交通系ICカードに対応した経費精算システム5選!選ぶ際の注意点もご紹介
公開日:2024/9/5
交通系ICカードは、通勤する際に多くの人が利用しています。改札機を通過する際、交通系ICカードを使用すればワンタッチで支払いを済ませられるため、電車に乗る度に券売機の前で並ぶ必要がありません。また、乗り越ししても改札機で自動精算されるため非常に便利です。
交通系ICカードは、単体で利用しても多くのメリットを獲得することができますが、経費精算システムと連携させることで、社員だけでなく経理担当者の負担も大幅に軽減することができます。例えば、交通系ICカードと経費精算システムを連携させることで、利用履歴データが登録されるため、入力や確認作業を減らすことが可能です。これにより、経費申請や承認が非常に効率化されるため、実際に経費精算システムの導入を検討している方もいるのではないでしょうか。もし、交通系ICカードと連携して使用したい場合、交通系ICカードに対応した経費精算システムを導入するのがおすすめです。
本記事では、交通系ICカードに対応した経費精算システムをご紹介します。また、選ぶ際の注意点についても解説しますので、興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
交通系ICカードに対応した経費精算システム5選
交通系ICカードに対応した経費精算システムを5製品ご紹介します。それぞれの概要や特徴について解説しますので、早速チェックしていきましょう。
SmartGo® Staple
SmartGo® Stapleは、NTTコミュニケーションズが提供している経費精算システムです。小口現金管理や経費申請の入力ミス、書類の管理など経費精算業務に関するさまざまな課題を解決してくれます。
SmartGo® Stapleは、交通系ICカード『モバイルSuica』に対応している経費精算システムです。電車に乗る際にモバイルSuicaで改札を通るだけで経費申請が完了します。これにより、申請者は利用時間や支払金額、電車の経路などを紙に記入する必要がないため、申請作業による手間や入力ミスを削減することが可能です。また、利用した経路や金額はアプリに自動で連携されるため、経理や管理者のチェック作業が大幅に減らせる点もメリットになります。
さらに、SmartGo® Stapleは交通系ICカードと連携できるだけでなく、電子帳簿保存法に対応していることやプリペイドカードを活用することで経費立替をゼロにできるなどさまざまなメリットがあるので、交通系ICカードに対応した経費精算システムとしてもっともおすすめです。
公式サイト:https://www.ntt.com/business/services/application/smartworkstyle/smartgo-staple.html
ジョブカン経費精算
ジョブカン経費精算は、経費精算の申請や承認、経理業務をクラウド管理することができる経費精算システムです。すでに、25万社の企業で導入されています。中小規模向けの経費精算システムで、初期費用は無料です。また、月額費用は1ユーザーあたり300円~となります。
ジョブカン経費精算では、スマホに交通系ICカードをかざすだけで履歴を読み取ることができる『ジョブカン経費精算アプリ』を利用することできます。ジョブカン経費精算アプリを使用することで、登録した交通系ICカードの使用履歴や残高を確認することが可能です。また、データ送信やCSV出力もできます。このアプリにより交通系ICカードとの連携がスムーズになるため、ジョブカン経費精算は交通系ICカード対応の経費精算システムとしておすすめです。
公式サイト:https://ex.jobcan.ne.jp/
TOKIUM
TOKIUMは、電子帳簿保存法などに対応している経費精算システムです。シリーズ累計導入社数2,500社を記録しています。
TOKIUMは、乗り換え検索と連携することができるだけでなく、交通系ICカードの読み取りやモバイルICカードの明細自動取得機能が搭載されています。これにより、申請者は交通費の入力をする必要がないため、申請の手間を削減することが可能です。また、カードリーダーが不要となっており、アプリ内に取り込むだけで使用することができます。これにより、スマートに交通系ICカードと連携できるため、その点も大きなメリットであるといえるでしょう。
公式サイト:https://www.keihi.com/
楽々精算
楽々精算は、累計導入社数15,000社にも上るクラウド型経費精算システムです。会社の規模や業種を問わず利用することができ、経費精算業務の効率化をサポートしてくれます。
楽々精算は、交通費精算の負担を減らすための機能が搭載されており、その中に交通系ICカードの読み取り機能が含まれます。専用のカードリーダーが不要でスマホから交通系ICカードの読み取りが可能です。また、どこでも交通費申請をすることができるため経費申請の手間を削減してくれます。さらに、乗換案内ソフトも内蔵しているため、システム内で利用経路の検索や選択はもちろんのこと、経路や運賃などの情報を申請画面に自動で反映させることも可能です。
公式サイト:https://www.rakurakuseisan.jp/
WAVE225
WAVE225は、intra-martを基盤にした旅費経費精算及び稟議パッケージソリューションです。旅費や経費精算、稟議などの間接業務を効率化するためのさまざまな機能が内蔵されており、顧客の要望に合わせて拡張機能やカスタマイズに対応することもできます。企業は導入することで、テレワークの推進やペーパーレス化などさまざまなメリットを獲得することが可能です。
WAVE225は、交通系ICカードを利用した交通費精算が可能です。これにより、交通費精算の効率化や正確な実費料金の精算を実現することができます。そのほかにも経路計算サービスなど交通費精算を楽にするための機能が豊富に搭載されているので、おすすめの経費精算システムのひとつです。
公式サイト:https://wave225.com/
交通系ICカード対応の経費精算システムを選ぶ際の注意点
次に、交通系ICカード対応の経費精算システムを選ぶときの注意点について解説します。
交通系ICカード対応の取り込み方法を確認する
1つ目は、交通系ICカードの取り込み方法を確認することです。
経費精算システムによって交通系ICカードの読み取り方法が異なります。製品によってはカードリーダーが必要なものやスマホのみで読み込めるものがあるため、どちらが自社に最適なのかを検討する必要があります。
一方、スマホで読み取りができない製品でも乗換案内サービスと連携して出発地/到着地の入力だけで経路や運賃といった交通費精算に必要な情報が自動で交通費申請画面に表示される製品もあるため、さまざまな角度から経費精算システムを比較するのがおすすめです。
電子帳簿保存法に対応しているか確認する
2つ目は、電子帳簿保存法に対応しているかを確認することです。
電子帳簿保存法に対応している経費精算システムを利用すれば、原本不要で領収書などを電子データとして保存することができます。これにより、ペーパーレス化を推進することができるので、電子帳簿保存法への対応の可否はチェックするようにしましょう。
まとめ
今回は、交通系ICカードに対応した経費精算システムをご紹介し、経費精算システムを選ぶ際の注意点についても解説しました。それぞれの経費精算システムで交通系ICカードの読み込み方法などが異なります。また、電子帳簿保存法への対応や搭載されている機能なども大きく変化するので、導入する前にそれぞれの経費精算システムの詳細を確認し、自社に最適なものを選択するようにしましょう。
NTTコミュニケーションズでは、経費精算システム『SmartGo® Staple』を提供しています。SmartGo® Stapleは、交通系ICカードに対応した経費精算システムで、電車に乗るときにモバイルSuicaをかざして改札を通過するだけで経費申請ができます。また、利用時間や支払金額、電車の経路などの情報は自動でアプリに連携されるため、チェック作業を効率化させることも可能です。交通費精算に課題を抱えている企業は、この機会にSmartGo® Stapleの導入を検討しましょう。
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