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2019年9月26日

オンデマンドでICTリソースのセキュアな相互接続を実現する「Flexible InterConnect」の提供を開始

~複雑なICT環境をポータルサイトからスマートに運用・管理~

NTTコミュニケーションズ(以下 NTT Com)は、お客さま拠点と、お客さまが利用されるさまざまなクラウドサービス、データセンターなどをオンデマンドでセキュアに接続可能な次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect」(以下 本サービス)の提供を、2019年9月30日より開始します。

NTT Comは、データによる企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「Smart Data Platform」を中核として、データ利活用ビジネスを推進しています。

本サービスは、「Smart Data Platform」におけるインターコネクト機能を担います。詳しくは、下記Webサイトをご参照ください。

「Smart Data Platform」のコンセプトページ https://www.ntt.com/business/sdpf/

1.背景

企業におけるICTの活用が進む中、業務で利用するICTリソースの数や種類も増加しており、複雑化した環境の効率的な運用・管理が課題となっています。

例えば、異なる事業者のクラウドサービスを併用するマルチクラウド環境や、クラウドサービスとオンプレミスサーバーを併用するハイブリッドクラウド環境の場合、接続するクラウドサービスごとにネットワーク回線やルーターなどの機器が必要となり、利用するサービスの増加に伴って導入の手間や管理コストも増大していきます。

NTT Comは、本サービスによってこのような課題を解決し、事業の急速な変化にも即応できる柔軟なICT環境を実現します。

2.概要と特長

本サービスは、お客さまが利用されているさまざまなクラウドサービスやデータセンターなどの間を閉域でセキュアに接続します。

このため、NTT Comのクラウドサービス「Enterprise Cloud」をはじめ「Amazon Web Services (AWS)」「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform™ (GCP)」などのクラウド間でセキュアなデータ流通ができます。また、これらのクラウドと、NTT Comのデータセンター「Nexcenter」および本サービス対応のお客さまデータセンター内にあるオンプレミスサーバーとの間でもセキュアなデータの流通が可能です。

さらに、その接続先や利用するネットワーク帯域、セキュリティ設定などを、ポータルサイトからオンデマンドで簡単に設定、一元的に管理することができます。

<サービス提供イメージ>イメージ

(1) 広帯域でセキュアな閉域接続

1つの物理ポートからさまざまなクラウドサービスやデータセンターと接続することが可能なため、接続先のクラウドサービスやデータセンターごとに回線を用意する必要がありません。最大10Gbpsの広帯域接続にも対応しており、セキュアで安定したデータ流通を実現します。

(2) 直感的なUIで一元管理

ポータルサイトから、接続先や利用するネットワーク帯域、セキュリティ設定などを一元管理することができます。ネットワークが正常に機能しているかどうかのトラフィック管理も行うことが可能です。複雑化したICT環境をシンプルでスマートに運用・管理することができ、IT担当者の負担を大幅に軽減します。

<ポータルサイトの画面イメージ (開発中)>
イメージ

接続先や利用するネットワーク帯域、セキュリティ設定などを直感的に把握

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ネットワークのトラフィック状況を一元管理

(3) 各種セキュリティやルーティング機能なども提供

オプション機能として、ファイヤーウォールやNATなどを、ソフトウェアコンポーネントとして提供します。専用機器の購入や設定が不要になり、ポータルで必要な機能を選択するだけで簡単に利用できます。

(4) 安心して利用できる上限付き時間課金

使用時間に応じて使った分だけ課金される時間課金のため、新規ビジネスをスモールスタートで始める際などに適しています。また、月額料金の上限が設定されているため、安心してご利用いただけます。

3.提供開始日

2019年9月30日

4.利用料金

詳細は、NTT Com営業担当者までお問い合わせください。

モデルケースの料金については、[別紙]をご参照ください。

5.今後の展開について

本サービスの接続ポイントについては、現在の東京に加え、大阪(2020年1月予定)をはじめとして、全国に増やしていくことでサービスの可用性を強化します。

また、本サービスによって接続できるクラウド事業者については、SaaSも含めて拡大し、その他にもソフトウェアコンポーネントの拡充、さまざまなネットワーク (「OCN」などのインターネットに加え、モバイルネットワークなど)への接続対応など、機能の強化に努めていきます。

なおNTT Comは、お客さまのDXを実現する「DX Enabler™」として、データを価値あるものとして活用するためのプラットフォーム「Smart Data Platform」の提供と、それにもとづくエコシステムの構築を通じ、社会課題の解決に取り組んでいきます。

今後も、安心安全なデータ利活用を実現する機能を順次提供していく予定です。

* 記載されている会社名、製品名やサービス名は各社の登録商標または商標です。

関連リンク

2019-R087

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