動画を送付する方法と注意すべき内容について解説!
2021年11月18日公開 (最終更新日:2021年11月18日)
動画を送付する際の方法について紹介します。動画の送付にはメールやオンラインストレージなど、さまざまな方法がありますが、注意すべき点やおすすめの動画送付方法について解説します!
目次
動画ファイルの容量はどれぐらいある?
動画ファイルの容量は以下の2点によって変わります。
- 画質……高画質であればあるほど大容量
- 動画の長さ……時間が長いほうが大容量
動画のファイルサイズは撮影する機材や設定によって異なります。身近な例として、
iPhoneのビデオ撮影では、
- 容量節約で使われる「720p HD/30 fps」では、1分間で45MB
- デフォルトの「1080p HD/30 fps」では、1分間で65MB
- 最高の解像度である「4K/60 fps」では、1分間で400MB
程度になります。
動画を送付する方法4選!
動画送付によく使われる4つの送付方法について紹介します。動画は大容量になりやすいです。容量が大きくなると、動画を送付する際に手間や時間がかかります。下記の内容を参考にし、自社に合う送付方法を見つけましょう。
容量を調整しメールで送付する
動画の容量を小さく調整することで、メールに添付できるようになります。メールでは一般的に1通2MBから10MB程度までのファイルを添付可能です。
容量を小さくするには以下のような方法があります。
- 音声を削除する
- 画質を下げる
- 不要部分をカットし、短時間の動画にする
- 圧縮率の高いファイル形式に変える
- フレームレートを下げる
動画には画像のデータと音声データがあります。音声データが不要な動画であれば、削除してしまう方法もあります。音声のデータ容量はそれほど大きくはありませんが「あと少し小さいサイズにできれば送れる」という場合には有効です。また、違うファイル形式で書き出すことで容量が小さくなる場合もあります。
フレームレートとは動画の滑らかさを指し、1秒間に何枚の画像を収録するかという数字です。日本のアニメや映画では24fpsが採用されています。この数字が大きければ大きいほど、容量が大きくなります。滑らかな動きが必要ない動画ではできるだけフレームレートを下げると良いでしょう。
動画共有サイトを活用する
YouTubeのような動画共有サイトを活用し、共有する方法もあります。以下のような手順で利用可能です。
- 動画を作る
- 動画共有サイトにアップロードする
- 発行されたURLを送付する
動画共有サイトに動画を投稿したら誰でも動画がみられるようになってしまうのではないかと心配になると思います。YouTubeの限定公開のように、URLを知っている人のみが動画を見られる機能を利用し、共有したい人にだけURLを伝えると良いでしょう。
USBやDVDに記録して配送する
容量が数GB以上あるような動画では、USBやDVDなど別の記録媒体にデータを保存して直接受け渡し、もしくは、配送する方法もあります。
ただし、ほかの方法に比べて紛失のリスクが高まります。また、配送に時間がかかるというデメリットもあります。複数送信や多くの人と共有する場合には向いていません。
有料・無料オンラインストレージサービスを使う
オンラインストレージサービスを使って動画データの受け渡しを行う方法もあります。オンラインストレージサービスとはインターネット上でデータを保存するサービスです。
オンラインストレージサービスには有料と無料のサービスがあり、セキュリティや使い勝手に差があります。ビジネスで利用するのなら、法人向けプランのある有料サービスがおすすめです。また、取り扱うデータの容量が大きくなると、有料になる場合もあります。
動画を送付する際の注意点
動画を送る際は以下の2つに注意する必要があります。安全・利便性につながる内容になりますので、是非確認していきましょう。
動画のサイズを軽くする
動画の容量を軽くします。前述した通り、メールに添付できる容量は一般的に2MBから10MB程度です。あまり容量が大きいと送信できません。さらに、容量の大きな動画をダウンロードするとダウンロードに時間がかかりすぎてしまい、受信側の業務が滞る場合もあります。
ZIPファイルが添付されたメールを受け取ってもらえない取引先もある
容量の大きなファイルはZIP形式のファイルに圧縮することも可能です。しかし、ZIP形式のファイルをメールに添付することはセキュリティ面でいくつかの問題があります。
特に問題なのが、パスワードで暗号化されたZIPファイル内にウイルスが潜んでいた場合に検出できないという点です。業務メールに見せかけたウイルス入りのZIP形式ファイルによる攻撃から社内の情報を守るため、企業によってはZIP形式ファイルを受け取らないように設定していることもあります。
詳しくはこちらの記事に記載しています。
PPAPとは?ピコ太郎じゃない!?今話題の業務メールのセキュリティ問題「PPAP」のことがわかる
Bizストレージ ファイルシェアを使った動画送付の特徴
NTTコミュニケーションズが提供するBizストレージ ファイルシェアを使った動画送付方法なら、セキュリティ面も充実しており、動画ファイルを加工する必要もありません。特徴を紹介します。
2GBまで動画送付・共有可能
Bizストレージ ファイルシェアは1度に2GBまでの動画を送付したり共有したりすることが可能です。
2GBで送れる動画の解像度と長さの目安
具体的に2GBの動画とはどれくらいの解像度と長さなのでしょうか。前述したiPhoneでのファイルサイズを基準に算出してみました。
- 容量節約で使われる「720p HD/30 fps」では、1分間で45MBでしたので、2GBでは44分
- デフォルトの「1080p HD/30 fps」では、1分間で65MBでしたので、2GBでは30分
- 最高の解像度である「4K/60 fps」では、1分間で400MBでしたので、2GBでは5分
程度になります。
共有フォルダーならタブレットやスマホでも確認可能
Bizストレージ ファイルシェアには転送機能だけでなく、共有フォルダー機能があります。何度も動画データをやりとりする場合は共有フォルダー機能の利用がおすすめです。共有フォルダー内のデータはスマートフォンやタブレットからも確認できます。
ファイルをアップロードすると自動的にメンバーにメールで通知できるので、出先やリモートワーク時など、いつでも確認可能です。
まとめ
動画は大容量ファイルです。今回はメールや動画共有サイトを使った送付方法を紹介しました。しかし、ビジネスで利用するための動画を送る場合は、セキュリティ面と作業効率を考えた方法で送るのがおすすめです。
NTTコミュニケーションズが提供するBizストレージ ファイルシェアはファイルの送付と共有ができるオンラインストレージサービスです。2GBまでのファイルをアップロードでき、出先やリモートワークでも確認できるというメリットがあります。
セキュリティに関する機能も充実しているので、ぜひ利用を検討してみてください。