長野県の北西部に位置する北アルプス広域連合は、介護予防・日常生活支援総合事業の研修に「gacco ASP」を導入。講座を撮影した動画を配信して、研修会場に来れなかった受講者が空いた時間に受講できるようにした。また、1回聞いただけでは理解しにくい専門的な知識やノウハウも「gacco ASP 」で復習できるようになったことで習得が進み、研修後の活動に役立ててもらっている。介護人材の不足に悩む地域で、住民が中心となって実施する介護予防のすそ野が広がりはじめている。
導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
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1 | 全講座を休まず受講しなければいけないことに負担を感じ、研修への参加を決断できない方がいた。 | 1 | 受講できなかった日の講座を動画で見ることができるようになった。休めないという負担感がなくなったことで研修に参加しやすくなった。 |
2 | 研修で取上げる専門的な知識やノウハウを習得してもらうために、受講した後で講座内容が復習できるツールを探していた。 | 2 | 研修会場で受講した後、動画で復習。講座内容の理解が深まり、専門的な知識やノウハウを習得してもらえるようになった。 |
3 | 事務局では受講者の進捗状況などの管理を手作業で行っていたため、事務作業が煩雑であった。 | 3 | 「gacco ASP」の研修進捗管理機能で受講者の管理を一元化。資格発行の作業が大幅に効率化できた。 |
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お客さまの声
【導入のきっかけ】
研修会場から遠い地域に住んでいる方にも参加してほしい、介護の専門的な知識やノウハウを習得してもらいたい
北アルプス広域連合は介護予防・日常生活支援総合事業を開始し、住民のみなさまにも参加してもらう取組みを進めています。そのなかには地域のサロンなどで高齢者同士が健康体操や脳トレなどを楽しむ「地域支え合い活動」という取組みがあり、運営者となる住民は「介護人材養成講座」という研修を受講していただく必要があります。多くの住民に参加してもらおうと受講希望者を募集しましたが、研修会場から遠隔地域に住んでいる方のなかには数日間にわたる講座をすべて受講するのは難しいと考える方もいて、応募者は予定よりも少ないという状況でした。
また、応募者は介護に従事したことがない方ばかりですので、専門的な講座を1回聞いただけでは理解できない方もいるだろうと思い、復習できるツールを探していました。
【導入効果】
動画でいつでも受講できるので研修に参加しやすくなった、受講後の復習で講座内容の深掘りが可能となった
研修会場での講座をビデオ収録し、見やすい長さに分割して配信しています。受講できなかった講座を空いた時間に見られるので、全講座に出席しないといけないという精神的な負担がなくなり、遠隔地域に住む方からも応募が増えています。また、復習することで理解が進んだという感想も聞いています。地域支え合い活動として「ささえ合い食堂お結び」を運営する方々は研修を受講した仲間7人で、一緒に復習することがあるそうです。誰かが講座の内容を理解できていなかったら、ほかの誰かが教えるということもあるそうです。専門的な知識やノウハウもしっかり習得していただいているという実感があります。現在はケアマネージャーの専門研修にも「gacco ASP」を活用しはじめました。
「gacco ASP」の導入は研修を運営する事務局の作業にも役立っています。受講者全員の進捗状況の管理を、以前は手作業でやっていましたので、事務作業がとても煩雑でした。
「gacco ASP」には研修進捗管理機能がありますので、煩雑だった管理が一元化できて事務作業が大幅に効率化できました。ラクラク業務になりました。
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導入システム
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導入サービス
北アルプス広域連合さま
業種 | 公共機関 |
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エリア | 関東甲信越(東京以外) |
従業員数 | 51名~300名 |
事業概要
北アルプス広域連合は大町市・池田町・松川村・白馬村・小谷村で構成され、医療や消防などの事務を共同運営している。総人口は約6万人。豊かな自然に恵まれ、登山やウィンタースポーツを楽しむ観光客も多い。
※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。