障害・災害リスクに備えたレジリエンス経営の実現
SDPFクラウド(旧名称 EnterPrise Cloud)の活用事例
SDPFクラウド(旧名称EnterPrise Cloud)は、企業がどんな状況に遭遇しても柔軟な回復力を持って成長する
レジリエンス経営の実現に、適切な対応策を提供します。
例えば、障害・災害リスクへのDR(ディザスタリカバリー)・BCP対策には、ICT環境の強化や
高性能なセキュリティ対策に加え、需要の変化に応じた柔軟なスケーラビリティの構築が必要不可欠です。
SDPFクラウドでは、あらゆる拠点・サービスからのセキュアなアクセス環境や仮想サーバーの設置により、
ネットワークの信頼性向上とコスト削減を実現します。
また、急な需要増加にともなうシステムのスケールアップにも柔軟に対応します。
NTTコミュニケーションズでは、DR・BCP対策と運用コストの最適化を同時に実現することで、
レジリエンス経営に必要な災害対策を低コストで実現します。
お客さま課題
- エンドユーザー向けのWebサービスを行っているがシステムが冗長化されていなかったため、障害によるサービス断が発生していた。
- システム更改に伴い障害・災害対策とコスト削減を実施したい。
導入効果
- DR対策によるWebサービスの品質レベル向上。
- 仮想サーバー化によるコスト削減。
- サイト間の無料ネットワーク利用によるコスト削減
レジリエンス強化の重要性
企業の成長とビジネスの拡大を継続するには、ビジネス環境の変化や技術の進歩、規制などといったさまざまな変化にもすばやく対応し、体制を強化することが重要です。レジリエンスを高めることは、セキュリティの脅威や自然災害によるサービス停止などといった、企業を取り巻くあらゆるリスクに対する管理強化につながります。また、市場の変化にすばやく対応することで競争力を強化でき、主導的な立場を継続できます。さらに、長期的視点を持てるため、ビジネスの持続可能性を強化でき、企業の成長と発展にもつながります。
レジリエンス強化の課題
自社のもっとも強化するべき点はどこか、どのように強化するべきか、最適な移行方法などに関して
的確に提案してくれる事業者選びも重要です。
比較検討を行う際は、少なくとも3つのポイントを確認しておくことをおすすめします。
- 1.容易な移行
- 2.ロケーション
- 3.現行システムの再現性
例えば、DRやBCP策定を検討する際、システムごとに重要性を洗い出し、目標復旧時間やDR用に発生するコストなど全体のバランスを加味する必要があります。DR対策として遠隔地にデータセンターを作る際も、建物の維持費などに大きな負担がかかってしまいます。それには自社のリソースをなるべく減らして「クラウドサービス」を利用することで、コストを抑えながら耐久性を高められます。しかし一方で、セキュリティポリシーの統一やシステム、アプリケーションの要件を満たせるかなどの課題もあります。
有事の際にはアクセスが殺到することも踏まえ、ネットワークのスケーラビリティにも配慮する必要があります。
効率的なレジリエンス経営を目指すには、このようにあらゆる視点からの事前の検討・検証が非常に重要です。