2019年5月31日
新幹線内の列車公衆電話サービスにおける一部誤課金について
NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)が新幹線の車内にて提供している「列車公衆電話サービス」において、一部の時間帯で誤った課金秒数が設定されており、該当の時間帯にご利用いただいたお客さまに対する誤課金が発生していたこと(以下 本事象)が判明しましたのでお知らせします。
お客さまには大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
サービスを利用されたお客さまに対してはご申告にもとづき、ご利用状況を確認の上、対応いたします。
1.本事象の概要
(1)対象路線
東海旅客鉄道株式会社 | :東海道新幹線 |
西日本旅客鉄道株式会社 | :山陽新幹線 |
(2)誤課金内容
新幹線の車内に設置されている列車公衆電話機から、午前6時から8時までの時間帯に発信した通話について、本来より0.5秒または1秒短い課金秒数で課金されておりました。
【 正 】
通話区分 | 距離 | 時間帯 (深夜・早朝) |
課金秒数 (以下の秒数ごとに10円) |
一般電話への通話 | 160kmまで | 23:00~8:00 | 12.5秒 |
160km以上 | 23:00~8:00 | 8.5秒 | |
携帯電話への通話 | ― | 23:00~8:00 | 12.5秒 |
【 誤 】(網掛け部分)
通話区分 | 距離 | 時間帯 (深夜・早朝) |
課金秒数 (以下の秒数ごとに10円) |
一般電話への通話 | 160kmまで | 23:00~6:00 | 12.5秒 |
6:00~8:00 | 11.5秒 | ||
160km以上 | 23:00~6:00 | 8.5秒 | |
6:00~8:00 | 8.0秒 | ||
携帯電話への通話 | ― | 23:00~6:00 | 12.5秒 |
6:00~8:00 | 11.5秒 |
(3)原因
電話交換機における設定誤りにより、本来深夜・早朝帯の料金を適用すべきところに、夜間帯の料金が適用されていたため。
(4) 対象金額:約19万円(1通話あたり10~20円程度)
弊社において確認可能な2009年2月以降の記録にもとづき累計で算出しております。
2.お客さまへの対応
お客さまからのご申告にもとづき、ご利用状況を確認の上、対応いたします。利用されたお客さまは、下記お問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
なお、東海道新幹線と山陽新幹線および、乗入れのある九州新幹線の料金について、夜間帯および、土日・祝日の課金秒数を深夜・早朝帯と同じ秒数へと改定したうえで、対象となる電話交換機の設定変更を実施することにより本事象の解消を図ることとします(別紙)。
料金改定および設定変更については2019年6月1日に実施します。
本件に関するお問い合わせ先
2019-R049