2020年10月13日
専門性を必要としないシンプルな操作であらゆる人がデータを利活用できるデータ分析・可視化サービス「Visual Mining Studio®」「TIBCO Spotfire®」「HyperIntelligence」を提供開始
NTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、株式会社NTTデータ数理システムが提供する「Visual Mining Studio®」、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供する「TIBCO Spotfire®」、マイクロストラテジー・ジャパン株式会社が提供する「HyperIntelligence」を活用したデータ分析・可視化サービス(以下 本サービス)を2020年10月30日より順次提供予定です。
本サービスの提供で、専門性を必要としないシンプルな操作により、あらゆる人がデータを利活用できるようにすることで、生産性や売上、顧客満足度の向上を実現します。
1.背景
日々変化するビジネス環境下での迅速な意思決定に向け、企業ではさまざまなデータを利活用する動きが高まっています。データ利活用では、収集・蓄積・統合したデータを活用できる形にするために、分析・可視化が欠かせませんが、専門的なスキルが要求されます。
これを解決するために、NTT Comは次世代プラットフォーム「Smart Data Platform(以下SDPF)」で提供するデータの収集(Flexible InterConnect※1)、蓄積(Enterprise Cloud Wasabiオブジェクトストレージ※2)、統合機能(インフォマティカソリューション※3)と連携する本サービスにより、専門的なスキルがなくてもデータの分析や可視化を可能です。これにより、ワンストップでデータにもとづいた意思決定による、生産性や売上、顧客満足度の向上を実現します。
<提供イメージ>
2.概要
本サービスは、専門性を必要としないシンプルな操作でデータ分析・可視化を可能とします。膨大なデータの中から法則を見つけ出す手法であるデータマイニングや、企業活動を通じて蓄積される膨大なデータを加工し業務や経営の意思決定に活用する手法であるBIを、ドラッグ&ドロップやGUI上の操作で簡単に活用することがきます。各サービスの概要は以下の通りです。
(1)「Visual Mining Studio®」の概要
プログラミング不要で、直感的なマウス操作により、データの前処理、データの関連性や似たもののグループ化、将来予測などができるデータマイニングサービスです。例えば、購買データをもとに、ある商品と同時に購入される頻度が高い商品を見つけ出すことで、売り場レイアウトの見直しを行うなどの意思決定を実現します。(提供予定日:2020年10月30日)
(2)「TIBCO Spotfire®」の概要
無機質なデータを瞬時にグラフや散布図などにビジュアル化できるBIサービスです。これまでは手作業によるデータの抽出や集計など作成の事前準備が必要であった解析レポートも、瞬時にビジュアル化できるため、稼働を削減できます。また、その場で操作を行うだけで、高度なデータ解析からグラフの項目や目盛りを自由に変更するなど確認したい情報をビジュアルで分かりやすく確認できるため、データにもとづいたより迅速な意思決定を実現します。(提供予定日:2020年10月30日)
(3)「HyperIntelligence」の概要
Webやメールなどのツール上で表示された顧客名や製品名などの文字情報にカーソルを合わせるだけで、関連するKPIや詳細情報をカード形式で表示できるBIサービスです。例えば、営業社員がお客さまに関連するKPIや詳細情報を瞬時に確認することができるため、より迅速かつ適切な対応が可能となり、お客さまとのビジネス拡大や満足度向上を実現します。(提供予定日:2020年度内)
3.お申込み方法および提供料金
NTT Com営業担当までお問い合わせください。
4.出展情報
2020年10月14日~16日に開催する「NTT Communications Digital Forum2020」にて、本サービスを紹介予定です。ログイン後の画面にて展示ゾーン「Smart Data Platform」をご覧ください。本サービスのデモもご覧いただけます。
会期:2020年10月14日(水)、15日(木)、16日(金)9:30~18:00
※講演・セミナーおよび展示は24時間いつでもご覧いただけます。
※社員とのインタラクティブなコミュニケーションは上記時間帯で可能です。
参加費用:無料
参加方法:事前登録が必要です。公式Webサイトよりお申し込みください。
公式Webサイト https://www.ntt.com/business/go-event
*記載されている製品名やサービス名は各社の登録商標または商標です。
※1:「Flexible InterConnect」は、お客さま拠点とお客さまが利用されているさまざまなクラウドサービスやデータセンターなどの間をセキュアにつなぎ、接続先や帯域、セキュリティ設定などのICT環境を一元管理することができる次世代インターコネクトサービスです。
※2:「Enterprise Cloud Wasabiオブジェクトストレージ」は、データ利活用に必要な大容量データをセキュアに保管できるストレージサービスです。
※3:「インフォマティカソリューション」は、さまざまなシステムに分散するデータの統合・管理を容易にするデータ統合ソリューションです。
(参考)
NTT Comは、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)に必要なすべての機能をワンストップで提供する「SDPF」を中核として、データ利活用ビジネスを推進しています。
「Visual Mining Studio®」「TIBCO Spotfire®」「HyperIntelligence」は、データ分析・可視化機能として「SDPF」を構成します。「SDPF」の詳細については、下記ウェブサイトをご参照ください。
https://www.ntt.com/business/sdpf/
関連リンク
本件に関するお問い合わせ先
2020-R084