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NTTコミュニケーションズ株式会社(本社：東京都千代田区、略称：NTT Com)は、セキュリティアプライアンスでシェア世界第1位^*のFortinet, Inc.(本社：米国カリフォルニア州サニーベール、略称：Fortinet)と協業し、お客さま企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤などに実装できるソフトウェア型セキュリティアプライアンスを、マネージドセキュリティサービスおよびクラウドサービスの一部としてワンストップ提供します。これにより、お客さまはIPSやフィルタリングなど基本的なセキュリティ機能をクラウドサービスとして利用でき、より迅速かつ柔軟なセキュリティ対策が安価に可能になります。

Fortinetのソフトウェア型セキュリティアプライアンスを用いたマネージドセキュリティサービスのワンストップ提供は、通信事業者やMSS事業者として世界で初めて実現します。

本機能は、NTT Comが展開する企業の基幹システム向けクラウドサービス「Bizホスティング Enterprise Cloud」のオプションとして2015年1月23日から、NTT Comが提供するマネージドセキュリティサービス「WideAngle」におけるお客さま企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤向け機能として、2015年度第1四半期から、提供を開始します。

1.背景

クラウドをはじめとする仮想化ICT基盤を活用する企業が増加している中で、利用時のセキュリティ対策も不可欠の要素となってきています。しかし、従来のハードウェア型セキュリティ機器による対策では、仮想化ICT基盤上で動作する業務システムに迅速かつ柔軟に対応できないなどの課題がありました。

こうした中、NTT Comは、Fortinetと協業し、業務システムと同じ仮想化ICT基盤に柔軟かつ低価格なセキュリティ対策を迅速に提供できる仮想環境向けマネージドセキュリティサービスを開発、提供することとしました。

2.概要

NTT Comは、お客さま企業のプライベートクラウド基盤やクラウド事業者のサービス基盤などの仮想環境向けに、基本的なセキュリティ対策である、不正侵入防御(IPS)・URLフィルタリング・WebやEmail向けアンチウイルス・スパムメール対策と、マネージドセキュリティサービスを組み合わせたワンストップサービスを提供し、迅速かつ柔軟なセキュリティ対策を実現します。

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＜特長＞

(1) オンデマンド提供で、セキュリティ対策の即時性と柔軟性を実現(別紙1)

今後拡充するセキュリティ対策も含めて、ポータルサイト経由でセキュリティ機能のON/OFF、セキュリティポリシーの設定変更をお客さま自身にて実施することが可能なため(セルフコントロール)、必要なセキュリティ機能を必要な時に利用することができます。推奨セキュリティポリシーもご用意しているため、専門的な知識がなくても、ご利用が可能です。

(2) コストを抑えながらのセキュリティ対策が可能に

個別導入すると高額になりやすい各種セキュリティ対策を仮想化してオールインワンパッケージとすることで、お客さまは資産を持たずして仮想環境のセキュリティを確保することができます。また、従量課金の料金体系によって、お客さまはオンデマンドな仮想環境同様、セキュリティについても「使ったら使った分だけ」の価格でご利用可能となります。

(3) 高度なマネージドセキュリティサービス

高度なセキュリティリスクアナリストのノウハウを結集した独自SIEMエンジンによる自動分析・レポーティングを提供し、これまでのマネージドセキュリティサービスで培ったノウハウにより、高度なセキュリティ対策を実現します。

さらに、お客さまによるセルフマネジメントを基本としますが、弊社のセキュリティエンジニアによる設定変更、管理をご希望のお客さまには、別にオプションとしてWideAngle MSSによる提供も可能としていきます。

3.提供価格

(1)BizホスティングEnterprise Cloud：

統合セキュリティアプライアンス(IPS/IDS、Webアンチウィルス、e-mailアンチウィルス、URLフィルタリング、スパムメール対策のセットメニュー)を同等機能と組み合わせた従来価格(ハードウェア型)と比較して、4分の1にて提供します。

Compact(スループット200Mbps)：月額98,200円

Large(スループット400Mbps)：月額167,800円

※初期費用は無料

(2)WideAngle：

個別見積とさせて頂きます。

4.提供開始日

(1)BizホスティングEnterprise Cloud：2015年1月23日開始

(2)WideAngle：2015年度第1四半期開始

5.提供範囲

(1)BizホスティングEnterprise Cloud：日本　※2015年度以降、順次海外展開予定

(2)WideAngle：日本、アジア、北米、ヨーロッパ

6.今後の予定

NTT Comは今後、ウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)のソフトウェア型セキュリティアプライアンス提供(2015年度第1四半期以降)やその他機能の拡充(2015年度第2四半期以降)を実施致します。

なお、既に提供しているハードウェア型セキュリティアプライアンスによる高可用性でスループット1Gb/sまで増速可能なBizホスティングEnterprise Cloudセキュリティオプションについても引き続き提供していきます。

7.Fortinet CEO Ken Xie(ケン・ジー)氏からのエンドースメント

「今回の協業によって、お客さまに対して、革新的なクラウドベースのセキュリティサービスを提供できることを大変嬉しく思います。これは私どもがNTTコミュニケーションズと約8年間にわたって培ってきたパートナーシップにおける一つのマイルストーンです。クラウドベースのサービスやインフラを利用する企業が増えるなか、機密情報などの重要な資産を脅威から守るためにセキュリティ機能を統合するニーズが強くなっています。両社のパートナーシップにより、今後もお客さまのご期待に沿えることを確信しています。」

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