データ駆動型とは、データを元に次のアクションを決めたり、意思決定を行ったりすることです。似た用語としては、要求をきっかけにアクションや意思決定を行う要求駆動、特定のイベントが発生したときにアクションを行うイベント駆動があります。
もともとデータ駆動型という用語は計算機科学の世界で使われているものでしたが、その後プログラミングやビジネスの領域でも使われるようになりました。
ビジネスにおいては、事業を取り巻くさまざまなデータを意思決定に活用する、といった意味合いでデータ駆動型の用語が利用されるケースが一般的です。昨今ではITやデジタルテクノロジーの進展により、さまざまなデータを取得できるようになったことから、ファクト(事実)であるデータを元に意思決定を行う動きが広まっています。
CPSによるデータ駆動型社会の概念図:参考イメージ
出典:2015年5月 経済産業省「CPSによるデータ駆動型社会の到来を見据えた変革」