Suicaで領収書の発行や履歴を確認するためには?不便さを解消する方法も解説

Suicaで領収書の発行や履歴を確認するためには?不便さを解消する方法も解説

公開日:2024/6/26

Suicaは、鉄道やバス、買い物などで利用することができるJR東日本のICカードです。電車で利用すれば、ワンタッチで改札機を通過することができるため、券売機の前に並ぶ必要がありません。また、交通系電子マネー『Suica』のマークがあるお店では、Suicaを使用して買い物の決済をすることも可能です。

このようにSuicaは利便性が高いため、ビジネスシーンで活用している企業や個人も非常に多いです。例えば、通勤や顧客訪問などで利用する際や仕入れを行うときに活用するという方も少なくないでしょう。しかし、ビジネスにおける支払いは経費精算や支出管理が必要になるため、領収書を発行したいというときもあります。また、履歴を確認したいという場面も少なくないでしょう。

本記事では、Suicaで領収書の発行や履歴を確認するための方法についてご紹介します。また、ビジネスシーンで効率的にSuicaを活用するための方法についても解説しますので、興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

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Suicaで領収書の発行や履歴を確認する方法

はじめに、Suicaで領収書の発行や履歴を確認する方法を解説します。

Suicaで領収書を発行する方法

現金による入金やオートチャージ、Suicaポケットからチャージする場合、領収書を発行することができません。そのため、現金でSuicaにチャージするときは、店舗や券売機などから発行されるレシートを領収書の代わりとして使用します。また、オートチャージの場合はクレジットカードの明細書などを確認する必要があるでしょう。

Suicaで履歴を確認する方法

交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークがついている自動券売機やチャージ専用機、多機能券売機においては、履歴の確認と印字、チャージ残高の確認ができます。そのため、Suicaを使用している場合は、交通系ICカード全国相互利用のシンボルマークがある自動券売機等やチャージ専用機等で操作して履歴を確認することになります。

しかし、履歴の表示は最大で20件までです。また、履歴印字は直近の100件まで行うことができます。利用してから26時間経過した履歴は印字することができず、一部の駅や機種によって履歴印字ができないケースもあるため、その点には注意する必要があります。

モバイルSuicaで領収書の発行や履歴の確認を行う方法

モバイルSuicaを利用している場合、領収書の発行や履歴の確認を行うことが可能です。具体的に、モバイルSuicaで領収書の発行や履歴を確認する方法を解説します。

モバイルSuicaで領収書を発行する方法

モバイルSuicaを使用する場合、領収書や払戻計算書は会員メニューサイトから確認することができます。具体的な手順は下記の通りです。

1.下記のURLから会員メニューサイトにログインします。
https://www.mobilesuica.com/

2.『モバイルSuicaによるログイン』を選択し、メールアドレスとパスワードを入力してから下部の『ログイン』ボタンをタップもしくはクリックします。

3.ページ上部のタブで『領収書/払戻計算書が必要なSuica』を選択します。

4.会員メニューの『ご利用明細書(領収書)/払戻計算書』をクリックすることで、領収書の発行が可能です。こちらで領収書を発行する方法の手順は以上です。

モバイルSuicaを利用する場合、会員メニューサイトから領収書の発行ができますが、発行できる領収書及び払戻計算書は1年前の同月の取引分までとなります。そのため、領収書が必要な場合は、この期間を経過しないように定期的に領収書を発行する必要があります。

モバイルSuicaで履歴の確認を行う方法

モバイルSuicaで履歴の確認を行う方法は下記の3つです。

  • モバイルSuicaアプリのトップページで履歴を確認する
  • モバイルSuicaの会員メニューで履歴を確認する
  • 会員メニューサイトで履歴を確認する

それぞれの方法で履歴を確認する手順を解説します。

モバイルSuicaアプリのトップページで履歴を確認する方法

モバイルSuicaアプリのトップページから履歴を確認する手順は下記の通りです。

1. モバイルSuicaアプリを起動してログインをする。
2.トップページから履歴を確認したいSuicaを選択し、SF利用履歴を確認します。

モバイルSuicaの会員メニューで履歴を確認する方法

モバイルSuicaの会員メニューから履歴を確認する方法は下記の手順になります。

1. モバイルSuicaアプリにログイン後、トップページから会員メニューをタップします。
2.利用履歴を確認したいSuicaを選択して『Suica管理』をタップします。
3.Suica管理画面でSF利用履歴をタップすれば履歴の確認が可能です。

会員メニューサイトで履歴を確認する方法

会員メニューサイトで履歴を確認する方法は下記の通りです。

1.会員メニューサイトにログインします。
2.Suicaご利用状況照会の『SF(電子マネー)利用履歴』をクリックすると履歴を確認できます。

Suicaの領収書発行や履歴確認の不便さを解消する方法

Suicaは、金額をチャージした際にレシートを受け取り、それを領収書の代わりにします。また、履歴確認には件数制限が設けられているため、不便さを感じる方も少なくありません。

ここでは、Suicaの領収書発行や履歴確認を便利にする方法について解説しますので、ビジネスでSuicaを利用したい方は、ぜひ参考にしてください。

モバイルSuicaを活用する

1つ目の方法は、モバイルSuicaを活用することです。

モバイルSuicaは、領収書の発行や利用履歴の確認がしやすくなります。そのため、ICカードのSuicaを利用する場合と比べて利便性が高くなりやすいです。しかし、モバイルSuicaを利用する場合でも確認できる利用履歴は100件までといった制限はあります。

経費精算システムと連携させる

2つ目は、モバイルSuicaと経費精算システムを連携させる方法です。

モバイルSuicaと経費精算システムを連携させることで、従業員は改札を通るだけで経費申請が完了します。また、利用した経路や金額はアプリデータに連携されるため、経理担当者のチェック作業の負担が軽減されます。

『交通費の申請を自動化したい』、『経費精算を効率化したい』という方は、経費精算システムとモバイルSuicaを連携させるのがおすすめです。

モバイルSuicaと経費精算システムを連携させる3つのメリット

モバイルSuicaと経費精算システムを連携すれば、大まかにわけて3つのメリットを獲得することができます。具体的に、それぞれのメリットについて詳しく解説します。

手書きや手入力が不要

1つ目のメリットは、手書きや手入力が不要になるという点です。

経費精算システムの中には、自動で運賃や経路を読み込むことができる機能が搭載されているものもあるため、手書きや手入力が不要になります。これにより、申請者は印字した申請書を転記する必要がなくなるため、経費申請の負担が軽減されるでしょう。

運賃はシステムが自動で計算

2つ目のメリットは、自動で運賃が計算されるという点です。

経費精算システムにあらかじめ定期区間を登録しておくと、申請された経路内に定期区間が含まれている場合、自動で控除してくれます。これにより、承認者のチェック作業が大幅に軽減されるので、その点も大きなメリットです。

時間や場所に関係なく申請や承認が可能

3つ目のメリットは、時間や場所に関係なく申請や承認ができるという点です。

経費精算システムによっても異なりますが、クラウド型を採用している場合、インターネット接続環境があれば申請や承認ができます。これにより、外出先で手が空いたときや自宅から承認や申請作業ができるので、経費精算を効率化させられるでしょう。

まとめ

今回は、Suicaで領収書の発行や履歴を確認するための方法について詳しく解説しました。ご紹介したように、Suicaと経費精算システムを連携させると交通費精算が非常に便利になります。そのため、経理担当者や申請者の負担を軽減したいという企業は、モバイルSuicaと経費精算システムの連携を検討しましょう。

NTTコミュニケーションズでは、経費精算システム『SmartGo® Staple』を提供しています。SmartGo® Stapleは、モバイルSuicaと法人プリペイドカードのStapleカードが一体になったサービスで、電車に乗るとき、モバイルSuicaで改札を通るだけで経費申請が完了します。また、利用した経路や金額はアプリにデータ連携されるため、経理担当者の負担も軽減されます。興味がある方は、この機会にSmartGo® Stapleの利用を検討しましょう。

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