」の基盤を拡大していきます。これにより、グローバル規模で信頼性の高い運用を実現します。
<ワンストップオペレーション>
「Bizメール」だけでなく、ネットワークやデータセンターも併せて一連のサービスの運用をワンストップで実現します。グローバル規模でのサービス運用時にも、障害発生時の迅速な切り分けと復旧が可能です。
また、今後「NTTコミュニケーションズ ビジネスポータル」に対応し、ネットワークから「Bizメール」まで、利用者自身が一括で管理できるようにする予定です。
(2) 企業利用に最適な操作性と社内コミュニケーションを支援するパッケージオプション
企業利用に適したユーザインタフェースを備えた高機能なWebメールを中心に、社員相互の情報流通を支援する共有スケジューラ、施設予約、企業向けSNS等のサービスをパッケージオプションとして提供します。
サービス機能例:
- 様々な条件を指定できる高度検索機能(基本メニューで提供)
- 簡単な操作で予定を共有できるスケジュール機能や施設予約機能(「スケジューラ」を含むオプションメニューで提供)
- 更新履歴とコメントを管理できるファイル共有機能(「企業向けSNS」を含むオプションメニューで提供)
さらに、海外拠点をスモールスタートで立ち上げたいというニーズに応えるため、拠点開設当初はメールだけを必要最小限のID数から提供するなど、柔軟な対応が可能です。
<画面イメージ>
(3) 複数国ドメインを階層表示できるグローバルアドレス帳を標準提供
グローバルで利用する際に必須となるグローバルアドレス帳を標準提供します。シンガポール、ベトナム、タイなど、グループ会社の現地法人が複数国、複数ドメインにまたがった場合にも、全てのアドレス情報をグローバルアドレスリスト上で階層表示することが可能なため、グローバルレベルでのコミュニケーション活性化が可能です。
4.メニューと利用料金
以下は台湾での利用料金です。月額利用料(税別)
- 工事料金(税別)
1申し込みあたり500台湾ドル(新規/追加/変更とも)
*1: 海外展開時のサービス名称は「Enterprise Mail」。
*2: ジェトロ『2012年度日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査』(2013年1月)によると、海外での今後(3年程度)の事業展開について、「拡大を図る」と回答した企業は65%に上る。
*3: キャンペーン価格での提供も実施しています。詳細はお問い合わせください。
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