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平成17年10月19日



企業向けVoIPソリューション「ユビキタスIPテレフォニー」の
提供開始について



 NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、企業向けVoIPソリューション「ユビキタスIPテレフォニー」を平成17年10月20日より提供開始します。

 「ユビキタスIPテレフォニー」は、企業向けIP電話サービス「.Phone IP Centrex」に株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ のFOMA® N900iL、およびシスコシステムズ株式会社のIPテレフォニーサーバCallManagerを組み合わせたソリューションで、内線電話機のモバイル化や音声通信回線のフルIP化を実現します。


1.「ユビキタスIPテレフォニー」の特長

(1) 内線電話機のモバイル化による業務効率化を実現
 「FOMA® N900iL」をオフィス内では、コードレス電話機(無線LANを使ったIP電話機)として個別の050番号でダイレクトに発着信し、オフィス外では、NTTドコモ網による通常の携帯電話として利用できます。

(2) Cisco SystemsのIPテレフォニーソリューションとの連携
 Cisco CallManagerとシステム連携して提供する音声メール機能、一斉同報システム、およびFAXサーバなどのアプリケーションも利用できます。

(3) 050番号から始まる個人番号の提供
 050番号を「.Phone IP Centrex」で利用する各端末(IP-PHONEやモバイル端末)へ付与することにより、転勤などによる電話番号の変更が不要となり、各個人の番号として活用することが可能です。

(4) コストの削減
 事業所間通信に必要となるデータネットワークサービス(IP-VPN/広域イーサネットなど)上で音声通信(内線・外線)、およびデータ通信を統合することにより、ネットワークコストが削減でき、LAN、WAN、音声通信回線のフルIP化により、通信設備コスト、維持運用コストを削減することが可能です。
 また、音声通話コストも事業所間の内線通話が無料になることに加えて、「.Phone IP Centrex」の安価な通話料金による外線通話やNTT Com提携ISP/CATV事業者との無料通話により削減することができます。

(5) NTT Comによるワンストップでの導入サポート
 ネットワークの設計から事業所内の端末工事まで、導入までの工程をNTT Comがワンストップで提供することにより、専門技術者のいない企業でも容易でスピーディーな導入が可能です。

(6) 無線LANネットワークのデータ通信での利用
 FOMA/無線LANデュアル携帯電話「FOMA® N900iL」利用のために構築した無線LANについて、ノートPCなどのデータ通信でも利用することが可能です。PC向けの無線LANについては「FOMA® N900iL」の使う周波数帯である2.4GHz帯とは別に5GHz帯を利用して高速なワイヤレス通信を実現するため、品質の低下はありません。

2.ポータルサイト
 「ユビキタスIPテレフォニー」ポータルサイト ( http://www.ntt.com/uipt/ )

(別紙:サービス構成


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