2018年11月6日
「第12回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018」において『AI部門 総合グランプリ』など3賞を獲得
NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、特定非営利活動法人ASP・SaaS・IoT クラウド コンソーシアム(以下 ASPIC)が2018年11月6日に発表した「第12回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018」において以下の3賞を受賞しました。
AIを活用しビジネスシーンで実用的な翻訳機能を提供する「AI翻訳プラットフォームサービス “COTOHA Translator™”」が『AI部門 総合グランプリ』を、IoTを活用し社員の生産性向上を支援する「IoT System for Optimizing Buildings powered by Things Cloud®」が『IoT 部門 ASPIC会長賞』を、法人向けオンラインストレージ「Bizストレージ ファイルシェア」が『ASP・SaaS部門 ベストイノベーション賞』をそれぞれ受賞しました。
「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018」は、「社会に有益」かつ、「安心・安全」なサービスなどを表彰し、サービス事業者およびユーザ企業・団体の事業発展・拡大を積極的に支援するもので、7部門での受賞企業を決定します。
1. 受賞の内容
『AI部門 総合グランプリ』を受賞した「AI翻訳プラットフォームサービス "COTOHA Translator™"」は、最新のニューラルマシントランスレーション(NMT) ※技術と、NTTグループの強みである日本語解析技術、および株式会社みらい翻訳と国立研究開発法人 情報通信研究機構との共同開発による翻訳エンジンをコアとし、TOEIC 900点を超えるレベルの高精度翻訳を提供するサービスです。PowerPointなどのファイルをドラッグ&ドロップするだけで元のレイアウトのまま短時間で翻訳できるなど、ビジネスシーンでの実用的な翻訳機能を提供します(図1)。
グローバル化の進展に伴い、ニーズが高まっている外国語コミュニケーションの円滑化、翻訳作業の生産性向上などへの貢献と、それを実現するAIの技術力が高く評価され、受賞に至りました。
『IoT 部門 ASPIC会長賞』を受賞した「IoT System for Optimizing Building powered by Things Cloud®」は、ビル内の会議室、トイレ、エレベーター、レストランなどの空室/混雑状況をIoTを活用して可視化することで、施設の効率的な利活用、社員の生産性向上を支援するプラットフォームです(図2)。
今回、IoTを活用してビル内でのお客さまの課題を解決し、社員の生産性向上を支援する先進的な取り組みが評価され、受賞に至りました。
『ASP・SaaS部門 ベストイノベーション賞』を受賞した「Bizストレージ ファイルシェア」は、取引先とのファイル授受のすべてを解決する、法人向けオンラインストレージです。インターネットにつながれば自宅や外出先からもファイル共有が可能となり働き方改革にも貢献します。2018年7月にディザスタリカバリー機能をリリースし、万が一メインセンターが大規模災害などで故障した場合も遠隔地のバックアップセンターに自動で切り替えることで、より安全・安心してご利用可能なサービスとなりました(図3)。
今回、大規模災害時などにおいてもお客さまの事業継続を可能とする、革新性をもったサービスである点が評価され、受賞に至りました。
(図2)IoT System for Optimizing Buildings powered by Things Cloud®
(図3)Bizストレージ ファイルシェア
※図は、クリックすると拡大します
2.「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード」におけるNTT Comの受賞歴
2017年:『IoT・AI部門総合グランプリ』
『IoT・AI部門委員会賞』
2016年:『総務大臣賞』『IaaS・PaaS部門総合グランプリ』
『IoT 部門プラットフォーム分野グランプリ』
2013年:『データセンター部門総合グランプリ』
※: ニューラルマシントランスレーション(NMT)とは、脳の神経回路を模したニューラルネットワークを用いる機械翻訳技術です。膨大な対訳データを機械学習することで、高精度な翻訳を実現します。
* 記載されている会社名、製品名やサービス名は各社の登録商標または商標です。
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本件に関するお問い合わせ先
2018-R102