林業における就業現場では、労働災害発生率が全産業と比較して高いこと、また林内は携帯電話が繋がらない場合が多く、万が一、労働災害が発生した場合に早期対応が困難となる場合が多いことなどの課題があります。このため、県では林内における通信環境の整備に向け、ネットワーク環境を構築する手法を県内2か所の山林で検証します。実証は、「福井県のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進に関する連携協定」を締結している株式会社NTTドコモ(以下NTTドコモ)の協力の下、実施します。

1.実証期間

令和4年10月6日(木)

※荒天の場合は、上記の日程で実施できない可能性があります。

2.実証場所

福井市東新町山林

3.実証内容

(1)通信に好適なルーターの設営高度の計測

(2)林内でのルーターからの通信可能範囲の計測

(3)機器を安全に使用できる風速の計測

(4)LTEサービスエリア端からの通信可能距離の計測

(5)連続稼働可能時間(想定時間)の計測

(6)林内の通信端末(スマートフォンなど)における通信速度の計測

4.実証参加機関

NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com)^※

※NTTドコモおよびドコモ・システムズ株式会社の法人事業は、令和4年7月にNTT Comへ移管されました。

別紙(PDF：649KB)