2015年1月21日
米ガートナー社のグローバル通信事業者評価レポートにおいて
NTTコミュニケーションズが「リーダー」の評価を2年連続で獲得
NTTコミュニケーションズ(略称:NTT Com)は、米大手ITアドバイザリ会社ガートナー社が2015年1月14日に発行した、グローバルにネットワークサービスを提供する事業者を評価する「Magic Quadrant for Network Services, Global」*1 (以下、マジック・クアドラント)において、ビジョンの完全性と実行能力に基づいた評価により、その双方が高い「リーダー」のポジションに位置付けられました。
これにより、NTT Comは、2年連続でグローバルのネットワークサービスプロバイダーのリーダーと評価されたことになります。
1.ガートナー社「マジック・クアドラント」の概要
ガートナーのマジック・クアドラントは、特定の市場におけるリサーチの集大成であり、市場内で競合するベンダーの相対的な位置付けを広い視野から提示します。
「リーダー」のポジションは、今日の市場ニーズに対応する成熟した製品をリリースしており、市場が進化した場合でもリーダーの座を維持できるビジョンも明示しています。自社製品への集中的な取り組みと投資を通して、市場全体の方向性に影響を及ぼします。*2
なお、「Magic Quadrant for Network Services, Global」レポート(英語のみ)は以下よりご覧下さい。
http://www.gartner.com/technology/media-products/reprints/ntt_com/270193.html
2.NTT Comの最近の取り組み
NTT Comは、「グローバルクラウドビジョン」を基軸に通信事業者ならではの強みを活かしたクラウドとネットワークを一体的に提供、運用、保守できる「キャリアクラウド」を追求するとともに、ファクトリーモデルを導入し、全世界統一品質での先進的なサービスの機能拡充・エリア拡大をスピーディーに推進しています。2014年にはNFV(Network Function Virtualization)技術を活用し、WAN高速化装置やFirewall装置などを仮想化できる「Arcstar Universal One」の新機能や、ネットワークの仮想化を既存のWAN上で迅速かつ安価に実現できる「Arcstar Universal One Virtual」など、世界初となるサービスの立ち上げを実現してまいりました。
今後も、グローバルICTパートナーとしてお客さまの経営改革に貢献するため、NTT Comはグローバルネットワークサービス*3の拡大・高度化を実施していきます。
[免責条項]
ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング、又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するようテクノロジの利用者に助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチのオピニオンを表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。
関連リンク
*1:ガートナー「Magic Quadrant for Network Services, Global」Neil Rickard, Bjarne Munch、2015 年1月14日
*2:ガートナー「リサーチ・メソドロジ:マジック・クアドラント」
http://www.gartner.co.jp/research/methodologies/research_mq.php
*3:企業向けのオールインワンVPNサービス「Arcstar Universal One」などが含まれます。