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Secode AB
スウェーデンのマネージドセキュリティサービスプロバイダー
Secode ABの株式取得について
NTTコミュニケーションズ株式会社(本社：東京都千代田区、代表取締役社長：有馬彰、以下、NTT Com)と北欧エリアにおいてマネージドセキュリティサービス*1(Managed Security Service、以下 MSS)およびセキュリティコンサルティングを提供しているSecode AB社(セコード社、本社：スウェーデン ストックホルム、CEO：Trygve Reinertsen、以下、Secode社)は、Secode社の株式取得について株主と基本合意に達し、本日NTT Comの完全子会社である在ドイツのNTT Communications Deutschland GmbHを通じて株式譲渡契約を締結しました。
Secode社は、スウェーデン、ノルウェーのセキュリティオペレーションセンタ*2(以下、SOC)をはじめ、北欧を中心に5ケ国に拠点を有し、金融機関や官公庁などのお客さまへMSSを提供しています。
今回の株式取得により、NTT Comグループは2009年10月に資本提携を行ったIntegralis社(インテグラリス社)の有するドイツ、アメリカ、シンガポールのセキュリティオペレーションセンタおよび日本のNTT Com SOCに加えて、Secode社の北欧にあるSOCの連携を進めると共に、北欧エリアのサービスカバレッジを強化します。Secode社は、NTT Comの有するグローバルな顧客基盤を活用することで、大規模且つ多様な業種のお客さまへサービス展開を実現します。
1.背景
近年、グローバルで活躍する企業にとって、セキュリティ対策は主要な経営課題の一つとなっています。一方で、日々進化するセキュリティ脅威に対応するために、専門性の高いエンジニアの育成や、常時監視を実施する必要があり、セキュリティ関連業務を専門家にアウトソースしたいというニーズも高まっています。
NTT Comは、グローバルに展開するお客さまからの幅広いセキュリティサービスへのご要望に応える体制をさらに強化し、Secode社の強みである高度なMSSやセキュリティコンサルティングなどを活用したサービス機能強化やサービスポートフォリオの拡大を行います。また、NTT Comのネットワークサービスなどと組み合わせた高品質なマネージドセキュリティサービスをワンストップで提供してまいります。
2.株式取得の概要
株式の取得比率： 100.0%
3.Secode社の概要
| (1)会社名 | ：Secode AB |
| (2)所在地 | ：Råsundavägen 12, 169 67 Solna, Sweden |
| (3)設立年 | ：2000年 |
| (4)代表者 | ：Trygve Reinertsen, CEO |
| (5)拠点 | ：スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、オランダ、デンマーク |
| (6)従業員数 | ：88名 |
| (7)事業概要 | ：北欧エリアにおけるMSSおよびコンサルティングの提供
■IDS(侵入検知システム)、IPS(侵入防止システム)を中心に、ログマネジメント、脆弱性分析、データ紛失防御、その他(アンチウィルス、スパム対策、マネージドVPN/Firewall、モバイルセキュリティなど)サービスの提供 ■24時間365日のSOC(スウェーデン、ノルウェー)およびローカル言語対応のサポートデスク(フィンランド、オランダ)の運用 |
お客さま拠点に導入したセキュリティ機器の日々の運用代行や、お客さまでは対応・判断が困難なセキュリティログの分析、インシデント発生時の対応サポートなどを行うことにより、お客さまシステムのセキュリティ対策を高度化し、かつ運用コストの低減に貢献するサービス。
*2: セキュリティオペレーションセンタセキュリティインシデントに対する常時監視の実施および発生時の迅速な対応を行い、安全なシステム利用環境を維持することを目的として、セキュリティに関して高度な知識を有する専門技術者が、お客さまのセキュリティに関する運用業務を代行して行う組織。
