有限会社 大西海ファームさま

人工知能で牛の発情を検知
安定した繁殖管理を実現

Farmnote Color

動画で見る

このページのトップへ

導入前・導入後の比較

導入前の課題 導入後の成果
1 新事業として繁殖牛の飼育をスタートしたが、経験者がいなかったため、すべて手探りだった。 1 「Farmnote」と「Farmnote Color」を導入し、牛の行動を見える化。1年で10頭の牛から100頭へと規模拡大するなかで安定した繁殖管理を実現
2 台帳管理により、常に牛の状態を把握することが大切だが、繁殖牛の飼育経験がなくどのような台帳を作ればよいかわからなかった。 2 データによる台帳管理を行うことにより、従業員全員で情報共有でき、業務の引継ぎもしやすい
3 発情のタイミングを見逃してしまった場合、次の発情期まで受精ができない。1回見逃すと約3万8,000円(※)のロスに。 3 牛に発情兆候があらわれると、スマートフォンに通知。発情の見逃しを防止し、コストロスを回避できる

※ 黒毛和牛の場合

このページのトップへ

お客さまの声

【導入のきっかけ】
繁殖牛の飼育事業を、なんとしてでも成功させたい

肉牛部門 場長 山田 康弘氏 肉牛部門 社員 大石 はるか氏 肉牛部門 社員 久原 雅史氏

当社はこれまで、養豚事業を中心に行ってきましたが、新たな試みとして、繁殖牛の飼育事業をはじめました。まずは10頭の繁殖雌牛を、1年で100頭まで増やすことが目標。しかし、当初は牛の繁殖の経験や知識がある者がいなかったので、すべてが手探りでした。

牛の繁殖において、最も大切なのは発情タイミングを見逃さず、受精させること。もしも見逃してしまった場合、次の発情期までの約21日間は受精ができません。その間にも飼料代、人件費などがかかるため、1回見逃すと約3万8,000円(※)のロスになるといわれています。そのために、きちんと台帳管理を行って1頭1頭の飼養状況や健康状態を記録することが重要なのです。

ただ、経験のない私たちにはどのような台帳を作ればよいかも、わかりませんでした。そこで牛の活動をデータで管理できる「Farmnote」と「Farmnote Color」を導入しました。

※ 黒毛和牛の場合

【導入効果】
人工知能が牛の活動データを分析し、発情兆候を検知

人工知能が牛の活動データを分析し、発情兆候を検知

人工知能(AI)を搭載した「Farmnote Color」を牛の首に装着し、牛の活動状況をリアルタイムに取得。そのデータは「Farmnote」に蓄積されていきます。活動量・反芻時間・休憩時間を計算し、グラフで表示。データを人工知能が分析し、発情が起こりそうな牛を検知し、発情タイミングや授精適期を示してくれます。実際に発情兆候があらわれると、スマートフォンに通知。畜舎に職員がいない夜間などの時間帯でも状況がわかるので、見逃し防止に役立っています。従業員は飼養状況や健康状態をいつでもどこでも入力でき、全員で情報共有。業務の引継ぎもしやすいです。

「Farmnote」と「Farmnote Color」の導入により、安定した繁殖管理を実現。目標の繁殖雌牛100頭まで増頭することに成功しました。次の目標は300頭です。今後も積極的にIoT技術を活用しながら事業拡大を図っていきたいです。

このページのトップへ

導入システム

このページのトップへ

導入サービス

Farmnote Color

リアルタイムに収集した牛の活動情報を人工知能で解析し発情兆候をスマートデバイスに通知する、最適な飼養管理を実現できるソリューションです。

Farmnote Color について詳細を確認


有限会社 大西海ファームさま

業種 農林水産
エリア 九州・沖縄
従業員数 1名〜50名

事業概要

1998年設立。長崎県西海市に大規模な養豚農場を持ち、徹底した衛生管理のもとで育てた「SPF豚」を生産。年間約3万4,000頭を出荷している。2017年1月より新たな事業として繁殖牛の飼育事業を開始。現在繁殖雌牛100頭の増頭に成功している。

※ 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。

※ 画面はイメージです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。


関連リンク

注目の導入事例 最新のビジネスソリューション・ICT活用事例をご覧いただけます

このページのトップへ