NTTファイナンスのBizカードとは?メリットや有効な使い方を解説

NTTファイナンスのBizカードとは?メリットや有効な使い方を解説

公開日:2022/11/25

NTTファイナンスのBizカードはポイント還元率1%の法人カードです。レギュラーカードは年会費無料で利用できます。国内および海外旅行傷害保険など便利なサービスがついており、使い勝手のよいカードといえるでしょう。

本記事では、Bizカードを使用するメリットや有効な使い方について解説します。年会費無料でポイント還元率1%の法人カードに興味のある担当者の方は、ぜひ、参考にしてください。

NTTファイナンスBizカードとは

NTTファイナンスBizカードは、ビジネスシーンで利用できる法人クレジットカードです。ポイント還元率が1%あり、年会費無料で利用できるプランもあります。法人・個人事業主共に持つことが可能です。

不正検知システムで不審な利用を24時間監視しているため、安心して利用できるカードといえるでしょう。

法人カードとしてさまざまな便利な機能を備えているNTTファイナンスBizカードについて、詳しくみていきます。

年会費無料

NTTファイナンスBizカードレギュラーは、カードの年会費が永年無料で利用できます。本カードの年会費だけでなく、追加カードについても年会費はかかりません。

一般的に年会費無料のカードであれば、ポイント還元なし、あるいはポイント還元率の低いものが多くみられる傾向です。

しかし、Bizカードレギュラーは年会費無料でありながら、基本ポイント還元率が1%あります。

国内・海外旅行付帯サービス

国内・海外出張の多い企業にとっては旅行付帯保険は、使い勝手の良いサービスといえるでしょう。

Bizカードには国内・海外旅行傷害保険がついています。国内・海外を対象としたショッピング保険もついている点でも、安心して利用できるカードといえるでしょう。各限度額については後述します。

4つの種類がある

NTTファイナンスBizカードは、法人用・個人事業主用のカードがあります。それぞれに、ゴールドとレギュラーがあり、全4種類です。それぞれの違いをみていきましょう。

法人 個人事業主
レギュラー ゴールド レギュラー ゴールド
代表者カード年会費 永年無料 11,000円 永年無料 11,000円
追加カード年会費 永年無料 2,200円 永年無料 2,200円
カード利用限度額 40/60/80万円 100/150/200万円 40/60/80万円 100/150/200万円
基本ポイント還元率 1%
支払い回数 1回払い ・1回払い
・分割払い
・リボ払い
・ボーナス一括払い
海外旅行傷害保険 最高2,000万円 最高1億円 最高2,000万円 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高2,000万円 最高5,000万円 最高2,000万円 最高5,000万円
ショッピング保険(国内・海外対象) 年間最高100万円 年間最高300万円 年間最高100万円 年間最高300万円

法人カードと個人事業主カードの大きな違いは支払い回数です。法人カードは一括払いのみですが、個人事業主の場合、分割払いやリボ払いなどが利用できます。

レギュラーとゴールドでは、年会費の金額が大きく異なります。

併せて、カード利用限度額や旅行傷害保険の補償最高額も異なるため、自社のカード使用用途や目的により選択するとよいでしょう。

VISAビジネスオファー・Amazonビジネスの利用が可能

NTTファイナンスBizカードはVISAブランドの法人カードです。そのため、VISAが「VISA法人カード」利用者に提供している優待特典が利用できます。

その特典内容は多岐にわたり、例えば次のものがあります。

・オフィス用品の割引
・日本交通のハイヤーの優待料金
・ホテルの割引
・会計ソフトなどの優待料金
・Yahoo!広告費用5,000円分

さまざまなものが優待料金で利用できるため、活用してみましょう。

また、Bizカードには「Visaセルフ登録ポータル」サービスがあります。そのため、法人向けの割引価格商品が充実している「Amazonビジネス」アカウントをすぐに解説できます。

通常、Amazonビジネスへ登録する際は企業情報の入力が必要で、さらに審査に時間がかかる場合が少なくありません。「VISAセルフ登録ポータル」を利用すると、そのような時間はかかりません。入力の手間も不要で、Amazonビジネスを始められる点はメリットといえるでしょう。

Web明細編集サービスがある

年会費無料のレギュラーカードを利用して、毎月郵送で明細書を発行すると手数料として1通につき、110円かかります。(ゴールドカードでは無料)

しかし、レギュラーカードであってもWeb明細を利用すれば発行手数料はかかりません。また、Bizカードには「Web明細編集サービス」がついています。

利用用途に合わせ、最大10分割して明細を作成できます。費用科目を自分で編集することも可能です。編集したWeb明細をPDFやCSVデータでダウンロードできるため、経理処理の時間短縮やミス防止につながります。

コーポレートカードについての記事はこちらです。

NTTファイナンスBizカードを使用する3つのメリット

年会費無料で利用でき、ポイント還元率1%のBizカードに興味を持った担当者の方も多いでしょう。ここでは、Bizカードを使用する3つのメリットをみていきます。

自社の状況に合わせてカードの種類を選択できる

Bizカードには、年会費無料で利用できるレギュラーと、年会費の必要なゴールドがあります。

ゴールドカードを利用すると、カード利用限度額が最大200万円となるため、毎月カードで多くの経費を利用する企業にとっては使いやすいカードといえるでしょう。

また、レギュラーにはなくゴールドにはあるサービスとして、空港ラウンジの無料利用があります。国内の主要空港にある空港内ラウンジおよび、ハワイ・ホノルルラウンジ(空港外)が無料で利用可能です。出張の多い企業にとっては、利便性の高いサービスといえるでしょう。

ポイント還元率が高く交換の選択肢も多い

Bizカードの基本ポイント還元率は1%です。加えて、「倍増TOWN」というポイントアップモールが利用できます。

このポイントモールを経由して各種ネットショップで買い物をすれば最大26倍のポイントが貯まります。会社の備品などをネットショップで購入している企業にとってはお得なサービスです。

1ポイント1円として換算できます。カタログギフトやギフトカードなどに変換できるだけでなく、キャッシュバックも可能です。ポイントを現金で換算し、カード支払い時に充当できます。経費節減として役立つサービスといえるでしょう。

加えて、Tポイント、Pontaポイント、dポイントなどのポイントやANAマイルに交換することも可能です。

国内でも海外でも付帯保険サービスがある

Bizカードは、国内・海外ともに旅行傷害保険がついています。レギュラープランの場合でも最高2,000万円の傷害保険がついているため、出張の多い企業にとって利便性の高いサービスです。

ビジネスカードについての記事はこちらです。

NTTファイナンスBizカードの有効な使い方

Bizカードの導入により、支払い面や経理面の利便性が向上します。カードの有効な使い方についてみていきましょう。

法人口座における支払いの一元化

それぞれの社員が現金や個人のカードで仕事に必要なものを購入し、経費精算を行う場合は、各社員に対して、現金精算や振り込みなど多くの手間が生じます。これは、経費を支払う担当社員・精算を行う経理社員共に多くの負担が発生している状況といえるでしょう。

Bizカードを導入すると支払口座を一元化できるため、経理業務の負担が軽減できます。

経費精算ツールとの連動による効率化

Bizカードは対応可能な経費精算ツールと連動可能です。連動すれば、カードのデータをそのまま精算システムに使えるため、経理担当者による入力の手間が省けます。

また、クレジットカードの金額は変更できないため、不正申請や申請ミスを未然に防止可能です。経費の計上もれや申請もれの防止にもつながります。

これまで、稟議書などの用紙を用いた経費精算を行っていた場合、大幅な手間やミスの削減が期待できます。

出張先での支払い

Bizカードは国内・海外ともにショッピング保険がついているため、出張先での支払いに適したカードです。

ショッピング保険とは、クレジットカードで購入した商品に対して適用される保険です。購入後90日以内に購入商品が破損や盗難などにあった場合に利用できます。(一部適用除外品あり)

1回につき必要な自己負担額はカードにより異なり、次のとおりです。
・ゴールド:3,000円
・レギュラー:10,000円

出張先では多くの支払いが発生することが少なくありません。カードを利用すれば、申請の手間など、担当者の負担軽減につながります。

法人カードを選択する際のポイント

法人カードを選択する際に特に気を付けたいポイントは次の5つです。
・年会費
・審査基準
・追加カードの上限
・ポイント変換率
・付帯サービス

Bizカードの場合、年会費無料・ポイント変換率1%、付帯サービスも充実しており、選択すべきカードの1つといえるでしょう。

法人カードを申し込むと審査があります。決算書の提出が必要なカードも少なくありません。そのため、赤字の企業や起業して間もない企業は審査に通りづらいことがあります。

なお、Bizカードの場合、申し込みに必要な際の必要書類は以下のとおりです。

法人 個人事業主
・登記事項証明書
・法人代表者の本人確認書類
・事業主の本人確認書類

決算書の提出は不要です。そのため、決算書の提出が必要なカードと比較した場合、審査に通りやすくなることが期待できます。

一般的に、年会費が高いほど審査が通りづらくなる傾向です。審査に不安がある場合は、レギュラーカードの申し込みを検討してみましょう。

ただし、審査に通るまで不安だからと複数のカード会社に同時に申し込むと悪影響を及ぼすため注意しましょう。

法人向けクレジットカードについての記事はこちらです。

経費精算にもNTTファイナンスBizカードを

Bizカードは、年会費無料プランのある法人カードです。基本ポイント還元率が1%と高く、国内・海外ともに旅行傷害保険が充実しています。

とくに出張の多い企業にとって適したカードといえるでしょう。ポイントモールを経由してネットショッピングで買い物をした場合、ポイントが最大26倍になるため、対象のネットショップを頻繁に利用している会社にとっても、利用を検討したいカードです。

ただし、ポイントを得るためにはポイントモールの経由が欠かせません。利用の際には社員への周知徹底が必要です。
現在、経費精算に手間がかかっている企業は、Bizカードを導入して経費精算システムと連動すれば、手間や経費の大幅な削減につながります。

経費精算のキャッシュレス化についての記事はこちらです。

まとめ

NTTファイナンスBizカードは、年会費永年無料でも利用できる、使い勝手の良い法人カードです。基本ポイント還元率1%、ポイントの使い道は幅広く、キャッシュバックして返済額に充当することもできます。

キャッシュレスだけでなく経費節減にも役に立つカードです。

国内・海外ともに旅行傷害保険が充実しているため、出張の多い企業にとっても便利なカードといえます。

NTTコミュニケーションズが提供するSmartGo®Stapleは、法人用プリペイドカードや経費精算システムなどが一体となった利便性の高いサービスです。導入すると、交通費の立替精算業務が不要になり、経費精算業務が簡略化されるため利便性が向上します。法人カードの利用を検討している方は、SmartGo® Stapleの資料を取り寄せてみましょう。

経費精算でお悩みの方へ

こんなお悩みございませんか?

  • 経費や交通費の立替が多く、経費精算に稼働がかかる
  • 立替の事務手続きが多い
  • 出社せずに経費精算を完結させたい
  • 定期代支給を廃止し、都度精算にしたい

そのお悩み、ビジネスd経費精算ですべて解決できます!

あわせて読みたいおすすめの記事