CASE 事例紹介

CASE 事例紹介

ICT社会のサイバーセキュリティ対策をリードする
ハイレベルなエキスパートの育成に尽力

世界規模でICT社会が進展する一方で、個人・企業を問わず、サイバーセキュリティ上の脅威が高まっています。
安心・安全なネットワークインフラの構築を通して、私たちは持続可能な社会の実現に貢献していきます。

情報セキュリティ部C-SIRTオペレーションタスクフォース部長 竹内 伸光

情報セキュリティ部
C-SIRTオペレーション
タスクフォース
部長
竹内 伸光

高度なセキュリティ人材の養成を担う新会社を設立

セキュリティリスクに対応できる専門家は圧倒的に不足し、2020年には19万人超が足りなくなると見積もられています(総務省推計)。とりわけ、さまざまなサイバー攻撃が想定される来たる国際的スポーツイベントに向けての対策は急務と言える状況です。
NTTグループは、2014年秋に、2020年までにグループ全体で1万人のセキュリティ人材を育成する方針を打ち出し、NTTコミュニケーションズも社内のCSIRT(Computer Security Incident Response Team)を中心に、セキュリティ関連のエキスパートの育成強化を図ってきました。そして2019 年1 月、ハイレベルな人材のより短期間での養成を目指し、サイバーセキュリティの分野で高い技術を誇る株式会社FFRIと共同で「株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズ」を立ち上げました。

情報セキュリティ人材の不足数推計
情報セキュリティ人材の不足数推計

事業の拡充に加え、サイバー攻撃の脅威という喫緊の社会課題の解決に寄与

新会社設立に先立つ2018 年より、弊社とFFRIでマルウェア解析やリバースエンジニアリングなどの高度なセキュリティ技術を身につけるための研修コンテンツを共同で開発するとともに、講師の育成を進め、2019 年4 月から株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズを本格始動しました。現在、さまざまなセキュリティインシデントの対応に当たるエキスパートの育成を目指し、社内から集めた人材の教育に取り組んでいます。今後は育成対象をNTTグループ各社に広げて多様な人員を募りつつ、任務遂行に向けて尽力していく予定です。
セキュリティ人材の不足、確保の難しさが各所で叫ばれる中、2020 年以降も引き続き高度なセキュリティ人材の輩出が求められます。私たちは継続的にセキュリティサービスやソリューション事業を拡充すると共に、企業や官公庁に向けにもこのような人材を供給していくことで、サイバー攻撃の脅威という喫緊の社会課題の解決に寄与していきます。

NTT CommunicationsのSDGs チャレンジ

NTT コミュニケーションズグループは、ICT を駆使した革新的なサービスの提供を通じてSDGs に貢献するとともに、その先を見据えたチャレンジも続けていきます。

  • 高度なセキュリティサービスを通して安心・安全な情報通信ネットワーク環境を構築し、その信頼性を担保することによって、日進月歩で進化を遂げるICT 産業の土台を強化するとともに、さらなるイノベーションの促進をサポートします。

  • ICT サービスをグローバルに提供する企業として、日々、巧妙化・高度化するサイバー攻撃の脅威からネットワークインフラをプロテクトし、その抑止力となることで、ICT 社会の持続的な成長を妨げるリスクを大幅に軽減します。

情報セキュリティの強化を通じたSDGsへの貢献

  • 強固な情報セキュリティ技術を基盤としたグローバルなICT サービスやソリューションは、世界中のあらゆる場所から安心・安全にアクセスできるネットワークの運用を支え、国際的なデジタルデバイド(情報格差)の解消につながっています。

Get ADOBE READER(別ウィンドウで開く)PDF形式の書類をご覧になるためにはAdobe Readerが必要です

お問い合わせ

このページのトップへ