2024年3月28日
「docomo MEC Compute E」がMECダイレクトに対応
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)の「docomo MEC※1Compute E」が2024年3月28日よりリアルタイム・高セキュリティを実現する「MECダイレクト」※2に対応します。
1.概要
「docomo MEC Compute E」はNTT Comのデータ利活用プラットフォーム「Smart Data Platform」※3(以下 SDPF)と連携可能なMECサービスです。「MECダイレクト」に対応することで、以下のメリットが実現できます。
- 端末とMECサーバーを直結して通信経路を直結することでリアルタイム性を向上
- インターネットに接続しない閉域環境での通信が可能で、セキュリティリスクを低減
<MECダイレクトのイメージ図>
また、「docomo MEC Compute E」を介してSDPFを活用することで既存のシステムとセキュアに接続することができ、本サービスを介して得られるデータの蓄積・管理・分析を、効率的に行うことができます。
< docomo MEC Compute Eのイメージ図>
2.提供開始日
2024年3月28日
3.価格
下記お問い合わせ先、もしくは NTT Com営業担当者までお問い合わせください。
4.お申し込み方法
下記お問い合わせ先、もしくは NTT Com営業担当者までお問い合わせください。
5.ソリューション例:AI顔認証モバイルゲート
<イメージ図>
AI顔認証モバイルゲート※4は、イベント会場などの入退場ゲートに「docomo MEC」とAI顔認証ゲートを活用し入場管理業務の省人化・省力化を実現するソリューションです。入場者の顔認証データや滞在時間などを取得することができ、SDPFを通じてお客さまの既存システムと連携させることで、迷子の確認やイベントの満足度を計測したマーケティングなどさまざまなデータの利活用が可能となります。
従来はFlexible InterConnectとお客さま情報DBまでが閉域環境でしたが、「MECダイレクト」を使用することで、顔認証ゲートから「docomo MEC」およびお客さま情報DBまでが閉域環境となり、高いセキュリティを担保することができます。
※1:「docomo MEC®」は、MEC技術を活用した株式会社NTTドコモのサービスです。MEC技術は、モバイル機器からのアクセスに特化し端末本体や端末の近くに分散配置されたエッジサーバーでデータを処理・分析する技術です。詳しくは下記Webサイトをご覧ください。
https://www.mec.docomo.ne.jp/
※2:「MECダイレクト®」の詳細は下記Webサイトをご覧ください。
https://www.mec.docomo.ne.jp/document/docs/mec-direct-ph2/concepts/overview.html
※3:「Smart Data Platform」は、データ利活用に必要な収集・蓄積・管理分析におけるすべての機能をICTインフラも含めてワンストップで提供し、データ利活用によるDX実現を加速させるプラットフォームです。詳しくは下記Webサイトをご覧ください。
※4:AI顔認証モバイルゲートは、可搬式ゲートを製作・販売している株式会社クマヒラおよび株式会社熊平製作所、AI顔認証システムSAFRを提供しているリアルネットワークス株式会社と、NTTコミュニケーションズの4社の共同事業です。このソリューションは2024年度中にサービスを開始する予定です。詳しくは下記プレスリリースをご覧ください。
5Gと「docomo MEC™」で「AI顔認証モバイルゲート」の処理能力を23%向上(2022年12月)
∗ 「docomo MEC」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。
∗ 「MECダイレクト」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。