米国大手ITアドバイザリ会社のアジア太平洋地域通信事業者評価レポート「Magic Quadrant」において、「リーダー」に位置付け
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、米大手ITアドバイザリ会社ガートナー社が発行したアジア太平洋地域におけるネットワークサービスプロバイダを対象とする「Magic Quadrant for Asia/Pacific Network Service Providers」*1(*1)(以下、Magic Quadrant)において、ビジョンの完全性と実行能力に基づいた評価により、「リーダー」のポジションに位置付けられました。
「2011 Magic Quadrant for Asia/Pacific Network Service Providers」レポートは以下よりご覧下さい。
Magic Quadrantは、ガートナー社がサービスプロバイダーのビジョンの完全性と当該ビジョンの実行能力について調査し、評価するリポートです。「リーダー」のポジションは、選定されたサービスプロバイダーが、現在優れた業績を挙げており、将来性も非常に高く、市場の将来の方向性を決定付けるに足る優れた才能、能力、リソースを有していることを示します。
NTT Com グローバル事業推進部長、中田勝己は次のように述べています。「NTT Comが「リーダー」に位置付けられたことは、競争の激しいアジア太平洋市場において当社が代表的な企業であり、お客さまに評価されていることを裏付けるものと考えます。」
「NTT Com は「グローバルクラウドビジョン」のもと、ネットワーク/データセンターからサーバ/アプリケーションまでを、エンド・エンドかつワンストップで提供するグローバルシームレスなクラウドサービスの展開に積極的に取り組んでいます。今年は、待望していたアジアの主要拠点を低遅延でつなぐ新ケーブル(ASE)、シンガポールおよびマレーシアの新データセンターがサービス開始となります。昨年の東日本大震災やタイの洪水等の影響により、世界中のお客さまからBCP対策のご要望を頂く機会が増加しています。更に、スマートフォンやタブレット端末の普及が急速に進み、リモートアクセスのニーズが高まっています。新しいケーブルやデータセンターは、そうしたご要望にお答えする当社のクラウドサービスを更に後押しするものです。」
「この1年で、ITアウトソーシングサービスを提供するEmerio社をはじめとする買収企業との協業の実績も増え、より広範囲にわたってお客さまをサポートできる体制が整いました。お客さまにとってアジアの主要パートナーであり続けるため、当社は今後も、インフラやサービス強化への投資を続けていきます。」
政治・経済・文化のあらゆる領域でますます成長を続けるアジア太平洋地域において、NTT Com グループは引き続き、お客さまのビジネスを支える信頼性の高いICTサービスをご提供するべく全力で取り組んでいきます。
マジック・クアドラントは、個々の市場領域で活動しているベンダー各社の相対的な位置関係を明らかにすることで、その市場の現在の状態をスナップショットとして視覚的に表したものです。マジック・クアドラントでは、ビジョンや実行能力の高さに応じてベンダー各社が評価されます。均一な一連の評価基準に基づいて視覚的に表現することで、現時点における市場の状況と今後の方向性をひと目で分かりやすく示します。
http://www.gartner.co.jp/research/methodologies/research_mq.php
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関連リンク
- 2011年1月31日ニュース:アジア地域を高信頼でつなぐ「Asia Submarine-cable Express」の建設開始について
- シンガポール新データセンター(名称:シンガポール セラングーン データセンター)について
- マレーシアにおけるデータセンターの建設開始について
- Emerio社について
- グローバル総合ソリューション
*1:Gartner, Magic Quadrant for Asia/Pacific Network Service Providers, by To Chee Eng, Bjarne Munch, Vincent Fu, Kenshi Tazaki, 13 December 2011