2016年12月14日
株式会社第一興商
NTTコミュニケーションズ株式会社
第一興商とNTT Comがカラオケルームを“ワークスペース”として開放する共同実証実験を開始
〜Web会議システムや無線LANなど、ビジネスに最適なICT環境を導入〜
株式会社第一興商(本社:東京都品川区、代表取締役社長:林 三郎、以下:第一興商)と、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:庄司 哲也、以下:NTT Com)は、働き方改革・生産性向上に向けた取り組みの一環として、2016年12月14日より、第一興商が展開する「ビッグエコー」のカラオケルームを、企業向けのワークスペースとしてトライアル提供する実証実験を開始します。
1. 背景
昨今企業においては、多様化するワークスタイルへの対応と生産性向上の両立を目指したいつでもどこでも働けるビジネス環境の整備、いわゆるテレワークの実現が課題となっています。特に外出中における打ち合わせ参加や資料作成など、社外におけるビジネス環境は、既存のワークスペース利用のためのコストやセキュリティ確保の難しさ、周囲の騒音などの問題もあり、十分整っていない状況です。
今回、第一興商とNTT Comは共同で、ビッグエコーのカラオケルームの一部にWeb会議システムやインターネット無線LANなどのビジネスに必要なICT環境を導入することで、企業向けにワークスペースとして提供するトライアルを開始いたします。
第一興商が展開するビッグエコーをはじめとしたカラオケルーム店舗数は国内最大であり、主要駅近隣にも多く出店しているうえ、人数に応じたルーム提供も可能です。また、ルーム内は防音で機密性に優れており、企業のワークスペースとして十分に活用出来るビジネス環境となっています。
本取り組みを通じ、第一興商は企業のテレワーク利用ニーズを踏まえた高付加価値化によるカラオケルームの利用拡大を、またNTT Comは働き方改革を実現する各種ICTソリューションの提供拡大を図っていきます。
2. 実証実験の概要
第一興商直営の首都圏21店舗のビッグエコーのカラオケルーム約100室※において、NTT Comがインターネット無線LANなどのビジネス環境を整備し、テレワークのスペースとして提供します。本実証実験は2016年12月から2017年2月末まで実施予定です。
※インターネット無線LANなどのビジネス環境の整備は、一部のトライアル店舗に限定しており、すべてのビッグエコー店舗で対応しているわけではありません。
<利用イメージ>
ビッグエコー テレワーク トライアル店舗名
東京都 | 秋葉原駅前店,神田西口店,八重洲本店,銀座数寄屋橋店,有楽町店,新橋銀座口駅前店,浜松町駅前店,品川港南口駅前店,渋谷宮益坂口駅前店,西新宿センター店,池袋西口店,赤羽店,中野通り店,八王子店 |
神奈川県 | 横浜相鉄口駅前店,新横浜店,川崎東口駅前店 |
千葉県 | 千葉駅前店,成田駅前店,柏駅前店 |
埼玉県 | 大宮南銀通り店 |
3. 今後の展開
今回の実証実験で得られたノウハウや技術的な課題をもとに、カラオケルームのテレワーク利用拡大に向けた各種ICT環境の整備や事務用品の配備など、ワークスペースに必要なビジネス環境の構築について両社で共同検討を進め、テレワークのスペースとしてカラオケルームの新たなサービスメニュー化を目指します。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社第一興商
広報担当
03-3280-2100
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2016-R130