2019年6月17日
「カロリーオフセットプログラム by シャイニングアークス 2019」を実施
~「ジャパンラグビートップリーグカップ2019」5試合での選手・ファンの消費カロリーに応じて開発途上国へ寄付を実施~
NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)のシンボルチーム シャイニングアークスは、世界の食料問題の解決に取り組むNPO法人TABLE FOR TWO international(以下TFT)を通じ、6月23日(日)から7月19日(金)の間に行う計5試合において、選手・ファンの消費カロリーに応じて寄付を行い、開発途上国の菜園づくりを支援するプログラム「カロリーオフセットプログラム※ by シャイニングアークス 2019」(以下 本プログラム)をラグビーチームとして日本で初めて実施します。
1.本プログラムの目的
NTT Comグループは、グローバルに事業を展開するICT企業としてSDGsに賛同し社会課題の解決に貢献すると共に、「健康経営」を掲げて社員と企業の健全な成長にも取り組んでいます。その「健康経営」のシンボルチームであるシャイニングアークスは、これまでもさまざまな健康増進活動に取り組んできましたが、今回、スポーツの力を通じて社員だけでなく地域や社会全体の健康にも寄与していきたいという思いから、本プログラムに参画することとなりました。
今後もNTT Comグループは、ICT企業としての事業やシンボルチームの活動を通じて、社会課題を解決し、豊かな社会の実現に寄与していきます。
2.本プログラムの概要
対象試合において選手が試合で消費したカロリー、来場いただいたシャイニングアークスファンが応援し消費したカロリーに応じた金額を、開発途上国に寄付します。寄付金は、開発途上国での菜園づくりを通じて農業生産向上の支援やインフラ整備に利用され、自発的にカロリーを生み出すための支援に充てられます。
(1)対象試合:ジャパンラグビートップリーグカップ2019
6月23日(日) | 対 東芝ブレイブルーパス | 秩父宮ラグビー場 |
6月29日(土) | 対 宗方サニックスブルース | ミクニワールドスタジアム北九州 |
7月6日(土) | 対 九州電力キューデンヴォルテクス | 釜石鵜住居復興スタジアム |
7月13日(土) | 対 ヤマハ発動機ジュビロ | ヤマハスタジアム |
7月19日(金) | 対 NTTドコモレッドハリケーンズ | 万博記念競技場 |
(2)寄付金額
- 選手が試合にて消費したカロリー:1キロカロリーにつき1円を寄付
選手のカロリーは、ラグビーの統計的な運動量にもとづいて算出します。 - ファンが応援で消費したカロリー:200キロカロリーにつき5円を寄付
ファンのカロリーは、一律200キロカロリー(試合・人)として算出します。
3.コメント
■シャイニングアークス ゼネラルマネージャー 内山 浩文
シャイニングアークスは、ラグビーを通した社会貢献を行うカロリーオフセットプログラムに参画できることを大変光栄に思います。企業スポーツチームとして、ラグビー競技はもとより、ファン・サポーターと共に社会への貢献活動を推進していくことで、スポーツチームの更なる価値向上に貢献できると確信しております。グラウンドでお会いしましょう。
■TABLE FOR TWO International 事業開発マネージャー 張一華 氏
シャイニングアークスが、本プログラムを実施してくださることを、大変嬉しく思います。TFTのカロリーオフセットプログラムは、2014年に始まり、これまでに、野球、ゴルフ、サッカー、フィットネスの分野で、チームやサービス提供会社さまと一緒にプログラムを実施してきました。ラグビー分野からの参画は、今回が初めてです。ぜひ、ご家族やお友だちと一緒にたくさんの方にご参加をいただき、選手を応援してカロリー消費することで、開発途上国の子どもたちにカロリーと笑顔を届けられたら嬉しいです。
NPO法人TABLE FOR TWO International について
2007年10月設立。"TABLE FOR TWO"を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私たちと開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトの下、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントできます。これまで企業や官公庁、大学、病院など約720団体が参加。気軽に社会貢献とメタボ予防ができるという一石二鳥な取り組みが人気を呼び、約6,930万食を届けました。
http://jp.tablefor2.org/
※: カロリーオフセットプログラムとは、先進国の余分なカロリーを開発途上国で必要なカロリーに変換する日本初のプログラムです。健康を意識してカロリーを抑えている商品や、体を動かすことでカロリーを消費できる商品・サービス、およびイベント企画をお客さまが購入することで、カロリーをオフセット(「差し引き勘定」「埋め合わせ」)でき、売上の一部が寄付金となります。寄付金は、開発途上国での菜園づくりを通じて農業生産向上の支援やインフラ整備に利用され、自発的にカロリーを生み出すための支援に充てられます。http://jp.tablefor2.org/calorieoffset/
支援先としてケニア、タンザニア、マラウイ、エチオピアにて、農業支援プロジェクトを実施しています。支援先のひとつであるタンザニア ダルエスサラーム近郊の小学校に設置された学校菜園では、8~10種類ほどの野菜を栽培し、学校給食の材料として活用しています。生徒たちは、授業で野菜の栄養と食べ方について学び、6年生になると、班に分かれて菜園の手入れをするようになります。学んだ野菜の知識や農業技術を家で実践する生徒も出てきています。本プロジェクトを通じて、子どもたちや農家の知識向上に努め、いずれは学校・家庭で必要な食料を自ら賄えるようになることを目指しています。
本件に関するお問い合わせ先
2019-R053