仕事先、宿泊先の非常口やAEDの位置を確認
出先や出張先は、土地勘がないことも多いので、事前に避難経路などについて確認しておきましょう。
冨川「出先や出張先では、必ず、非常口とAEDの位置を確認するようにしましょう。また、余裕があれば電話ボックスの場所やそのエリアの避難所の位置なども確認しておくと、いざという時に役立ちます」
■外出・出張先に持っていくもの
□モバイルバッテリー
□健康保険証・マイナンバーカード
□薬(持病、アレルギー、頭痛薬など)
□生理用品や携帯ビデ
□コンタクトの人はメガネ
□携帯用トイレ
□現金
車に一通りの防災グッズを積んでおく
■車に積んでおきたいもの
□水
□カーチャージャーやソーラー充電器
□クッキーやビスケットなどの非常食
□タオルや毛布などの防寒具
□ハンディファンなどの熱中症対策
□携帯用トイレ
■情報収集ツール
□携帯用バッテリー
□ソーラー充電器
□ポケットwifi
■入れておきたいアプリ
□緊急地震速報通知アプリ
□災害情報
□ラジオアプリ
□シェアサイクル
川や海の近くであれば高台の位置や行き方を確認
ハザードマップで出張先の危険度を確認する余裕があれば事前にチェックしておくと安心です。また、避難所の場所や、高台の場所を確認しておくことも大切です。
冨川「出張や外出時に、大雨やゲリラ豪雨、台風の警報が出ていないかどうか確認し、予報に応じて携行品も見直しておきましょう」
避難情報についても見逃さないようにしたいところです。
冨川「近年のゲリラ豪雨や大雨による水害などでは、『まだ大丈夫だろう』と思っていても、一気に床下浸水して逃げられなくなるケースも少なくありません。避難に関する情報が発信されたら、注意を向けて、早めの避難を心がけましょう」
2021年の5月に避難情報に関するガイドラインが改定されています。警戒レベル4の「避難指示」が出た時は必ず避難するようにしましょう。
充電器やwifiは常に携帯する
土地勘のない地域や出張先で災害に遭った時に頼りになるのはやはり、インターネットやラジオによる情報収集です。
冨川「情報検索にはスマホが必須です。スマホの充電が切れることがないよう、外出時や出張先では携帯式充電器を必ず携行するようにし、必要なアプリは事前に入れておくようにしましょう」
■情報収集ツール
□携帯用バッテリー
□ポケットwifi
■入れておきたいアプリ
□緊急地震速報通知アプリ
□災害情報アプリ
□ラジオアプリ
□シェアサイクル
災害時の会社や家族との連絡について検討しておく
外出先や出張先で災害が発生したら、まず身の安全を確保します。無事に避難できてから、会社や家族に連絡をとりますが、事前に、連絡方法を会社や所属する部署やチーム、家族とすり合わせしておくと慌てずに済みます。
冨川「SNSに書き込むことを家族やチームにシェアしておく、災害用伝言サービス171を使えるようにしておくなど、災害時の対応についてあらかじめ検討しておきましょう」
この記事はドコモビジネスとNewsPicksが共同で運営するメディアサービスNewsPicks +dより転載しております。
取材・文:MARU
イラスト:アベナオミ(『全災害対応!最新子連れ防災BOOK』より引用)
デザイン:山口言悟(Gengo Design Studio)
編集:岩辺みどり
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