NTTコミュニケーションズ (略称:NTT Com)は、平成19年6月5日より日本の携帯電話から中国の携帯電話へのショートメッセージ(SMS*1)に送信できる「メール通(つう) *2」サービスに、新たに中国語翻訳機能の提供を開始します。
これまでiモード、EZweb、Yahoo!ケータイの公式サイト「Café China」で提供している「メール通」は、中国の携帯電話に送信するメッセージの入力を漢字または英数字に限定していましたが、中国語翻訳機能の追加により、日本語で入力したメッセージ本文を中国語に翻訳し、中国側の携帯電話に送信することが可能になります。
これにより、中国語が分からなくても、中国側の携帯電話利用者との間で、携帯電話のメッセージによるコミュニケーションが可能となります。
本翻訳機能は無料です。(「Café China」利用料315円/月(税込)のみで利用可能です)
2008年の北京オリンピックを控え、日中間の通信需要が高まりつつある中、若い世代の相互交流を促進するため、日本の携帯電話による中国語翻訳機能のみでなく、中国側の中国携帯電話にも日本語翻訳機能を追加することを検討していきます。
今後、「Café China」は日中間コミュニケーションプラットフォームとして、日中間の民間交流の拡大に貢献していきます。
*1 SMS(ショートメッセージサービス)
ヨーロッパ・アジアで広く普及している第2世代携帯電話規格であるGSM(Global System for Mobile Communications)のテキストメッセージ送受信サービスで、eメールとの互換性はありません。中国における2006年のSMS利用実績は、送信総数で4296億7,000万件に達し、前年比41 %増となりました。(出所:中国情報産業部2007年1月発表統計)
*2 メール通
NTT Comが提供する日本と中国の携帯電話端末間で、メッセージのやり取りができるサービスです。本サービスは中国語簡体字コード(GB2312)と日本語漢字コード(S-JIS)の相互変換、およびSMS形式とeメール(一部Webメール)への相互変換を行うことで、文字化けを起こさずに日中の携帯電話端末間のコミュニケーションを実現させるものです。
(参考URL)
Café China(PC/携帯サイト共通) |
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