ZABICOM

あらすじ

魔王とモンスターが暮らすダンジョン「Zabixx」。平和に暮らしていた彼らだったがある日勇者が攻め込んできて・・・！？

ここはZabixxダンジョン。魔王とモンスターたちが平和に暮らしていた。「カンパーイ！」「はあ～ノルマの大暴れも終わったしやっと夜ッスよ～」「まぁここは一日中夜みたいなもんだけどな」

「てぇへんだ！てぇへんだ！」「勇者が攻め込んできた～！」「早く逃げろ～！」「み…みんな落ち着け！えーっとえーっと（どこへ逃げればいい？部隊の配置は？どうやって戦う？伝令は届くのか？）」

「魔王様、魔王たる者― 奥の手があるはずでございます」「（…はっ！）」≪…魔王ジュニアよ。ピンチになったらこの宝玉に書かれている呪文を唱えるのだ。いいな？≫（あのときパパから教わった秘奥義…！）「Port Rack!!!」

あれ…？なんだこれ…？「魔王様…ついにやりましたな」「もしかして見た目変わってる！？お前もなんか強そうな感じになってないか！？」「その呪文は「PortMap」と「RackMap」の合わせ技なのです。すぐに本領発揮させましょう」ポチッとな「なんだこれは…！あいつらの様子が見える…！」

「このPortMapという機能を使えばリアルタイムで自動生成される「ダンジョ管理表」によりダンジョン内の情報を可視化できるのでございます！常に最新の状態を表示できるので現地に行かなくても戦況を把握できます」「おお…！すごいじゃないか！ダンジョン内の構成や勇者の位置が見えるぞ！」「そしてRackMapの機能を使えば監視設定と搭載位置を登録することにより「モンスター配置図」を自動生成します。ダンジョン内の洞穴にモンスターたちがどう配置されているかどこでアクシデントが起こっているかなどをキャッチできるのでございます！」