2024年4月18日
NTTコミュニケーションズ株式会社
「経済産業省 特許庁 知財功労賞」において特許庁長官表彰(オープンイノベーション推進企業)を受賞
ドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開するNTTコミュニケーションズ株式会社(以下 NTT Com)は、経済産業省 特許庁が2024年4月18日に開催した令和6年度「知財功労賞」表彰式において「特許庁長官表彰(オープンイノベーション推進企業)」を受賞しました。
NTT Comは事業共創プログラムなどを通じて、さまざまな企業の皆さまとともに、新規ビジネス創出や新技術の社会実装に向けた共創活動に取り組んでいます。今回、オープンイノベーションを目的とした全社施策や共創を促進する知財活動について高く評価いただき受賞に至りました。
1.知財功労賞とは
「知財功労賞」は、経済産業省 特許庁が、知的財産権制度の発展および普及・啓発に貢献した個人や、制度を有効に活用し円滑な運営・発展に貢献した企業に対して、毎年4月18日の「発明の日」に経済産業大臣表彰および特許庁長官表彰を行う制度で、1987年(昭和62年)に創設されました。
2.評価のポイント
今回、評価いただいたポイントは以下の点です。
- お客さまやパートナーの皆さまと新たなコンセプトを創り、社会実装をめざす事業共創プログラム「OPEN HUB for Smart World」と、スタートアップとの新規事業創出をめざすオープンイノベーションプログラム「ExTorch」の2つのプログラムを中心に共創活動に取り組んでいる点。また、両プログラムにおいて知財担当者が初期の段階から参画、活動している点。
- 「OPEN HUB for Smart World」では、デザイナーやビジネスプロデューサーなど、各分野における社内外の専門家「カタリスト」が約700名在籍しており、共創案件の推進をサポート。知財担当者も知財分野のカタリストとして、知財情報を活用したアイディエーションの展開や個別プロジェクトへの参画など、独自性の高いビジネスアイデアの創出を支援している点。
- 「ExTorch」において、プログラム始動直後から知財担当者がスタートアップのCEOや社員と対話を行い知財の観点で共創活動を支援しており、共創の成果物の帰属は一律とはせず、スタートアップ側の意向に沿って柔軟に決定している点。
3.NTT Comの知財活動に関する取り組み
NTT Comでは、知財活動において、お客さまやパートナー、スタートアップと共創エコシステムを構築することで、事業活動を支援しています。お客さまやパートナーとの共創活動では、知財担当者も早期に関わり付加価値の高いビジネスモデルを知財により保護することで、社会実装と競争力の獲得に貢献しています。スタートアップとの共創活動では、知財担当者も伴走支援することで、安心感を醸成し、スタートアップの強みをさらに引き出してイノベーションの加速や質の高い事業創出を支援しています。
また、出資における評価を知財観点による独自の分析手法で実施し、出資への成功確度を高め、出資先の事業成長を後押しします。
4.今後について
NTT Comは、今後も知財活動に関する取り組みを通じ、さまざまな企業の皆さまとともに、新規ビジネス創出や新技術の社会実装に取り組んでいきます。
5.OPEN HUBイベント:【OPEN HUB×住友商事MIRAI LAB PALETTE コラボ】知的財産×ビジネス創出セッション
今回受賞した知財活動に関する取り組みに関連して、以下のイベントを開催します。
ご興味がありましたら、お申し込みください。
日時 :2024年4月25日(木) 18:00~20:00
タイトル:【OPEN HUB×住友商事MIRAI LAB PALETTE コラボ】
知的財産×ビジネス創出セッション
登壇者 :特許庁 I-OPENプロジェクトファウンダー/STUDIO POLICY DESIGN代表理事
橋本 直樹氏
NTT Com Chief Catalyst /Service Coordinator 松岡 和
お申し込み:下記URLよりお申し込みください。
https://openhub.ntt.com/event/8480.html
NTTドコモ、NTT Com、NTTコムウェアは、ドコモグループの法人事業を統合し、法人事業ブランド「ドコモビジネス」を展開しています。「モバイル・クラウドファースト」で社会・産業にイノベーションを起こし、すべての法人のお客さま・パートナーと「あなたと世界を変えていく。」に挑戦します。
NTT Comは、事業ビジョン「Re-connect X®」にもとづき、お客さまやパートナーとの共創によって、With/Afterコロナにおける新たな価値を定義し、社会・産業を移動・固定融合サービスやソリューションで「つなぎなおし」、サステナブルな未来の実現に貢献していきます。
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2024-R042