ICT運用の最前線!熱きプロフェッショナルたちの物語 新人特集 vol.1「最前線で輝きはじめるルーキーたちの本音 ~運用保守~」 ICT運用の最前線!熱きプロフェッショナルたちの物語 新人特集 vol.1「最前線で輝きはじめるルーキーたちの本音 ~運用保守~」 ICT運用の最前線!熱きプロフェッショナルたちの物語 新人特集 vol.1「最前線で輝きはじめるルーキーたちの本音 ~運用保守~」

NTTコミュニケーションズ(以下、NTT Com)には、ICTの最前線で活躍するサービスマネージャー、プロジェクトマネージャーが在籍し、毎年、多くの新入社員が配属されます。今回は、ルーキーたちから見た運用保守の実像や、将来のキャリアプランといった本音を語ります。

ICT×グローバル、自身が活躍できる大舞台を求めて

NTTコミュニケーションズ株式会社
ビジネスソリューション本部
ソリューションサービス部
第二マネージドソリューション部門
第一グループ
江坂悠

主に製造業の顧客のクラウド環境の提案、構築、運用保守を担うチームに所属。世界を一変させるサービスを生み出す夢を持っている。プライベートのストレス解消法はカラオケ、水球。コロナ禍でままならない状況の中、音楽を聴きながら近所を散歩することで気分転換を図っている。

---みなさんはどのような理由でNTT Comに入社されたのでしょうか。

江坂 大学ではデータサイエンス研究室に所属していました。これまでにない、これからの当たり前になる革新的なサービスを生み出したい夢を叶えるために、力を存分に発揮できる大きなフィールドがあったことが入社を決めた理由です。

野口 私は工学部の情報通信学科を卒業しました。国内大手のキャリアとしてネットワークに強みを持ち、グローバルに事業を展開するNTT Comなら、日本のみならず世界を舞台にした大規模プロジェクトを回すような、やりがいのある仕事ができると思ったことが入社理由です。

上野 私も野口さんと同じく情報通信系です。人の作業中の注意行動を眼球運動情報から解析する研究をしていました。実は卒業後にやりたいことがはっきりと見えていなかったため、まずは急速に変化するICTの世界に身を投じ、波に揉まれながら自分ができることを探していこうと入社を決めました。

小柳 大学では機械工学科でカメラを主体とした視線瞳孔検出技術を研究していました。当時から物理の壁を越えられないハードウェアに限界を感じており、その壁を突破するためにIT業界を目指すことにしました。グローバルICT企業のNTT Comなら留学経験が生かせるという想いもあり入社しましたね。

---運用保守部門の配属になった率直な感想をお聞かせください。

江坂  いろいろチャレンジしたい気持ちがあったので、お客さまを最大限に支える運用保守の業務はウェルカムでした。とはいえ、大学で学んだデータサイエンスとはまったくの別領域でしたので、新たな知識、技術を学ぶことに対して不安があったことも事実です。

上野 そうなんですよね。ひと言に運用保守といっても前段階のサービス提案、構築にも一元的に関わる業務なので守備範囲がとても広い。当然、やるべき仕事も多くなるはずなので、本当に自分に仕事が回せるのだろうかという不安も感じていました。

小柳 正直、私は「マジか!」という憂鬱な心境でした(笑)。後々、それは杞憂に終わるのですが、運用保守はトラブル、クレーム対応のイメージがあり、お客さまからお叱りを受けることが前提の業務になるのではないかなと漠然と考えていました。

野口 運用保守あるあるですよね(笑)。私はお客さまシステムの運用保守の現場で経験を積み、ゆくゆくは提案、構築に回っていくという話を聞いていたので、さまざまな経験を積むことができるのではないかという期待感がありました。

新人にも重要なミッションを任せられるチャンスがある

NTTコミュニケーションズ株式会社
ビジネスソリューション本部
ソリューションサービス部
第二マネージドソリューション部門
第一グループ
野口拓人

自動車メーカーのネットワーク基盤をトータルに支えるチームに所属。大規模案件を引っ張っていくプロジェクトマネージャーを目指している。高校、大学と体育会系で、現在もジムに通い、運動を続けている。家にこもりがちな最近の気分転換は、YouTubeで「かまいたち」の動画を見て笑うこと。

---現在、どのような業務に携わっているのでしょうか。

野口 私は自動車メーカーのお客さまのネットワークに携わり、主に構築、運用にフォーカスした仕事を回しています。お客さまの拠点に出向き、システムエンジニアとしてオンサイト工事を行うこともあります。最初は1時間半で終わる予定が4時間かかった失敗もあり、事前準備、レビューの大切さを学びました。それでも運用保守の現場を体験することは、多くのことを学べる成長のチャンスだと感じています。

小柳 確かに、日々の仕事で自分の成長に気づく瞬間は嬉しいですね。所属しているチームは電機メーカーのお客さま向けに運用保守サービスを提供しています。私はプロジェクトマネージャー、サービスマネージャーとして、お客さまの国内拠点はもとより、グローバルの拠点をつなぐネットワークの運用保守を担当しています。配属後、はじめてのミーティングに参加したところ、会話がすべて英語で行われており、いきなり英語力を試されるサプライズもありました(笑)。

江坂 私は主に製造業のお客さまのクラウド環境の提案、構築、運用保守を担うチームに所属し、週次の定例会に向けた内部調整、会のファシリテーションを行っています。積極的にICTの取り組みをされているお客さまなので、定例会は多くの情報が飛び交う場となります。さらに別案件で、海外クラウド基盤のマイグレーションを行うプロジェクトマネージャーの業務も担当しており、とても刺激的な日々を送っています。

上野 私のチームは多拠点流通業のお客さまのネットワークを手がけています。複数の案件が回る中、私は中小規模の案件で要件に沿ったシステムエンジニアを取りまとめるプロジェクトマネージャーをしています。たとえ機器1台の設定変更でも、その背後には大規模なノードがつながっているため、大きなプレッシャーを感じていますが、逆にそれがやりがいでもあります。

---この仕事をやっていて良かったと感じる瞬間はありますか。

江坂 普段からチームのメンバーに細かいことを質問して迷惑をかけていますが、その経験がプロジェクトマネージャーを担当する別案件で活かせたことです。他のチームの方々から、「1年目からプロジェクトが回せていてすごいね」と褒めてもらった瞬間が一番嬉しかったですね。

上野 そう、客観的な評価は嬉しいですよね。私は小さい案件を任せられ、チームメンバーのサポートをもらいながら、見積書づくりから作業終了まで、お客さま提案における一連の工程をやり遂げることができました。手伝ってもらった先輩から褒め言葉をもらった時の喜びは大きく、それが自信につながりました。

小柳 私も、最初から最後まで任されたプロジェクトをやり切る達成感は大きいと考えています。また、仕事の中で技術に対する理解度が高まり、他チームの方から「さすがですね」と声をかけていただいた時には、成長が実感できモチベーションが上がりました。

野口 確かに技術が身についていく過程は楽しいかもしれません。私は現場でルーターなどに触れる作業が多いのですが、最初はコンフィグの中身を見てもさっぱりわからない状態でした(笑)。日に日に仕事を行っていく中でわかることが増えると、それが成長を感じるきっかけとなり、モチベーションにもつながっています。

先輩の背中から学び、いずれNTT Comのキーマンになる

NTTコミュニケーションズ株式会社
ビジネスソリューション本部
ソリューションサービス部
第二マネージドソリューション部門
第五グループ
上野貴大

多拠点流通業の同時進行の多忙なネットワーク案件をマネジメントするチームに所属。有線、無線を守備範囲とするネットワーク知識を強みとしたIoT事業のスペシャリストという夢を持つ。本来、インドア派のためコロナ禍の影響は感じていないが、オフタイムの楽しみは気心の知れた友人たちとネットワークで話しながらモンスターハンターをすること。

---チームから学んだことはありますか。

小柳 運用保守はトラブルありきの業務になるので、いくら綿密にスケジュールを組んだとしても思うようにいかないという難しさがあります。先輩たちは、私より多くの案件を担当しているのに、きちんと時間内でトラブルを解決まで導くスキルは純粋にすごいなと感じています。その違いは、情報の整理能力の高さにあると分析しており、さまざまなメールが飛び交う中で時系列をしっかり把握し、あらゆる質問にすぐ回答できる能力を私も早く身に着けたいですね。

江坂 いまサポートについてくれている先輩は入社3年目なのですが、何かお客さまから指摘されると完全に一人称で回答、対応しているところがすごいと感じます。その先輩を見ていると普段からメモ帳を持ち歩いていました。小さなことでもメモをとり、かたちとして残しておくことで、振り返りがしやすく、書くことによる記憶の定着もできるとアドバイスされ、すぐにメモをとる習慣を身に着けました。

野口 コロナ禍のため、配属後はリモート会議でしか先輩と接する機会はなかったのですが、初めての出社で先輩のリアルな働く姿を見たときはかっこいいと感じました。会議の傍らで各方面に電話をかけたり、関係各所に根回しをしていて、“できるビジネスマン感”がすごかったんです。トラブル対応に当たる先輩の背中から学び、私も早く一人前に仕事を回せるようになりたいと思っています。

上野 先輩たちのパラレルに仕事を回すスキルはすごいですよね。会議中に解決すべき課題が出た瞬間に「少し待って!」と席を外し、電話をかけて戻ってきて「もう解決したから」というシーンも目にしました。多店舗ネットワークは守備範囲が広く、関わるプレイヤーが多いのですが、出てきた問題に対して優先順位をつけ、道筋を立てて的確に実行できるところは本当にかっこいいなと思います。

---キャリアプランや仕事の夢を教えてください。

NTTコミュニケーションズ株式会社
ビジネスソリューション本部
ソリューションサービス部
第二マネージドソリューション部門
第五グループ
小柳良介

グローバル事業を展開する電機メーカー向けのシステムの運用保守チームに所属。留学経験で身に着けた英語力を活かし、世界で活躍するエンジニアを目指す。コロナ禍の楽しみは友人とオンラインでゲームをプレイすること。筋トレで一時はバキバキの腹筋だったが、サボりが原因で現在はもとに戻っているとか。

上野 ようやく1年を経て、インフラからサービスまで幅広いレイヤを手がけるNTT Comの全貌が見えてきました。現在、携わっているネットワーク領域の知識を拡大し、経験を重ねることで、将来的には有線だけではなく無線にも対応できるプレイヤーを目指しています。キーテクノロジーであるIoT領域に軸足を伸ばし、お客さまのDXに貢献するような仕事にも挑戦したいです。

野口 当初、NTT Comには体育会系、縦社会のイメージがありましたが、上司や先輩から仕事や意見を押し付けられることはなく、私たち新人の声を聞き、意見もくみ取ってもらえる環境の中で業務を行えています。運用保守の経験を積んだ上でお客さまへの提案スキルを身に着けたいと考えています。そして将来的には、花形のプロジェクトマネージャーとして、大規模案件でチームを引っ張っていきたいですね。

小柳 現在、IT業界の運用保守では自動化がホットトレンドになっており、直近では運用保守のオートメーションに携わるエンジニアを目指しています。ゆくゆくは留学経験を活かし、NTT Comの看板を背負ってグローバルビジネスの舞台で戦いたいという想いも強く持っています。

江坂 私の夢は運用保守の経験を活かし、最終的には世の中を一変させ、未来で当たり前のように利用されるサービスを生み出すことです。データサイエンスの知識を駆使して、運用保守の世界を変えることにも貢献していきたいですね。

※肩書き、プロフィールは取材当時のものです

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