国内外ネットワークの一元管理で
グローバルビジネスを加速

多くの企業がクラウドサービスを利用している理由の一つに国内外ネットワークの一元管理と各拠点の運用情報の可視化があります。NTT Comのマネージドサービスは、国や地域ごとに異なる環境を統合して一元的に運用管理するだけでなく、全拠点統一で24時間365日体制の運用体制を実現。さらに不正アクセス検知や防御の自動化によりセキュリティ対策を拡充することで、新規プロダクト開発などのビジネス展開を加速させます。

国内外ネットワークの一元管理と各拠点の運用情報の可視化により、全拠点統一で24時間365日体制の運用体制を実現。さらに不正アクセス検知や防御の自動化によりセキュリティ対策を拡充することで、新規プロダクト開発などのビジネス展開を加速させました。 ネットワーク一元管理

適用業界・分野

  • 製造業

導入用途

  • 監視困難な国内外ネットワークの多段構成の解消
  • 各地域で独立したグローバルネットワーク運用の効率化
  • セキュリティ対策の拡充による新たな脅威への対応

効果/目的

  • 国内外ネットワークの一元管理による運用情報の可視化
  • 専用グローバルサポートチームによる24時間体制での一元運用
  • 不正アクセス検知や防御の自動化などによるセキュリティ対策の強化

従来の課題

複数の地域単位に独立した多段構成のグローバルネットワークのため、急な増速対応ができないなど、ビジネススピードに追随できない状況が発生。運用も各地域でバラバラだったことで故障対応のレスポンス遅延も顕在化していた。さらに情報の集約ができないためマルウェア感染時に感染源の特定ができず、工場の稼働が停止する被害も発生していた。

解決手段/導入効果

国外内ネットワークを一元管理することで、多段構成を解消。国内外の情報集約・可視化に加え、NetFlow分析で全拠点のトラフィックをリアルタイムタイムに可視化したことで、インフラ環境に左右されないスピード感をもったビジネス展開が可能になった。

24時間体制の専用グローバルサポートチームを構築。電話、メール、チャットによるリアルタイムなサポート対応により、時差によるレスポンス遅延を解消し、故障個所の特定を迅速化。グローバルエリアでの運用品質を大幅に向上している。

WANセキュリティの実施により不正アクセス検知や防御を自動化。さらに不正アクセス検知から予防とセキュリティインシデント遮断対応のリードタイムの統一化により、セキュリティ対応レベルの強化を図っている。

ネットワークを一元管理

トラフィック情報を可視化、可視化ツール

NetFlow分析によるアプリレベルでのリアルタイムなトラフィック情報確認、運用一元化でEnd-Endマネジメントを実現。さらに全拠点のトラフィック可視化、増減速対象の最小化でネットワークの増強遅延を解消し、新規プロダクト開発などの推進に貢献している。

グローバルオペレーション

オペレーションフロー(After)、数百拠点、国内外各拠点、迅速な故障対応が可能、お客さまIT担当者、電話、メール、チャット対応、Global Service Desk/SM Team、日本で一元化各国お客さま、各地域のSMとリアルタイムに連携が可能

国内外どこでも対応可能な24時間体制、多言語対応の専用グローバルサポートチームを構築。 各地域に合わせてグローバルSM(サービスマネージャー)を配置することで海外拠点との連携が緊密、円滑になり、運用品質の大幅な向上につながっている。

セキュリティ対応の自動化

セキュリティ対応後、お客さまNW、IPS/CPEを1時間以内で遮断、フィルタの更新、NTT Com運用体制、可視化/監視、不正アクセス

IPS/IDSとCPEの監視およびセキュリティインシデント遮断対応のフォーマット化により、リードタイムを統一(1時間以内)。加えてフィルタ情報の変更プロセスを自動化することで、グローバルエリアでのセキュリティ対応レベルの底上げに貢献している。

課題を解決したソリューションサービス

マネージドサービス

複雑化するICT環境を可視化、最適化。24時間365日体制でのワンストップ運用、監視保守、多言語サポートを行うフルアウトソーシングソリューションである。

詳細はMSPサービス X Managed®をご覧ください

一言ヒント!

世界市場のシェア拡大に向けてビジネス拡張を図る企業の場合、スピードを重視したグローバルビジネス展開が必要になる。このため各地域の裁量でビジネスを推し進めることが多く、事業を支えるネットワークなどのICT基盤も独自に構築、運用するケースが少なくない。

しかし、このような複雑化、多段化したICT基盤の構成が、ときにスピーディなビジネス展開の足かせになることもある。加えて各地域の時差の関係により故障などのトラブル対応が遅延し、事業に甚大な影響を与えることにもなりかねない。まずは国内外すべてのネットワークをはじめとするICT基盤の統一、標準化こそが急務と言えるだろう。そして次に取り組むべきは、運用体制の一元化が実現できるパートナーの選定である。

NTT Comのマネージドサービスは、国や地域ごとに異なる環境を統合して一元的に運用管理。さらにセキュリティを含む統合運用ソリューションの提供により、情報漏えいを防ぎ、ITガバナンスを強化する。そのうえ、ユーザーのお問い合わせに多言語ヘルプデスクにて一元対応も可能。IT運用管理者にもSMが応対し、運用負荷の削減と運用業務の継続的改善に大きく貢献する。

関連用語

データ可視化

数値だけでは確認が困難な現象や事象をグラフ、図版、表などの目に見える形で表現する技術。たとえば、ネットワークを流れるトラフィックの可視化では詳細情報を収集・分析しやすい形に整えることを指す。一般的なSNMPによる監視では、トラフィックの流量はわかるものの通信の詳細までは把握できない。一方でNetFlowなどの機能を活用すると、いつ、誰が、どのアプリケーションを使用した通信かまでの詳細情報の把握が可能にある。

NetFlow

ルーター、スイッチといったネットワーク機器を通過するデータ量などを記録し、遠隔の管理システムから取得できる機能。米シスコシステムズ社の技術で、1996年に初めて同社機器に採用された。データの取得により回線、ネットワーク負荷の把握、通信トラブル、輻輳などの原因究明やDoS攻撃などサイバー攻撃の検知に役立てることができる。

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