おすすめの経費精算クラウド5選!概要や特徴を解説
公開日:2024/10/4
多くの企業にとって経費精算は、負担のかかる業務のひとつです。例えば、紙で領収書などを管理する場合、申請者に領収書の提出を求めたり、経理担当者がその都度チェックしたりしなければなりません。また、経理担当者は申請者から受け取った領収書をもとに取引先名や取引日、金額などを入力しなければなりませんが、手入力の場合はミスが発生しやすいです。
このような経費精算の課題を解決するために、多くの企業では経費精算クラウドを導入しています。経費精算クラウドを導入すれば、クラウドによるメリットを得られるため、オンプレミスからの変更を検討している企業や新たにクラウド型の経費精算システムの導入を考えている方も多いでしょう。
本記事では、経費精算システムはクラウドがおすすめである理由やおすすめの経費精算クラウドをいくつかご紹介しますので、経費精算クラウドの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
経費精算システムはクラウドがおすすめ!その理由とは?
経費精算システムは、大まかにわけてオンプレミス型とクラウド型の2種類があります。オンプレミス型とは、社内にサーバーや通信回線、システムなどを構築し、自社で運用を行う形態のことです。一方、クラウド型はオンライン上のサーバーで提供されているサービスをインターネットを介して利用する形態を意味します。
ここでは、その中でも経費精算クラウドがおすすめされる理由について詳しく解説します。
初期費用が少ない
1つ目の理由は、初期費用が少ないという点です。
一般的に、オンプレミス型の経費精算システムは初期費用が高く、予算に余裕がある会社でないと導入が難しいケースが多いです。そのため、十分に予算を確保できない中小企業の中には、経費精算システムに興味があるものの予算の関係で購入を控えるというところも少なくないでしょう。
一方、経費精算クラウドは月額費用が発生しますが、初期費用はオンプレミス型よりも安価なケースが多いため、大規模な予算を確保することができない企業でも導入しやすくなっています。
外出中や移動先でも経費申請・承認が可能
2つ目の理由は、外出中や移動先でも経費申請や承認ができるという点です。
クラウド型の経費精算システムは、インターネット環境があれば社外からでもアクセスすることができます。そのため、業務効率化を期待することが可能です。例えば、営業マンが訪問先から直帰したいというケースでもクラウド型の経費精算システムの場合はスマートフォンやノートパソコンから経費精算が可能です。これにより、経費精算のために一度本社へ戻らなくてもいいので便利です。
クラウド型の経費精算システムを導入すれば、結果として経費申請のために使用していた時間を大幅に削減することができるので、その点が大きなメリットといえます。
おすすめのクラウド型の経費精算システム5選
次に、おすすめの経費精算クラウドを5つご紹介します。経費精算クラウドの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
楽々精算
楽々精算は、累計導入社数No.1の経費精算システムです。申請から承認、処理・保存まで毎月の経費精算業務をペーパーレス化や脱Excelにより効率化してくれます。クラウドになるため、PCやスマホなど端末に関係なく申請や承認が可能です。また、移動先からでも利用することができます。
楽々精算の特徴は、システム設定の自由度が高いという点です。経費精算のルールは会社によって変化しますが、楽々精算であれば今あるルールから変更することなく経費精算をシステム化することができます。例えば、申請項目やレイアウト、承認フローなどをいつでも自由にカスタマイズすることができるので、自社に適した経費精算クラウドを導入することができるでしょう。
公式サイト:https://www.rakurakuseisan.jp/
マネーフォワード クラウド経費
マネーフォワード クラウド経費は、申請から経理処理までを効率化することができる経費精算クラウドです。『ITreview 経費精算部門 カテゴリーレポート 2023 Spring』の電子帳簿保存法対応機能No.1、課金顧客数15万社にも上る経費精算クラウドになります。
マネーフォワード クラウド経費の特徴は、いつでもどこでもスマホアプリから申請や承認ができるという点です。マネーフォワード クラウド経費はクラウド型の経費精算システムになるため、時間や場所に関係なく申請や承認ができます。これにより、申請者や経理担当者は隙間時間で経費精算に対応することができるので、その点が大きなメリットです。また、交通系ICカードやクレジットカードなどと連携することもできるため、明細データの自動取得も可能です。さらに、領収書を撮影するだけで日付や金額などを自動でデータ化することもできるため、手入力のミスを減らすこともできるでしょう。
公式サイト:https://biz.moneyforward.com/expense/
ジョブカン経費精算
ジョブカン経費精算は、経費精算の申請や承認、経理業務をクラウド管理できる経費精算クラウドです。申請者や経理担当者の業務負担を軽減することができ、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しています。
ジョブカン経費精算の特徴は、操作しやすいシンプル画面を採用しているため、快適な経費精算業務を実現できるという点です。乗換案内連携やICカード読取機能が搭載されているため、申請の際に発生しやすいミスや手間を削減することができます。また、スマホから領収書を撮影してそのまま添付し、申請することも可能です。
そのほかにも通知機能によりスピーディーな承認を実現できたり、スマホから簡単に承認作業ができたりするため、大幅な業務効率化を期待することができるでしょう。
公式サイト:https://ex.jobcan.ne.jp/
J’sNAVI NEO
J’sNAVI NEOは、日常の経費精算の効率化だけでなく、旅費精算の手入力や突き合わせ作業、立替・仮払い作業を削減することができる経費精算クラウドです。電子帳簿保存法に関するさまざまな機能が搭載されており、スキャナ保存ソフト法的要件の認証も取得しています。
J’sNAVI NEOは、経費精算システムの機能のほかにも法人一括請求で国内外の出張手配ができるチケット手配機能が搭載されています。そのため、出張の機会が多く、経費精算の効率化も実現したい企業におすすめです。
公式サイト:https://www.jsnavineo.com/
Concur Expense 経費精算システム
Concur Expense 経費精算システムは、交通費・出張費・会議費など、経費精算を自動化し、業務効率化を実現してくれる経費精算クラウドです。SAP Concurは、経費精算だけでなく、請求書管理などさまざまなサービスを提供しているため、複数の製品を契約することもできます。
Concur Expense 経費精算システムは、経理のDXを実現してくれる経費精算クラウドです。Concur Expense 経費精算システムを利用することで、いつどこにいても経費精算業務を行うことができるようになります。これにより、効率化が進み生産性の高い業務に集中することが可能です。Concur Expense 経費精算システムは特に、経理のDX化を目指したい企業や抱えるさまざまな課題をシステム導入で解決していきたい方におすすめです。
公式サイト:https://www.concur.co.jp/expense-management
まとめ
今回は、おすすめの経費精算クラウドの特徴や概要をご紹介しました。それぞれの製品によって搭載されている機能や特徴、価格が変化するため、導入を検討している企業は、自身に最適な経費精算クラウドを選択する必要があります。
NTTコミュニケーションズでは、経費精算システム『SmartGo® Staple』を提供しています。SmartGo® Stapleは、モバイルSuicaとStapleカードが一体になった経費精算システムです。電車を利用する際、モバイルSuicaで改札を通過するだけで申請ができたり、利用した経路や金額はアプリにデータ連携されるためチェック作業の負担を軽減できたりします。これから経費精算システムを導入し、交通費精算の効率化や経費担当者の負担削減を目指したい企業は、この機会にSmartGo® Stapleの利用を検討しましょう。
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