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「e-VLAN」 カテゴリNにおける機能拡充について
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、広域イーサネットサービス「e-VLAN」 カテゴリNにて提供しているアクセス回線「シングルアクセス」に加え、アクセス区間を二重化する「デュアルアクセス」をラインナップ追加するとともに、「シングルアクセス」、「デュアルアクセス」それぞれにおいて、QoS*1によるトラフィック制御が可能な「優先制御機能」を2010年4月5日より提供開始します。
これにより、さらなる高信頼なネットワークの構築や、用途に基づくネットワークポリシーを満たす制御を行うことができ、信頼性や利便性の向上が期待できます。
1.提供背景
NTT Comは「e-VLAN」 カテゴリNを拠点エリア集中型のネットワークに最適なサービスとして2008年7月14日より幅広い業種のお客さまに提供してまいりました。
このたび信頼性と利便性の向上を目的として「デュアルアクセス」、「優先制御機能」をラインアップ追加し、提供中の「アプリケーション接続サービス」*2と併せて様々なお客さまのご要望に柔軟にお応えします。
2.サービス概要
◆デュアルアクセス(別紙1参照)
バックボーンに加えアクセス回線を二重化し、さらに制御フレームにより常時監視します。万が一の回線障害時には運用系から予備系に自動で切り替えることより、信頼性の高いネットワーク構築が可能となります。
◆優先制御機能(別紙2参照)
お客さまが指定した優先順位に従い、優先度の高いフレームから転送することで、重要データの通信品質を確保します。さらに空き帯域を利用して他のデータを転送し、回線帯域を有効活用することで効率的なネットワーク運用が可能となります。
優先度は4段階「high(最優先)」、「middle1(優先1)」、「middle2(優先2)」、 「low(非優先)」の設定ができ、優先制御識別子は、ToS(IPv4)/TC(IPv6)、 CoS、VIDの3種類から選択できるため、お客さまの業務に合わせて柔軟に対応できます。
3.利用料金
別紙3参照
4.申込受付開始日
2010年4月5日
5.今後の予定(別紙4参照)
「e-VLAN」 カテゴリNでは、2010年度第二四半期を目途に「トラフィックレポート」*3の機能追加を予定しています。
*2ストレージやセキュリティ管理などのさまざまなアプリケーションサービスと「e-VLAN カテゴリN」とを接続するプラットフォームサービスです。(サービスホームページ:http://www.ntt.com/vpn/application/connect.html)
*3 お客さまが送受信されたデータ量をグラフで表示できるオプションサービスです。
【報道機関からのお問い合わせ】
【一般のお客さまからのお問い合わせ】
法人コンタクトセンター
TEL:0120-106107
受付時間 午前9時から午後5時30分
(土・日・祝日除く)
携帯電話・PHSからも通話可能
<サービスホームページ>
・e-VLAN カテゴリN デュアルアクセス
http://www.ntt.com/vpn/e-vlan/service/ether_category_n_dual.html
・e-VLAN カテゴリN 優先制御
http://www.ntt.com/vpn/e-vlan/service/ether_category_n_qos.html