広島市にある3か所の訪問看護ステーションを中核に、介護事業と医療サービスを展開する株式会社あすかは、領収書をOCR機能で読み取り、そのデータで経費申請書が簡単に作成できる「マネーフォワードクラウド経費」を導入。活用する訪問看護スタッフは所属している訪問看護ステーションに行かなくてはならなかった経費申請書の提出が、タブレットのボタンをタップするだけになり、業務負荷が軽減した。
また、使っている会計ソフトと「マネーフォワードクラウド経費」がCSVで連携しているので、仕訳データがそのまま会計ソフトに取込める。手打ちでの入力作業が大幅に減り、経理処理の工数を劇的に削減できた。
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導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
---|---|---|---|
1 | 訪問看護スタッフは自宅から直接訪問先を回る勤務形態だが、経費申請書を提出する際には時間を割いて訪問看護ステーションへ行かなくてはならなかった。 | 1 | 「経費申請」ボタンをタップするだけで経費申請書の提出ができる。訪問看護スタッフは経費申請書の提出のためだけに訪問看護ステーションに行くことがなくなった。 |
2 | 経費申請書は手書きで作成していたので、領収書から金額を書き写す際の誤記や合計金額の計算ミスがないよう、何度も確認する必要があり手間がかかった。 | 2 | OCR機能が紙の領収書を読み取ってデータ化。そのデータで経費申請書が簡単に作成でき、経費の合計金額も自動で計算される。 |
3 | 経理担当者には、訪問看護スタッフ全員の経費を会計ソフトに手打ちで入力する作業があり、大きな負担になっていた。 | 3 | 使用している会計ソフトとCSVで連携しているので、「マネーフォワードクラウド経費」の仕訳データが10分ほどで取込める。 |
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お客さまの声
【導入のきっかけ】
訪問看護の経費精算が訪問看護スタッフと経理担当者の大きな負担だった
あすかには40人を超える訪問看護スタッフがいて、それぞれが1日4~5件訪問しています。訪問看護スタッフのなかには子育て中の人もいますので、柔軟な働き方ができるよう全員にタブレットを配布し、訪問看護ステーションに立ち寄らなくても、電子カルテの記入や業務報告書の作成ができるようにしています。
しかし、経費の精算については経費申請書を提出する必要がありますので、訪問看護スタッフは月末になると時間を割いて訪問看護ステーションへ行かなくてはなりませんでした。それにその経費申請書は手書きで作成していましたので、1か月間にたまった領収書1枚1枚の内容と金額を書き写し、合計金額を計算していました。書き写す際の誤記や計算ミスがないよう、何度も確認していましたので、とても手間がかかっていました。
また、経理担当者には、訪問看護スタッフ全員の経費を会計ソフトに入力する作業があります。以前はその作業が手打ちでしたので1週間くらいかかっていました。
【導入効果】
領収書の内容をデータ化し、経費申請書を簡単に作成、会計ソフトとのCSV連携で、経理処理の工数が劇的に削減
紙の領収書をタブレットで撮影すれば、「マネーフォワードクラウド経費」がその内容をOCR機能で読み取ってデータ化してくれます。そしてそのデータで経費申請書が簡単に作成できます。経費の合計金額も自動で計算されますので手間がかかりません。経費申請書の提出も、「経費申請」ボタンをタップするだけになりました。そのおかげで訪問看護スタッフは訪問看護ステーションに立ち寄る回数が減り、働き方がさらに柔軟になりました。
また、「マネーフォワードクラウド経費」は使っている会計ソフトとCSVで連携していますので、経費の入力作業が10分ほどでできるようになりました。部門別会計にしているため、オリジナルの科目コードと連携するか不安でしたが、導入時にCSVデータの出力項目をオプションでカスタマイズしてもらい、スムーズに取込むことができます。
「マネーフォワードクラウド経費」の導入で、経理処理の工数が劇的に削減できました。
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導入システム
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導入サービス
株式会社あすかさま
業種 | 医療・福祉 |
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エリア | 中国 |
従業員数 | 51名~300名 |
事業概要
2008年設立。訪問看護、居宅介護支援、児童デイサービスなどを展開。心と想いを届ける在宅介護と訪問看護を提供している。また、2013年からは、生活介護事業も開始し、その後、分社してグループ会社「株式会アベニール」を設立した。
※ 掲載内容は2019年8月取材時点の情報です。