情報漏えい防止ソリューション
「V-Pack DRMタイプ」の提供開始について
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、社外へ電子ファイルを送信する際、簡単・安全に受け渡しができ、送信時にファイル利用権限(閲覧・更新可否・印刷可否など)の設定やネットワーク経由で送信後の利用権限変更が可能な法人向け情報漏えい防止ソリューション「V-Pack DRMタイプ」の提供を2011年3月1日より開始します。
1.提供背景
情報漏えい事件が発生し続ける中、社外へ送信した機密情報を管理し、さらにはその情報が漏れることも予め想定した対策が求められてきています。しかし、企業が委託先などの社外に送信した情報は、その管理が送信先に任され、コントロールが非常に困難です。このような問題を解決するために、DRM(Digital Rights Management)と呼ばれるコンテンツ管理技術をビジネスシーンへ適用し、社外に電子ファイルを送信した後でも情報の管理を可能とする情報漏えい防止ソリューションを提供します。
2.概要
委託先などの社外へ簡単・安全に電子ファイルを送信でき、電子ファイル送信時の利用権限(閲覧・更新可否・印刷可否など)や利用期間の設定、および送信後の利用権限変更が可能なソリューションです。ファイル利用をネットワーク経由で即座に停止することもできるため、ファイル流出など万が一のインシデントが発生した場合でも、情報漏えいの拡散防止を実現します。
3.特長
簡易な操作で、さまざまなファイルフォーマットのファイル利用権限設定、送受信、ファイル送信後の利用停止、ファイル操作ログの取得・管理などを実施することができます。お客さまの社内システムとの連携、業務シーンに合わせたカスタマイズなど、各種ご要望に応じて、柔軟に対応することが可能です。
ファイル送信時に送信先のファイル利用権限(閲覧・更新可否・印刷可否等)を設定できるため、送信先でのファイル利用を目的の範囲に限定可能です。
2.手軽なファイル送受信事前作業として送信先ユーザ登録の必要がなく、メールアドレスを指定するだけでファイル送信が可能です。
3.ファイル利用権限の変更・利用停止ファイル送信後も送信者がネットワーク経由でファイル利用権限変更・利用停止ができるため、万が一情報が漏えいした場合でも、ファイル利用を即座に停止することが可能です。
4.ファイル操作ログの取得・管理ファイル送信・権限変更の履歴や、ファイル受信者の利用履歴を取得できます。
5.さまざまなファイルフォーマットに対応(別紙1参照)Microsoft® Excel®、Word、PowerPoint®、テキスト、PDF、画像、動画などに対応します。
4.ご利用シーン (別紙2参照)
V-Pack DRMタイプは、以下のようなシーンでの機密情報の取扱いを安全に行うことができます。
■顧客情報、重要情報の漏えいを防止
■取引先へ配布した情報の改変を防止
■自社著作権のコンテンツ、ノウハウの二次転用を防止
■公開前の極秘情報を限られた範囲で共有
5.料金(税抜) (別紙3参照)
■初期費用:100,000円
■月額料金:100,000円~
※ご契約最小ユーザ数は50ID、以降10ID単位でのご契約となります。
※お客さまのシステムとして構築、導入いただくことも可能です。
その場合、お客さま社内システムとの連携、業務シーンに合わせたカスタマイズなど、各種ご要望に対応します。
6.申込受付開始時期
2011年3月1日
7.無料トライアルキャンペーン
本ソリューションの無料トライアルキャンペーンを実施します。トライアルに申込みいただき、実際の環境そのままの機能を体験いただき、サービス導入をご検討いただくことが可能です。
※ Microsoft®、PowerPoint®、Excel®は、米国 Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ 「V-Pack」とはNTT Comが提供する企業向けファイル送信サービスです。提供中の「V-Pack 大容量ファイル送信タイプ」は、ファイルの形式を問わず、1送信あたり最大100GBまで送信できます。