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中国 華中地域および広東省における事業強化について
~武漢拠点の開設・広州へ「ArcstarグローバルIP-VPN」サービスの通信設備を設置~
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、この度、華中地域*1最大の工業都市で、複数の経済開発区、ハイテク開発区を有する湖北省武漢市に、外資系通信事業者として初めて拠点を開設します。
また、広東省広州市に国際IP-VPNサービス「ArcstarグローバルIP-VPN*2」の通信設備(POP)を開設し提供エリアを拡大する事で、中国におけるICT事業を更に強化していきます。
1.武漢拠点の開設(別紙)
湖北省武漢市は、中国内陸部と上海や広州などの沿岸部との中間に位置しGDP成長率が高い地域です。また、中間所得層が多い内陸部への足がかりとして、日系企業を含む多国籍企業が数多く進出しています。2009年12月に武漢と広州を結ぶ高速鉄道が開通したことで、今後更にビジネスが活性化することが予想されます。
NTT Comは、これまで中国大陸において沿岸部を中心に6都市*3で拠点を展開しておりましたが、武漢市に事務所を開設することで、華中地域や内陸部に拠点を持つお客さまへのサービス提供体制を強化し、運用・保守をより迅速にサポートします。
■NTT Com China武漢事務所の概要(1)名称:恩梯梯通信設備(上海)有限公司 武漢事務所
(2)所在地:湖北省武漢市漢口建設大道568号 新世界国貿大厦 4218室
(3)設立時期:2010年2月(予定)
(4)主な業務内容:華中地域を中心としたICTソリューションの提供および国内/国際ネットワーク構築のサポートなど
2.広州へ「ArcstarグローバルIP-VPN」の通信設備を設置
NTT Comは中国において2002年3月より中国の通信事業者と共同でArcstar グローバルIP-VPNのPOPを北京と上海に設置し、中国全土に拠点を置くお客さまへサービスを提供してまいりました。
このたび、上海に次ぎ多くの日系企業を含む多国籍企業が進出する広東省広州市にてPOPを開設し、本日よりサービス提供を開始します。これにより主に広東省へのアクセスライン区間を短くでき、お客さま拠点の近くでNTT Comが運用する高品質かつ経済的な通信サービスをご利用いただけます。また、バックボーンは日本および香港に接続されるため、日本向けに加え、香港経由で他のアジア地域へ遅延の少ない通信を実現します。
河南省、湖北省、湖南省を含むエリア。
*2:Arcstar IP-VPN159の国と地域で提供中の企業向けネットワークサービス。
*3:中国大陸に6都市北京、上海、広州、蘇州、大連、天津。