2023年10月31日
株式会社NTTドコモ
NTTコミュニケーションズ株式会社
衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink Business」を提供開始
2024年2月22日追記
制度改定により、ご利用可能なエリアがこれまでの領海内から領海外まで拡大しました。
これに伴い、領海の基線からその外側12海里(約22km)を超える、接続水域、排他的経済水域、公海で「Starlink Business」ご利用が可能となりました。
株式会社NTTドコモ(以下、NTTドコモ)およびドコモビジネスブランドのもと、NTTドコモグループで法人事業を展開するNTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、衛星ブロードバンドインターネットサービス「Starlink Business」(以下、本サービス)を、2023年内を目途に提供開始(予定)いたします。
本サービスでは、NTTドコモが、Starlink Japan合同会社より再販事業者として認定を受けたスカパーJSAT株式会社を通じて、認定再販事業者として高速かつ低遅延な衛星ブロードバンドインターネットを提供予定です。NTT Comは、本サービスを活用することで、お客さまのさまざまなご利用用途やニーズに合った、お客さまに魅力あるサービスおよび最適なソリューションを提案してまいります。※1
本サービスの提供開始日、料金などの提供条件につきましては、詳細が決まり次第、お知らせいたします。
本サービスのご利用方法の一例として、企業や自治体のお客さまにおいては、本サービスを災害時のバックアップ回線としてご活用いただくことで、事業継続性を高めることができます。また、山間部の建設現場における遠隔監視ソリューションや、農業をはじめとする一次産業向けのIoTソリューションの導入が可能となり、さまざまな分野におけるDXの進展が期待できます。加えて、本サービスの提供エリア内(日本の領海内※2)であれば、海上での高速データ通信も可能となります。
NTT Comが有する、地域に根ざしたサポート体制や、データセンタ・クラウドなどの強みを活かしたソリューションを提供することで、これらのユースケースを実現し、お客さまの課題解決に貢献してまいります。
また、NTTドコモは、通信環境が整っていない海上や山間部での通信確保や、企業のBCP対策などでご利用いただける衛星電話サービス「ワイドスターⅡ」および「ワイドスターⅢ」(以下、ワイドスター)を提供しております。お客さまは、緊急通報を含む音声通話やFAX、データ通信などの用途としては「ワイドスター」を、より高速なインターネットサービスの用途には本サービスをご活用いただくことができ、最適な通信環境の構築が可能です。
NTTドコモとNTT Comは、今後もお客さまに寄り添い、サービスを便利に安心してご利用いただけるよう、さまざまな方法で快適な通信環境を提供し、サービスの向上に取り組んでまいります。
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
※1 「Starlink Business」は、株式会社NTTドコモが提供元であり、NTTコミュニケーションズ株式会社が代理人として契約締結権限を授与され、包括的な業務受託にもとづき販売します。
※2 海上でのご利用は、基準となる海岸線(基線)から海側へ12海里(約22km)までとなります。
本件に関するお問い合わせ先
NTT Comまたは株式会社ドコモビジネスソリューションズの営業担当者
2023-R100