2014年5月30日
中堅中小企業向けの営業支援・コンタクト情報管理サービス
「Biz eコンタクトアシスト」を提供開始
~スマートフォンのカメラから、名刺情報をクラウド上へ自動反映することも可能~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、営業活動に必須である、見込み顧客や取引先(リード)情報とその接触(コンタクト)情報を、クラウド上で管理できるアプリケーションサービス「Biz eコンタクトアシスト」を、2014年5月30日から提供開始します。
また、「Biz eスケジューラ*1」や「Biz Suite eカタログ*2」と併せて利用することでお得な価格になる「外販営業セット」の割引キャンペーンを実施します。
1.背景
中小企業の中には、コストの削減や業務効率化に次いで、ITを活用した「営業力・販売力の維持・強化」を経営課題として抱えている企業が多くあります*3。一方で、本格的なSFA/CRM*4の導入に際しては、「利用料金が高い」「初期の設定や導入トレーニングが負担」といった声が経営者から上がっています。また営業担当者からは、顧客情報に関して、入力/更新の簡素化や、社内での効率的な共有、外出先でのスピーディーな確認などができるサービスが求められています。
NTT Comは、これらの課題を解決するため、安価で導入しやすく、機動性に優れた「Biz eコンタクトアシスト」を提供します。
2.サービスの特長
顧客の名刺をスマートフォンやスキャナーで読み取ってデータ化し、リード情報としてクラウド上で管理・共有します。名刺管理・アドレス帳・簡易日報・コンタクト情報とそのステータス管理などの機能を備えます。<別紙参照>
(1) 顧客情報をクラウドで安全に共有
登録した連絡先情報(会社名・部署名・氏名・電話番号・メール・住所など)やコンタクト情報(メモ・議事録・属性・ステータスなど)を、社内で共有し、効率的な営業をサポートします。情報の公開範囲の設定も可能です。
(2) タイムリーな報告と指示による営業連携を実現
簡易日報機能により、見込み顧客などへのコンタクト状況や議事報告の登録と同時に、上司や関係者へメールで通知をすることができます。また、その報告内容に対して上司や関係者からコメントを返すことができます。
(3) BYOD*5にも対応し、外出先でも迅速なアクションが可能
NTT Comが提供する信頼性の高いクラウド基盤に保管された顧客情報は、スマートフォンやタブレットからいつでもどこでも参照できます。顧客の名刺や手帳を持ち歩く必要がなく、紛失時の漏えいリスクを回避します。
また、NTT Comの「Bizメール*6」や「050 plus for Biz*7」と併せて利用することで、社員個人のスマートフォンから利用する場合でも、社用メールアドレスや社用電話番号を使って顧客の連絡先に連絡することが可能になります。
(4) スマートフォンで情報入力の手間を大幅に削減
AndroidまたはiOSのスマートフォンで名刺を撮影するだけで、OCR(自動文字認識)により顧客情報をデータ化してクラウドに保管することができます。また、オペレーターが取得データの確認・補正を行うオプションサービスも提供します。
(5) 即時開通でスピーディーに導入
NTTコムストア「すぐに使えるビジネス向けアプリ」のWebサイトから申し込んで、即時に利用できます。直感的に操作できる分かりやすいインターフェイスで、導入トレーニングなどの負担もありません。
3.利用料金
■主な提供機能:リード登録、名刺読取OCR登録/スマートフォンカメラ登録アプリ、名寄せ/検索、世代管理、タグ/ステータス管理、コンタクト情報管理、簡易日報、コメント、共有/閲覧管理、最新情報通知など
■初期費用:無料
■月額利用料(税抜)
4.「外販営業セット」の割引キャンペーンについて
外回りの営業を支援するサービスである、「Biz eコンタクトアシスト」、「Biz eスケジューラ」と「Biz Suite eカタログ」のうち2つ以上のサービスをご契約いただくと、月額料金を5%割引します。NTTコムストア「すぐに使えるビジネス向けアプリ」からのお申し込みが対象です。
対 象: | 2014年5月30日から2014年8月31日までに利用開始されたお客さま |
適用期間: | 2014年5月から2014年12月の利用分まで |
関連リンク
*1: 企業向けのクラウド型スケジューラ。使いやすいガントチャートタイプのインターフェイスを備え、施設予約やグループの作成機能も備える。
*2: パンフレットやカタログを電子化してクラウド上に公開・管理し、マルチデバイスで閲覧できるサービス。例えば、顧客への営業において、タブレットを使って最新のカタログにアクセスしてプレゼンテーションするなど、効率的な営業の支援ができる。
*3: 中小企業庁「2013年版 中小企業白書」より。
*4: Sales Force Automation(営業支援システム)、Customer Relationship Management(顧客関係管理)のこと。顧客の情報とそれに関連する諸々の営業活動などをシステム上で統合的に管理し、営業活動の効率化や成果の向上のために活用するシステム。
*5: Bring Your Own Deviceの略。働き方改革やコスト削減のため、社員のスマートフォンなどの私有端末を、業務でも活用できるようにすること。
*6: 企業向けのクラウド型メールサービス。オプション機能を組み合わせることで、スケジューラやアドレス帳など、企業活動におけるコミュニケーションに必要な機能を総合的に提供。
*7: 企業向けのIP電話アプリ。スマートフォンのアプリから、通話料の安価な050番号のIP電話を利用できる。また、業務で利用した通話料金のみを精算することが可能。
本件に関するお問い合わせ先
アプリケーション&コンテンツサービス部
Biz eコンタクトアシスト
佐々木、南原、後藤
03-6733-9658
すぐに使えるビジネス向けアプリ、外販営業セット
坪内、奈良
03-6733-9623