産業機器や建設機械、車両、各種センサーなどの機器が人手を介さずに別の機器、あるいはサーバーなどと通信を行い、データの収集や交換などを行う通信をM2M(Machine to Machine)と呼びます。
M2Mで利用される通信形態にはさまざまなものがありますが、一般的に広まっているのは携帯電話網を利用して通信を行う形です。回線を敷設する必要がない携帯電話網であれば、さまざまな場所にある機器でM2M通信を実現することができます。
昨今ではM2M通信に特化した通信サービスも続々と登場しています。M2Mは一般的な通信よりも送受信するデータ量が少ないことから、帯域幅や送受信可能なデータ量を制限する代わりに低コストで提供されている通信サービスもあります。