中小企業におすすめの法人カード5選!選び方のポイントも紹介

中小企業におすすめの法人カード5選!選び方のポイントも紹介

公開日:2024/5/30

中小企業の中には、法人カードの契約を検討している方も少なくないでしょう。実際に、中小企業が法人カードを使用すれば、経費管理がしやすくなるため、経理担当者の負担が軽減されます。また、キャッシュフローの調整にも役立つため、計画的に資金を使えば、経営を有利に進めることができるでしょう。

しかし、法人カードにはさまざまな種類があります。それぞれの法人カードで審査ハードルや追加カードにかかる費用、利用限度額などが異なるため、中小企業は自社に最適なものを選択することが重要です。また、経営者の中には、中小企業におすすめの法人カードをピックアップしてほしいと思われている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、中小企業が法人カードを選ぶ際のコツや中小企業におすすめの法人カードをご紹介しますので、契約を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

中小企業が法人カードを選ぶ際に意識したい4つのポイント

はじめに、中小企業が法人カードを選ぶ際に意識したいポイントを4つご紹介します。それぞれのポイントを知ることで、法人カードのどの部分を見て選べばいいのかがわかるので、ぜひチェックしてみてください。

年会費

1つ目は、年会費です。

それぞれの法人カードで必要な年会費は変化します。例えば、年会費が高額な法人カードから完全に無料で契約できるものも存在します。年会費は経費として処理することができますが、中小企業によっては年会費を支払うことに金銭的な負担を感じるところもあるでしょう。そのような中小企業は、付帯サービスを重視せずに年会費無料の法人カードを選ぶのがおすすめです。

年会費が有料の法人カードを選びたいという方は、特典や付帯サービスと年会費のバランスを見極めて選ぶのがおすすめです。一般的に年会費が高い法人カードは付帯サービスや特典が豊富となっています。それぞれの法人カードの付帯サービスや特典を比較して、自社の利用頻度が高いものを選択するのがおすすめです。

事業規模に合った利用限度額の法人カードを選ぶ

2つ目は、事業規模に合った利用限度額の法人カードを選ぶことです。

法人カードは、利用金額が引き落とされるまでは、利用限度額の範囲で決済することになります。例えば、支払日が翌月の27日の場合、利用限度額の範囲内で約2カ月間資金をやり繰りしなければなりません。もし、事業規模が大きい場合、支払日に到達する前にすべての利用限度額を使ってしまう可能性もあるため、事業規模に合った利用限度額の法人カードを選ぶ必要があります。

しかし、法人カードの利用限度額は審査に応じて変化します。必ずしも自社が希望する利用限度額を設定できるというわけではないため、その点には注意が必要です。

追加カードの発行枚数

3つ目は、追加カードの発行枚数です。

それぞれの法人カードで追加カードの発行枚数は変化します。法人カードを契約する目的はそれぞれの企業で変わりますが、経費の一元管理を行うために利用したいという中小企業も少なくないでしょう。その場合、法人カードを持たせたい社員分の枚数を発行できるカード会社を選択する必要があります。

還元率

4つ目は、還元率です。

法人カードを利用して備品や接待費用を決済すると、金額に応じてポイントやマイルが還元されます。法人カードは長期的に使用し、高額な決済を行う機会も多いため、少しの還元率の変化で大きな差がつくことになるでしょう。

できるだけ還元率の高い法人カードを選びたいという方は、それぞれの法人カードで還元率を比較して自社に最適なものを選択するのがおすすめです。

中小企業におすすめの5つの法人カード

中小企業におすすめの法人カードを5つご紹介します。それぞれの法人カードの概要や特徴について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

NTTファイナンス Bizカード

NTTファイナンス Bizカードは、NTTファイナンスが提供している法人向けカードです。ゴールドカードとレギュラーカードがあり、中小企業は年会費や損害保険の手厚さに合わせて好みのタイプを選択することができます。

レギュラーカードは、代表者カード及び使用者カードの年会費が無料です。一方、ゴールドカードは代表者カードが11,000円(税込)、使用者カードが1枚あたり2,200円(税込)となっていますが、レギュラーカードに比べて海外旅行損害保険や国内旅行損害保険が手厚く、空港ラウンジも国内及びハワイにおいて無料で利用できるといったメリットがあります。

特に、NTTファイナンス Bizカードは還元率が高く、年会費を抑えたい中小企業におすすめの法人カードです。

公式サイト:https://yaritori.jp/work-efficiency/9755/

freeeカードUnlimited

freeeカードUnlimitedは、会計ソフトで有名なfreeeが提供している法人カードです。年会費や発行手数料が無料になっているため、年会費を抑えたい中小企業も選択しやすくなっています。

freeeカードUnlimitedは、freee会計のデータに基づいた独自の審査を採用しています。新設や小規模事業者の発行実績はもちろんのこと、中規模以上の事業者の中には、利用限度額1億円で契約しているところもあります。そのため、幅広い企業が利用しやすい法人カードです。

freeeカードUnlimitedは、年会費や追加カード手数料を無料で利用したい中小企業やfreeeを使用して会計業務を効率化したいという方におすすめです。

公式サイト:https://www.freee.co.jp/payment/card/

バクラクビジネスカード

バクラクビジネスカードは、リアルカードはもちろんのこと、バーチャルカードでも運用することができる法人カードです。バーチャルカードの場合、初期費用や年会費が無料で利用することができます。また、不正利用を防止するために利用金額や期間が指定できるため、不安の少ない運用が可能です。

バクラクビジネスカードは、freee会計やマネーフォワードなど有名な会計ソフトとの連携がしやすく、経理管理をシンプルにしたい中小企業にもおすすめの法人カードです。

公式サイト:https://bakuraku.jp/card/

UPSIDER

UPSIDERは、35,000社以上の企業が使用している法人カードです。年会費・発行手数料が無料となっており、最大10億円の利用限度額を設定することができます。

特徴は、不正利用防止に特化している点です。例えば、利用先を制限することができるため、不正利用を極力排除することができます。また、日次や月次、取引ごとに上限金額を設定することも可能です。

UPSIDERは、不正利用を防止したい中小企業や補償が手厚い法人カードを選びたいという人におすすめです。

公式サイト:https://up-sider.com/

JCB法人カード

JCB法人カードは、中小企業向けのスタンダードな法人カードです。ゴールドカードと一般カードを提供しています。利用金額に応じてポイントが貯まり、そのポイントはJCBギフトカードに交換することが可能です。

JCB法人カードは、業界初のサイバーリスクに備えられる法人カードです。サイバーリスク保険は一般カードが50万円、ゴールドカードは75万円まで補償されるため、そのようなリスクに備えたいという方におすすめの法人カードです。

公式サイト:https://www.jcb.co.jp/corporate/houjin/ippan.html

まとめ

今回は、中小企業が法人カードを選ぶ際に意識したいポイントや中小企業におすすめの法人カードをいくつかピックアップしました。それぞれの法人カードで付帯サービスや補償が変化します。また、年会費なども変わってくるため、このようなポイントをチェックしながら自社に最適なものを選択してください。

一方、企業の中には不正利用のリスクを懸念されている方もいるのではないでしょうか。不正利用防止のためのサービスを提供している法人カードもありますが、リスクをゼロにすることは不可能です。そのため、完全にリスクを排除したいという方は、法人向けのプリペイドカードを利用するのがおすすめです。

NTTコミュニケーションズでは、法人向けプリペイドカード『ビジネスdプリペイド』を提供しています。ビジネスdプリペイドは、法人向けのプリペイドカードになっており、チャージした金額だけ使用できる仕組みです。そのため、不正利用のリスクが大幅に下がるため、この機会に利用を検討しましょう。

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