湘南鎌倉総合病院は、外国人患者専門の相談窓口「国際医療支援室」を設置し、外国人の方があんしんして医療を受けられる体制を築いている。通訳できる職員に加えて「みえる通訳 for ビジネスプラス」を搭載したタブレットを配置し、通訳不在の夜間や休日の診療に活用。外国人患者とのスムーズなコミュニケーションを実現している。
導入前・導入後の比較
導入前の課題 | 導入後の成果 | ||
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1 | 国際医療支援室の通訳スタッフが不在となる休日や夜間は、通訳の対応力を強化することが求められていた | 1 | 通訳不在時は、タブレット画面を介してオペレーターと通訳できる「みえる通訳 for ビジネスプラス」の導入で解決 |
2 | 電話による通訳サービスも活用していたが、医療スタッフと患者が発言するたびに携帯電話を持替える必要があった | 2 | 大画面のタブレットの長所を活かし、患者はもちろん付き添いの家族も参加できるのでスムーズに会話できる |
3 | 利用時間に応じて料金を払う従量課金制ではなく、利用時間を気にせず、手軽に使える通訳サービスを求めていた | 3 | 「みえる通訳 for ビジネスプラス」は定額制なので、利用時間を気にすることがなく、日常会話でも使えて便利 |
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お客さまの声
「通訳オペレーターが画面に映るのであんしんして話せる」
当院は観光地の鎌倉に近いこともあり、年々、外国人患者の来院が増えています。2012年、外国人患者によりよい医療を提供するために「国際医療支援室」を設置。同室の職員は通訳や診療予約などをするコーディネート業務を担っています。
ただ、課題もありました。それは通訳が不在になる平日夜間や休日の対応と、平日でも通訳が対応できないほど多くの外国人患者が来院することでした。
そこで2016年7月に「みえる通訳 for ビジネスプラス」を導入しました。選んだ理由は対応言語が英語、中国語、韓国語、タイ語、ロシア語と多く、24時間365日対応できることと、タブレットに映るオペレーターの顔を見ながら話せることです。現場の医療スタッフもあんしんして使えると喜んでいます。「みえる通訳 for ビジネスプラス」は医療ツーリズムを推進する当院にとって欠かせない存在です。
「定額制なので日常会話にも活用。細やかな医療ができる」
当院では「みえる通訳 for ビジネスプラス」を搭載したタブレットを総合受付に設置し、要請があれば救急外来や入院病棟に持ち出し、医師や看護師などが外国人患者の診療に活用しています。タブレットと「みえる通訳 for ビジネスプラス」の組み合わせがよいのは、付き添いの家族も会話に参加できることです。料金も定額制なので利用回数や利用時間を気にせず使え、体調確認などの日常会話にも活用。外国人患者があんしんして受けられる医療の実現に貢献しています。
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導入システム
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導入サービス
医療法人 沖縄徳洲会 湘南鎌倉総合病院さま
業種 | 医療・福祉 |
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エリア | 関東・甲信越(その他) |
従業員数 | 1,001名以上 |
事業概要
全国66病院を含む280余りの医療施設を運営する徳洲会グループの基幹病院。「生命だけは平等だ」との理念を掲げ、誰もが最善の医療を受けられる社会をめざす。医療ツーリズムを推進し、外国人患者を積極的に受け入れる。
※ 導入事例内に表記している金額は、取材当時のものです。
※ 掲載内容は2022年7月以前の情報です。