富士運輸株式会社さま

「DoCoMAP」で稼働率改革、空車回送の“悩み”を“強み”へ

DoCoMAP(ドコマップ)

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導入前・導入後の比較

導入前の課題 導入後の成果
1 積み荷の配送後、帰りの車両は荷台が空のままだった。トラックの約30%がこの空車回送をしており、配車効率の改善が必要だった。 1 各車両の状況が一括で見えるようになったため、乗務員に的確な配車指示が行えるようになり、空車率が14%にまで削減できた。
2 各車両の運行状況はこれまでは各乗務員と電話確認するしか方法がなく、運行管理者が手配する際、状況把握までに手間と時間がかかり労働負担が大きかった。 2 依頼を受けた際、近くにいるトラックをマップ上で素早く見つけ出したり、過去ログから乗務員の稼働状況を確認でき、運行管理者の業務負担を減らせるようになった。
3 災害時における乗務員の安全確認や、車両故障時の対応など、不測の事態が起きた際に的確な指示が出せなかった。 3 トラックの故障時には「ディーラーマップ」を活用すると、最寄りの修理工場の場所や連絡先や営業時間が瞬時にわかるようになった。

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お客さまの声

【導入のきっかけ】
空車回送率30%の無駄を省き、お客さまの要望に応えたい
運行管理者の負担を減らし、乗務員の安全を確保したい

富士運輸株式会社 代表取締役 社長 松岡 弘晃氏 富士運輸株式会社 奈良支店 運行課 濱田 貴子氏 富士運輸株式会社 奈良支店 サービスドライバー 塩津 吉晴氏

富士運輸は長距離トラック輸送を中心とした運送会社です。しかし長距離トラックにおいては、業界平均30%といわれる「空車回送」の無駄に悩まされ続けてきました。最大の課題は、各乗務員が現在どこを走っているのかがわからないことでした。このため荷主からの急な要望に対して、運行管理者はその都度電話で確認せねばならず、たまたま近くにいなければ要望に応えられないばかりか、積み下ろしを終えた後の「空車回送」で経費と乗務員の労働時間が費やされてきました。

また、長距離トラックは急に停車できる場所を探すのが難しく、故障などの緊急事態に備えた対策もままならない状況でした。これらの問題クリアに向けては様々な市販のシステムを試してきましたが、運送業界に適したものがなく、新たなシステムの登場を待ち望んでいました。

【導入効果】
車両の一括表示で、空車回送率を30%から14%に削減
運行管理の負担を減らし、乗務員の稼働状況を把握

車両の一括表示で、空車回送率を30%から14%に削減、運行管理の負担を減らし、乗務員の稼働状況を把握

「DoCoMAP」では登録した車両がすべて1つの画面上にアップされ、それぞれの走行位置が瞬時にわかるので、荷主の急な要望にも近くを走っている車両を瞬時に探し出して対応できるようになりました。また、お客さまにも共有していただくことにより「何時頃に到着しそうだな」という予測が立てられるため、「依頼するのにとても便利だ」という声もいただいています。この双方の利便性によって、空車回送率を以前の30%から14%にまで大幅に削減でき、業績も大きく伸ばすことに成功しました。

「ログ管理」によって運行管理者が各車両の走行距離や稼働時間など把握できるため、乗務員の疲労や睡眠時間を考慮した、より的確な配車指示も出せるようにもなりました。業務の効率化は内勤者の残業や深夜作業を減らすことにもつながり、労働環境の改善ができたのも大きな効果です。大型トラックは緊急時に停車できる場所を探すのが難しいのですが、「ディーラーマップ」や「ガソリンスタンドマップ」によって、深夜の故障など万が一にも対応できるようになったことは、なによりも乗務員にとっての安全を確保し、ストレス軽減やあんしん感という数字に表れない効果ももたらしたと実感しています。

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導入システム

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導入サービス

DoCoMAP(ドコマップ)

専用GPS端末にて運行状況を見える化し、日々の運行管理を柔軟にサポート。併せて、過去1年分の各種データ閲覧やニーズに応じた機種選択も可能。

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富士運輸株式会社さま

業種 運輸
エリア 関西
従業員数 1,001名以上

事業概要

昭和53年創業。本社のある奈良市の中心に長距離トラックのネットワークを広げ続け、岩手県から鹿児島県まで全国73の拠点を持つ。業界全体の問題である「空車回送率」の削減に先陣を切って取組んでいる。

※ 掲載内容は2019年11月取材時点の情報です。


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