2019年9月25日
NTTコミュニケーションズ株式会社
東日本旅客鉄道株式会社
「モバイルSuica」を活用した交通費精算サービス「Smart Go™」の提供開始
~交通費の精算を簡素化し社内の業務プロセスを変革~
2024年10月31日追記
「Smart Go™」は、2024年12月27日(金)に新規お申し込み受付終了、2025年4月25日(金)に提供終了します。長い間ご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:庄司 哲也、以下 NTT Com)は、東日本旅客鉄道株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:深澤 祐二、以下 JR東日本)の協力のもと、「モバイルSuica」※1を活用することで、交通費※2の精算を簡素化し社内の業務プロセスを劇的に効率化するサービス「Smart Go™」(以下 本サービス)を、2019年9月25日より提供開始します。
1.背景
業務で発生する交通費は、従業員が立て替えて、後から精算手続きを行う方法が一般的です。この場合、料金が少額であっても、従業員による申請、その上長によるチェックや承認、また経理担当による従業員個人口座への振り込み手続きなど、多大なコストが発生しています。
NTT ComとJR東日本は、デジタルトランスフォーメーション(DX)※3によって、立て替え払いとそれに伴う精算申請を簡素化し、企業内の業務プロセスを変革します。
2.概要
「Smart Go™」は「モバイルSuica」サービスとの自動連携により、精算業務の大幅な簡素化を実現します。とくに「モバイルSuica」へのチャージを法人用クレジットカードで行う場合には、立て替え払いの精算も不要となり、従業員の交通費精算業務をゼロにすることが可能です。
本サービスの導入企業は、モバイルSuicaの利用に伴う交通費精算について、従業員から同意取得したうえで、利用データを安全かつ確実に本サービスのシステムに反映させることができます。NTT Comがアカウントアグリゲーションサービス「Agurippa」※4で培った技術を活用し、JR東日本が本サービス専用に提供する「モバイルSuica」データ取得用のサーバーから自動で利用データを取得するため、申請漏れや記入ミスもありません。
3.提供開始日
2019年9月25日
4.今後の展開
本サービスの企業への導入を推進すると共に、業務の効率化による社員のワークライフバランスの向上に役立つ仕組みづくりに取り組んでまいります。
※1:モバイルSuicaは、携帯電話でSuicaの機能が使えるJR東日本のサービスです。交通系ICカードとして、電車の乗り降りや買い物に使うことができ、携帯電話の端末上からチャージ(入金)が可能です。
※2:JR東日本の鉄道だけでなく、全国のJR、私鉄やバス、タクシーなど、交通系ICカードに対応している交通機関はすべて対象となります。
※3:ビジネスのさまざまなプロセスにおいて、先進的なITテクノロジーを全面的に活用することで、ビジネスを根本から変革したり、新しいビジネスを創出したりすることを指します。
※4:アカウントアグリゲーションサービスとは、銀行の口座やEC(電子商取引)など、複数のオンラインサービスのアカウント情報を自動で取得・集約することにより、利用者の利便性を向上するサービスです。自動で記録ができるオンライン家計簿などに活用されています。「Agurippa」のサービス詳細は、次のURLをご参照ください。 https://www.ntt.com/business/services/application/crm-dm/agurippa.html
関連リンク
本件に関するお問い合わせ先
2019-R086